トップページ山行リスト(日付)>956m峰・大杉山・馬草山_記録20060610


956m峰・大杉山・馬草山

 山行日
2006年6月10日(土)   晴後曇  単独行
 コース
玄倉(8:11)〜(9:37)西丹沢県民の森入口(9:50)〜(11:20)950m圏峰(11:31)〜(12:10)956m峰(12:38)〜(13:47)845m峰(13:50)〜(14:03)大杉山(14:15)〜(15:41)馬草山(15:53)〜(16:45)中川温泉(ぶなの湯)(18:22)〜(18:27)中川
 今回の山行は、
  (1)前回、巻いてしまった馬草山の山頂に立つ
  (2)大杉山から中川温泉の迷いやすいルートを再度検証
を目的にどこか適当なルートがないか探していましたところ、大杉山の北部、956m峰に目がいきました。
 956m峰へのルートをいろいろ調べ、西丹沢県民の森の方から登れる情報をキャッチし、いざ実践。
 帰宅後、s-okさんの記録を何気なく見ましたら、県民の森から956m峰への記録があり、ビックリ。それも登り口は、全く同じの山の神の祠からで、二度ビックリ。やはり、ここもs-okさんの足跡があったかと、時間が経つにつれ、驚きから感動の心境になりました。
 山行内容は、以下を読んでいただければ、と思いますが、注意したいのは、
   大杉山から中川温泉へのルートにおいて
   ・前回のように親切なピンクのテープがなかった。
   ・葉が繁り、周囲が見えなくなっていた。
等(詳細は、文末)ということで、初めて歩く場合、迷わず歩けるか、一抹の不安が残りました。
 なお、956m峰付近には、予想外にブナが多く、思わず撮影に時間を費やしてしまいました。このあたりのブナは、立ち枯れもなく、元気な姿だったのが、印象的でした。


 出発前夜は、ドイツワールドカップが開幕した時だった。開幕試合もついつい見てしまったため、睡眠不足状態で、自宅を出発。既に陽は、高い。今日の天気は、よさそうである。
 いつものように御殿場線から降りて、谷峨には、7:37到着。バスの出発までには、9分程の時間があることを知っていたので、ゆっくりと駅舎を通り過ぎていたら、バスがやってきた。時計を見るとまだ7:40である。
 慌ててバスに乗り込む。何で、こんなに早く来たのか、わからないまま、玄倉に向かう。

 7:58、玄倉で下車したとき、バスのフロントガラスのところに「増発」の札が立ててあったのを発見。臨時便だったから、定刻より早くバスが来たことに納得。
 バス停前の自販機で、缶飲料を買って飲んでいると、本来の定時バスがやってきた。もう既にツツジの時季は、過ぎたと思うのだが、新松田からの登山者は、増えているようだ。
 8:11、玄倉を出発。気がつけば、周囲に誰もいなかった。
[玄倉バス停にて]

 玄倉林道を歩いていく。大型ダンプが、何台か背後から追い越していく。
 まだ、体が慣れていないようで、歩くスピードが、いつもよりも遅く感じる。
 8:49、立間大橋。陽は、照り出しているが、道は、木立のせいで、日陰となり、歩きやすい。
 
 緩い登り坂となっている車道を歩いていく。崖側には、白い小花(ウツギ?)が、ところどころ咲いていた。
 9:13、この沢が弥七沢だなと思いつつ、ここから左手の斜面に注意しながら歩いていく。
 9:24、左手に山道を見る。立札があり、「注意 この先行き止まり。この径路は、林業用径路で登山道ではありません」と書かれてあった。
 予定通り、山神の所から登るつもりであったため、ここはパスする。(帰宅後、s-okさんの記録を見たら、s-okさんもここを通過されていた。)

 9:35、左手に鳥居と山神の祠を発見。事前の情報だと、もっと弥七沢寄りだと思ったのだが、実際には、西丹沢県民の森の入口だった。
 「西丹沢県民の森」というカンバンを遠くに見ながら、スパッツを足に取り付ける。
 9:51、山神に参拝して、祠の左側を登っていく。道らしい道は、なかったが、歩きやすい所を選んで、登っていく。とは言え、殆ど直登である。

 10:04、シカ柵にぶつかる。ここは、左側にシフトして行かざるをえない状況となる。結局、遠回りになるが、シカ柵沿いに歩いていく。
[山神の祠]

 10:30、シカ柵が終了するが、まだ登りは、続く。(写真下)
 しかしながら、ここからは、非常に歩きやすい傾斜で、シカの踏跡が目立った。
 
 10:41、小ピークに到着。ここで、少し休憩。1/25000地形図で、770mぐらいの地点だ。この先は、ヤセ尾根になっている。いつの間にか晴れていた空が、雲に覆われていた。
 10:52、出発する。
[シカ柵が終了すると歩きやすい尾根となる]

 10:57、南側の尾根と合流する小ピークに到着。背の低い赤頭黒杭がポツンとあった。
 また、細い幹には、境界見出標の赤札が掛かっていた。ここから北に向かって歩きだす。

 11:01、平坦な歩きから、950m峰の登りにかかる。
 そんなに歩かれていないせいか、ルートがはっきりしない。とにかく上に登っていけばよいので、ガムシャラに直登していく。
[南側の尾根との合流点]

 11:20、950m圏峰に到着。ピーク近くにあった1本のブナの幹が印象的だった。
 早くもペットボトル1本めを空にする。
 時折、涼しい風が吹く。ザックを下ろした背中にとって、心地よい風だ。
 地図を見て、この先を予習。ここからは、それほどアップダウンもなく、956m峰に到着できそうだ。
 11:31、出発。
 ピークの下り斜面が終わると、フラットなヤセ尾根が続く。 
[950m圏峰]

 11:50、956m峰の手前にて、自然のままのブナ林が現れる。写欲の湧き出る光景だった。(写真下)
 ここで、中型カメラを取出し、カメラと三脚を担いで、周囲を歩き回る。ブナは、まだ新緑の葉をつけており、明るい緑が印象的だった。結局、この場所を12:06まで、ウロウロする。
 その後、フラットな歩きということもあり、カメラを肩に担いだ状態で、進んでいく。
[956m峰の手前にて]

 12:10、956m峰(と思われる)ピークに到着。中川温泉側から見ると、このピークは、結構、とんがったように見えるが、ピークに実際、立つと、広場のようである。ここもブナやその他の大木が目立った。ブナの名所である大丸や石棚山稜には、登山道の両側に柵ができてしまい、ブナに対し、自由に近づけないようになってしまった現在、このようにブナに近づいて撮影できるのは、貴重である。
 12:38、一通り撮影を終了し、出発する。
[956m峰にて(1)] [956m峰にて(2)]

 12:54、尾根伝いに歩いていく。境界見出標と赤頭黒杭が目立つ。
 しかし、このあたりは、なかなか感じのいい山歩きである。
[尾根伝いに歩いていく]

 12:59、小ピークに到着。1/25000地形図上での810m地点のようだ。
 ここで、東側の尾根に渡るということを確認するため、地図を見ていると、下の方から鈴の音が聞こえてきた。その音は、だんだん大きくなっていく。すると中高年のオジサンが一人、登ってきた。鈴の音の主だった。挨拶をして、すれ違う。
 ここから、進むべく方向の山々を木立の間から眺めると、大杉山は、まだまだ遠いことがわかる。これから通っていく手前の尾根すら、遠く感じてしまう。
 13:02、小ピークを出発。
 下っていくと、13:06、鞍部に着く。ここから再度、登り返して、小ピークに立つ。このあたりでもまだブナの木が目立つ。
[小ピークにて(振り返って撮影)]

 13:20、急な下りに遭遇。(写真下)
 たいして距離は、なかったが、砂地であるため、滑りやすい分、スリルがあった。
[急な下り]

 13:31、小ピークに到着。(地図上では、845mピークのひとつ手前のピーク)
 ザックを下ろして、小休憩。ここで、昼食用の菓子パンを食べる。今日は、なかなか昼食をとる余裕がない。
 南側には、木立の向こうに大杉山が見える。ようやくここまで来たかという感じだ。
 13:43、出発。
[845m峰手前の小ピークにて休憩]

 13:47、845m峰に到着。標高845mという割には、ブナの木が目立つ。
 振り返ると、登ってきた方向に赤ペンキがやたらと付いている。これは、大杉山側から登ってきた場合、誤って北西側の尾根に進まないようにするためのようだ。
 13:50、出発。
[845m峰にて]

 845m峰を振り向いて撮影。(写真下) このあたりは、自然林のままということもあり、歩いていて、とても気分が良い。また、道も明確なのが、有り難い。
 この後、ヤマツツジが何箇所か、咲いているのを見かける。
 13:57、登り道となる。

 14:00、ゆっくり、斜面を登っていくと、右手前方が植林であることに気がつく。
 さらに進んでいくと、登りは、緩やかになり、正面に大規模な植林帯が見えてきた。よく見ると、見覚えのある大杉山のピークだった。
[845m峰を後にする(振り返って撮影)]

 14:03、大杉山のピーク(三角点)に到着。
 前回は、団体さんがいたため、賑やかだったが、今日は、誰も見かけない。前日、ここでも雨が降ったのか、地面が濡れたような色をしている。
 この後、東側に少し歩き、植林の間から視界の広がる広場に向かう。広場からは、何やら稜線が見える。最初は、ガスに覆われていたが、だんだん姿が見えてきた。調べると、檜岳山稜だった。ここからの檜岳山稜は、標高が高く、立派に見える。
[大杉山の三角点にて]

 14:15、中川温泉に下るべく、大杉山を出発する。
 三角点の位置から、西の方に向かって歩いていく。前回は、ピンクのテープが結ばれていたが、今回、そのようなテープは、見つけることが出来ず、代わりに黄色いポリ系テープを見つけた。(写真下)
 西側に進んでいくと、もう一箇所、黄色いテープを発見。しかし、その先から黄色いテープは、無かった。ここから先は、テープに頼らず、地図を読取る力だけで、下りのポイントを見つける必要がある。
 植林の斜面を下っていく。地面には、枝打ちした小枝が広がり、人の踏跡もはっきりしない
[山頂付近の植林内に黄色のテープがあった]

 注意深く、前回下ったルートを思い出し、植林帯の右寄りにわずかな踏跡を見つけ、急な斜面を下っていく。(写真下左)
 途中、植林の幹に赤いテープを発見。(写真下右)
[植林内を下っていく(振り返って撮影)] [赤いテープ]

 植林内の急な下りを終えたところで振り返る。(写真下) ここは、前回でも撮影した地点だ。
 このあたりは、下っていく時、植林の右端を歩いていくようになる。
[急な下り(振り返って撮影)]

 14:32、ようやく下りきったところに赤頭白杭の「水源の森林 神奈川県No.898」に出会う。
 ここは、左側:植林、右側:湯ノ沢源頭の崖である。
 その境界をまっすぐ下っていく。
[植林とガケの間を下っていく]

 14:40、左手の植林もその先が、崖となる。また、右側は、相変わらず、沢の源頭部で崖である。しかし、正面に赤テープがぶら下がっている。
 よくよく前方を見ると、前方にヤセ尾根が見える。ここは、本来、尾根が続いていたが、右側の湯ノ沢が一部、尾根を崩した形になっている。
 ちょっと左側に下って、慎重に進んでいき、前方の尾根に乗る。
[一瞬、どの方向に進むべきか、迷いそうになる箇所]

 尾根伝いに下っていく。
 14:47、ケルンを発見。前回よりも右寄りに移動されているのを確認する。(実は、このケルンを移動させた人を知っている)
 なんでここにケルンがあるのか、わからないが、とにかく前に進んでいく。(左の小尾根を下らないようにする)
 直進する方向に赤のポリ系テープが、あった。(あまり目立たないが)
[ケルンは、右側にシフトされていた]

 14:52、赤頭白杭の「水源の森林 神奈川県No.048」に出会う。
 前回では、このあたりから馬草山や世附権現山などが眺められたのだが、手前の木々に葉がついた今回では、殆ど見えない状態となっていた。

 ここからの下りも間違えやすい箇所だ。ここは、少し、左前方に下っていく。直進していくと別の尾根に乗ってしまい、湯ノ沢方面に下っていくことになる。

 左前方に下っていくと、黄色のポリ系テープがあった。左側に急斜面を見るように下り続けると、その後、透明のポリ系テープ、赤のポリ系テープを見る。このあたり、地面が一部砂地となる。
[水源の森林No.048]

 15:03、ロープのある箇所に出た。(写真下左) 目を水平に持っていくと、前方に世附権現山が見える。(写真下右)
 ここでロープを使いながら、下っていく。1本めのロープが終わると、すぐさま、2本めのロープがある。
 2本めのロープを下っていき、ロープ終端まで行くと、右前方に赤頭白杭「水源の森林 神奈川県No.044」が見える。その杭を目標に進んでいく。

【補足】

 その杭に向かう途中で、振り返って見ると、2本めのロープの先に3本めのロープがあることを発見した。(以前、教えてもらったことがあるので、今回、注意深く見ていたら、見つけることができた)3本めのロープを使ってさらに下ると、植林帯にぶつかるが、この場合は、植林帯の中に入らず、植林帯の右端(植林帯を左に見る)を歩くようにする。そうすると、前述の赤頭白杭のNo.044の先と合流する。
[ロープのある場所に出た] [そこで、世附権現山を眺める]

 15:10、赤頭白杭「水源の森林 神奈川県 No.044」に到着。この杭の右側は、湯ノ沢の源頭部で、急斜面となっている。

 この杭のちょっと先で、右手の急斜面の途中の木立(3、4本)に何故か、黄色いテープが巻かれてあり、そちらがルートか?と思えてしまうが、どう見ても、右手の急斜面は、危険地帯。地形図で確認してもルートとは思えない。しかし、何故、黄色いテープがあるのだろうか。謎である。
[水源の森林No.044 右側(写真では奥)は、沢の源頭部の急斜面]

 赤頭白杭「水源の森林 神奈川県 No.044」からは、左が植林帯、右が沢の急斜面となっているが、その急斜面に転落しないように植林帯と急斜面の間を進んでいく。(写真下)

 15:20、前方が、植林一帯となる。1/25000地形図上での馬草山南東面の平坦な地形の入口である。
[植林と急斜面の間を進む]

 前方が植林となっても、湯ノ沢の急斜面からあまり離れないように植林の右端を歩くべきである。
 しかしながら、植林一帯のちょっと入り込んだ所に黄色いポリ系テープがあった。これは、どういう意味でこんな所に付けてあるのか、わからない。初めて通る場合、かえって悩んでしまうのでないだろうか。(テープは、その一箇所だけで、それ以外には、見つからなかった)

 撮影のために少し左の植林の中に入り込んでみた。(写真下) 植林の密集度が高く、付近の山すら、見えない状況である。これで、ガスが発生したら、ちょっと怖い。
 このあたりは、枝打ちがしてあり、小枝があたり一面に落ちている。このため、人の踏跡もはっきりしない。これも迷いやすい要因の一つだ。
[迷いやすい植林の中(撮影のために少しだけ入り込む)]

 馬草山(692m峰)は、北東に延びているため、やがて、馬草山の斜面にぶつかる。
 斜面の先を見上げる。10分も登れば、登りきるかな、と思えるぐらいの高さである。
 その斜面を直登していく。このあたりは、注意してみると踏跡が、少し残っている。

 半分ぐらい登った所で、踏跡は、東側にトラバースするように続いている。前回は、ここで、そのトラバースした道を進んだが、今回は、馬草山ピークも目標なので、そのまま直登していく。
その分岐点で振り返り、登ってきた方面を撮影したのが(写真下)である。
[馬草山の斜面を半分程度、登った所(振り返って撮影)]

 15:34、正面の馬草山の斜面を登りきる。する北西側の視界が広がり、箒沢権現山などが見えた。
 ここで、ピークのある南西方向の進路を意識しながら、シカ柵沿いに進んでいく。(写真下) すると、この先、さらに一段高くなっている所があることがわかった。ここまで来たら、とにかく、より高い所へと、足を運んでいく。
[馬草山の肩を南西に向かう]

 15:41、ここがピークかなと思った所が案の定、頂上だった。(写真下左)
 また、手前の木には、馬草山と書かれたテープが巻かれてあった。(写真下右)
 既に上空は、完全な曇りで、出発した時の天気からは、考えられない状況である。
 頂上で立ったまま休憩していると、雨がポツポツと降ってきた。このため、急遽、ザックカバーを取り出す。結局、誰にも会わず、15:53、出発。
[馬草山頂上にて] [馬草山の手書き山頂標識]

 北西面の斜面を一気に下っていく。さらに北西方向に下っていくと、急斜面になっていきそうだったので、下りながら右へ少しシフトしていく。
 雨は、もう止んでいた。
[馬草山頂上から北西側の植林帯を下っていく]

 16:00、前方に薄暗い植林帯に入る。その手前で、左方向を見ると、そこだけ、明かりが入っていた。ちょっと気になったのでデジカメで撮影。(写真下)
 
 薄暗い植林帯には、やたらとテープがぶら下がっていた。ここが一番迷いやすい箇所なのだろうか。しかし、ここは、前回、通った記憶があるため、簡単に山道を見つけることができた。
 4/22の時は、このあたりで、団体さんが正面から現れたと書いたが、まさに団体さんは、馬草山ピークから今回のように下ってきたのだと知る。
[植林帯内のスポットライト]

 ここまできたら、前回と同じルートなので、精神的にも落ち着く。
 馬草山の斜面(植林帯)を斜めに下っていく。(写真下)
 このあたりは、道がはっきりしている。
[植林帯の下り(振り返って撮影)]

 眼下に中川温泉街の屋根が見えてくると、ゴールも近い。
 16:30、ついに温泉宿の前に出た。ここで、スパッツやザックカバーを外す。(〜16:38)
 車道に出た後、このままバス停に行くことも考えたが、やはり、この時季は、汗だくの体なので、温泉(ぶなの湯)の方に足を向けた。

 16:45、ぶなの湯に入る。風呂から上がって、缶ビールを飲み、至福の時間を過ごす。時間があるので、マッサージ機(有料:10分間100円)を初めて利用したが、これは、クセになりそう。
 18:22、中川発の最終バスにあわせて出発する。なんと小雨が降っていた。
[中川温泉街を歩く(振り返って撮影)]

 傘を差しながら、坂道を登っていき、中川バス停に到着。バス停には、同じようにぶなの湯で一風呂浴びたグループ3人がバスを待っていた。
 18:38、定刻通りバスは、出発し、帰宅の途につく。
 [中川バス停にて最終バスを待つ]


 今回歩いてみて、大杉山〜中川温泉間は、4月の時よりも、さらに道に迷いやすくなっていることに気がつきました。
 ・前回(4/22)には、あった親切なピンクのテープがなかった。
 ・葉が繁り、周囲が見えなくなっていた。 
 ・大杉山三角点から中川温泉方面に下る最初の下り地点が、わかりにくい
   ・・・ マークが減っていた
 ・植林帯は、枝打ちの結果、小枝が地面一帯に広がり、人の踏跡もわからない。
   ・・・ 馬草山南東の植林帯の平坦部あたり
 ・誤った(別の目的?)箇所に黄色いテープがある。
   ・・・ 湯ノ沢源頭部の急斜面方向
 ・正しい進路方向以外にも進めそうなルートがある。
   ・・・ ケルンのある箇所、「水源の森林 神奈川県No.048」地点など。
など。
 前回にも報告しましたが、そもそも、このあたりは、
 ・沢と尾根が入り組んで、複雑な地形をしていること
を十分考慮しておく必要があります。

 【補足】
 弥七沢ノ頭の場所については、諸説あり、ここでは、弥七沢ノ頭という名称は使用しませんでした。
 ちなみに西丹沢頂稜河川土地名称図では、弥七沢ノ頭は、950m圏峰を指しています。



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。