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大山

 山行日
2007年12月2日(日)       晴      単独行
 コース
ヤビツ峠(8:58)〜(10:02)大山(10:17)〜(12:18)下社(12:23)〜(女坂)〜(12:48)大山寺〜(女坂)〜(14:07)追分〜(14:22)大山ケーブル
 昨年の今日、実は、Uクンと大山に登っております。早いもので、あれから1年経ちました。昨年の大山寺の紅葉(真っ赤なモミジ)が忘れられなく、今年も見物しようと出かけてきました。
 事前の紅葉情報をネットで調べて見ますと、ややピークを過ぎたような報告が出ております。さて、実際のところは、如何に?
 詳細は、以下をご覧下さい。


 小田急秦野駅で下車。
 バス停に向かうと、7:40。本当は、7:35のヤビツ峠行き1番バスに乗る予定だったのだが、自宅からの最寄の駅で、1本電車を乗り損ねてしまった。結局、その後の電車接続が悪く、この結果に。
 まあ急ぐ旅でもない、ということで、ヤビツ峠行きのバスの列に並ぶ。前には、7,8人といったところか。これならば、座っていけるだろう。隣の蓑毛行きの列には、結構、登山者が並んでいる。最初からヤビツ峠から歩くつもりではなく、蓑毛から歩く予定なのだろうか。
 7:50発の蓑毛行きバスは、多くの登山者を乗せて発車していった。

 次のヤビツ峠行きバスは、8:18発。気がつけば、後ろに多くの登山者が並んでいる。1台のバスでは、キツイと見たのだろうか。どうも臨時便が出るようだ。結果的に8:14発の臨時便に乗車。ちょっぴり待ち時間が短縮できた。
[秦野駅バス乗り場にて] [バス停に熊注意の看板]

 ヤビツ峠、8:53着。
 ヤビツ峠に用意してあるマイカー駐車場は、既に満車状態。人気のある場所だと、つくづく思う。
 8:58、出発。
[ヤビツ峠にて]

 ヤビツ峠でバスから下車した登山者は、表尾根方面か、大山方面か、殆どの登山者が、この2コースに振り分けられるが、今回は、大山方面に向かう登山者が多く見受けられた。
 この辺の広葉樹は、既に落葉しており、冬景色になっていた。
[落葉した木々の間を行く]

 9:24、春岳山への分岐点を過ぎ、前方を見上げると、大山の山頂は、ガスに覆われてる。(写真下) こりゃ、頂上に登っても何も見えないかな〜と思いながら、一歩一歩登っていく。

 山道の左右がササになってくると、見晴らしのいい崩壊地も近い。
 9:48、崩壊地の上に出た。ここからは、富士山や丹沢山塊が見渡せる絶好のビューポイントなのだが、今日は、富士山も三ノ塔、二ノ塔すら見えない。
 そんな訳で、2,3分の休憩後、出発する。
[大山山頂は、ガスに覆われる]

 9:51、下社からの山道と合流。(写真下)
 今日は、それほど汗もかかず、いいペースで登ってきた。ここから、もうひと踏ん張りで、山頂だ。
[下社からのルートとの合流点]

 9:59、鳥居をくぐって、ご神木に到着。
 周囲は、ガスに包まれ、やはり、視界は、閉ざされていた。
[大山山頂のご神木(2代目)]

 奥の院(山頂)に向かう。ここで、小休止。(10:02〜10:17)
 何やら後が賑やかだなと思ったら、団体さんが山頂に到着したところだった。(写真下)
 まだ食事には早いということで、ペットボトルで水分補給した後、下ることにした。
[山頂にて団体さん到着]

 先ほどの合流点を今度は、左(下社方面)に進む。
 
 10:35、ベンチ通過。(写真下)
 今回は、結構、登ってくるハイカーが多い。家族連れが目立つ。そう思っていたら、次から次へとハイカーとすれ違う。いったい何人とすれ違ったのだろう。これだけ登ってくると、山頂は、相当混雑する筈だ。やはり、神奈川県で一番、登られているのは、ここ大山だろうか。大倉尾根も多い時は多いが、家族連れがこれだけ来る分、大山の方が多いとみた。
[下社に向かう]

 16丁目に到着。ここは、蓑毛越と下社との分岐点。昨年は、ここを蓑毛越に向かった。今年は、下社へ。ここもハイカーが数多く休憩していた。

 途中、中高年ご夫婦と話した後、歩き始めたら、ストックの先のゴムを紛失しているのに気がつく。
 外れたら、音ですぐ気がつくので、すぐさま引き返して探していると、すれ違った中年女性のグループのお一人から、
 「ありましたよ。これでしょ。」
と、少し戻った所で、声を掛けてくれた。
 お礼を言って、先端ゴムを受取る。う〜む。多くの登山者とすれ違うのも悪くは無い。
[16丁目(蓑毛越との分岐点)]

 急な階段を下れば、下社というところまで来ると、前方に真っ赤なモミジを発見。ここで、ザックから中型カメラを取り出し、三脚をセットして撮影開始。ここで、30分以上、撮影に時間を費やす。
 階段を下っていく途中で、撮影。(写真下)
[下社直前にて紅葉したモミジ]

 下社は、紅葉目当ての行楽客も多く、賑やかだった。
 この辺りの紅葉は、まだ見頃だった。ホッと安堵。久々にレンズを2本、担いできた甲斐があったというもの。
[下社を振り返る]

 下社から少し下ったと所で、色鮮やかな紅葉を発見。(写真下)
 一瞬、陽が差したこともあり、より一層鮮やかな色となる。
[紅葉に間に合った(振り返って撮影)]

 その後、女坂を下っていき、期待大の大山寺に向かう。
 大山寺の前からその先の階段を見下ろすと、真っ赤なモミジが、目に入った。
 だが、残念ながら、去年の時の印象の方が強かった。今回は、太陽が雲に隠れてしまい、色の鮮やかさが出ていなかった。
[大山寺] [大山寺でのモミジ]

 大山寺の階段下から、振り返って撮影。(写真下)
 光が当たっていないものの、今年も、真っ赤なモミジに出会えて大満足。ここでも、カメラを三脚にセットして撮影。(13:00〜13:20)
 しかしながら、モミジの木付近に電線が張られてあり、ちょっと撮影には苦労する。この電線は、おそらく11/17〜11/25間の紅葉ライトアップのために使用された電線ではないかと思われる。
[大山寺を階段下から振り返る]

 大山寺の階段下を振り返って撮影。(写真下)
 階段下は、観光客の記念撮影場所で賑わう。老若男女、日本語の他、中国語の会話も聞こえる。
[観光客も多い(振り返って撮影)]

 大山寺から先に進むと、モミジの枝が垂れ下がっていた。
 先ほどのような真っ赤ではないが、いい色を出している。(写真下) (ここでもカメラを三脚にセットし撮影)

 追分方面への一本道を下っていく。左手のケーブルカー側にガサガサとの音がしたかと思うと、シカ3頭が全力疾走で、追分駅の方に下っていった。
 余程、人間が怖かったのだろうか、シカがあんなに速く走ったのを見たのは、初めてだった。(シカを下社より下側で見たのは、おそらく初めて)
[いろいろなモミジが]

 男坂と合流し、前方の谷間が見えた。このあたりの高度が、紅葉のピークのようだ。
 土産物屋や旅館が並ぶ小道を下っていく。
 まだ、14時過ぎということもあり、すれ違う観光客も多い。
 
 途中で、柿を購入。(300円)
 ザックの中にいれると、出発時よりも重くなってしまった。
[大山ケーブルバス停方面を望む]

 14:22、大山ケーブルバス停に到着。(写真下)
 左手に見事な紅葉が。

 バスがちょうど発車するところだった。だが、今日は、臨時バスが出ているようで、10分間隔で運行していた。おかげで本来、次のバスは、14:42発なのだが、14:32の臨時便に乗車。
 こうして今回の山行も帰路につく。
 [大山ケーブルバス停]


 前半の山頂からの風景は、残念ながら、写真になりませんでしたが、後半の紅葉は、どうにか間に合いました。なんだか毎年、このシーズンには、訪れることになりそうです。

 本当は、大山ケーブルバス停を通過し、さらに歩き続け、良弁堂や良弁滝などを見学するつもりでいました。そのため、「史跡と文化財のまち いせはら」伊勢原教育委員会社会教育課(平成13年3月発行)という本まで持参していたのですが、今日は、撮影に時間を使い過ぎました。また、別の機会に訪れようと思っています。



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。