トップページ>山行リスト(日付)>三ノ塔・ヨモギ平_記録20081103
ヤビツ峠(8:25)〜(8:46)富士見橋(8:51)〜(9:45)二ノ塔(9:47)〜(10:03)三ノ塔(10:13)〜(11:15)ヨモギ平(12:37)〜(13:33)BOSCOオートキャンプベース(13:55)〜(14:07)門戸口(15:07)〜(15:36)ヤビツ峠 |
先週の白馬尾根で、予想外の紅葉に遭遇しました。それは、丹沢が久々に見せてくれた巣晴らしい紅葉でした。そんな訳で今回は、紅葉狙いで、標高1000m弱のヨモギ平を訪問。 (中型カメラ、三脚も持参しました) ヨモギ平は、これで3回目でしたが、秋の訪問は、初めてでした。
さて、今回の紅葉は?
詳細は、以下をご覧下さい。 |
7:28、秦野駅で下車。急いでヤビツ峠行きのバスに向かう。目的のバスに乗るも、すでに満員状態。だが、そこに同じ電車からの登山者が乗り込んできて、バス車内は、さらにギュウ詰め状態になった。 バスは定刻通り、秦野駅を出発。(7:35) 蓑毛を過ぎると、どこか登り口になりそうな所がないか、新しい林道が出来ていないか等、注意して外を眺める。そんな訳で、退屈はしない。 ...でも、平凡な植林帯の斜面などを真剣に見る姿は、他人から見たら、ものすごく不気味だと思う。
8:17、ヤビツ峠到着。
ロータリー中央のモミジが紅葉し始めていていたので、思わず、近づいてパチリ。(写真下) 朝食用のオニギリを食べた後、出発。(8:25) |
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[ヤビツ峠にて] |
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歩き始めて、正面にヨモギ平の紅葉を眺める。(写真下左:左上手前にヨモギ平のピーク) 山腹は、植林帯だらけだが、ピーク周辺は、紅葉しているのが、わかった。これは、先が楽しみと一人ほくそ笑む。 だが、上空は、完全に厚い雲に覆われ、先週以上に暗く感じる。これでは、紅葉の鮮やかさは、出てこないなと、撮影に一抹の不安あり。 ...せっかく中型カメラを背負っているのに。
8:46、富士見橋。(写真下右)
暑くなり、ウィンドブレーカを脱ぐ。後ろからは、ドドッと登山者が続いていた。...結構、若い人が多い。
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[ヨモギ平の紅葉] |
[富士見橋] |
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林道を渡り、左手に植林帯を見ながら、登山道を辿る。以前、この左手にシカ柵があったような記憶があるのだが、すでに植林が成長したためか、今は見当たらない。 右手の植林帯からは、チェーンソーの音が。よく見たら、二人の作業員が伐採中だった。
岳ノ台を振り返る。(写真下) すっかり、秋だな〜と思える、この気温の低さ。汗をそれほどかかない、快適な登りだ。 |
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[二ノ塔への登り(振り返って撮影)] |
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9:45、二ノ塔頂上に到着。(写真下) あいにく富士山は、頭を雲に隠しているような姿だった。ちょっと残念。
デジカメ撮影後、すぐさま、出発する。 |
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[二ノ塔にて] |
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10:03、三ノ塔到着。 ここまで登ると、風が冷たく感じる。
富士山は、頭が雲に隠れてイマイチだったが、表尾根方面には、雲がなかった。
10:20、お地蔵さんのところを直進し、ヨモギ平に向かう。 途中、急な斜面の下りに入る前に右手からの踏跡が合流していた。
(このまま下っていくと、水沢資材運搬路のヘアピンカーブあたりに続くルートだと推定) この方向に少し進んでみる。
すると、木立の向こうに二ノ塔のピークが見えた。 デジカメ撮影後、来た道を引き返す。 |
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[三ノ塔のお地蔵さん] |
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引返した後、ヨモギ平に向かって下っていく。
こんな急な下りだったっけ?と自問しながら進む。2年前の記憶は、完全に飛んでいた。
途中、紅葉に遭遇し、思わずデジカメ撮影。(写真下左)
どんどん下っていき、最低鞍部の少し手前で道標を見る。(写真下右)
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[紅葉の向こうに塔ノ岳] |
[道標あり] |
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待望のヨモギ平に到着。 中高年の団体さんとすれ違う。元気に三ノ塔に向かって行く後姿を見送る。
あたりをグルリと見渡す。周囲が全て紅葉している木とは、限らなかった。よく見ると、モミジ系なのにまだ緑のままの木が、何本かあった。ここは、木によってだいぶ紅葉するタイミングが異なるようだ。まずは、デジカメで撮影する。だが、やはり、思った以上に暗い。その後、三脚を取り出し、中型カメラをセットする。撮っては歩き、撮っては歩きの繰り返し。 だが、先週の紅葉と比べて、今日のは、彩度が低かった。ちょっと残念な思い。
・ヨモギ平の紅葉1
・ヨモギ平の紅葉2
・ヨモギ平の紅葉3
ヨモギ平のベンチに腰掛け、休憩。ここで、昼食とする。周りに人影は、見えない。風の音もない、静かなひとときだった。ここ、ヨモギ平で、ヨモギ蒸しパンを食べる。...昨日、スーパーで発見。 食べている間、パラパラと雨が降ったが、すぐに止んだ。天気予報では今日、曇だったが、雨の予報はなかったので、ちょっとビックリ。
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[ヨモギ平のベンチにて] |
[ヨモギ蒸しパン] |
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雨が降ってくるかもしれないと思い、諸戸のキャンプ場(BOSCOオートキャンプベース)に下ることにした。自然林の中を歩いた後、大きなカーブを描きながら、植林帯を下っていく。
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[キャンプ場に向かう] |
[植林帯を下る] |
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13:21、キャンプ場に出た。(写真下) 今日は、連休最終日ということで、キャンプ場を訪れている人も、まばらだった。 |
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[キャンプ場に出た] |
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キャンプ場の受付の前を通りすぎようとすると、ビール類の自販機を発見。
今日は、気温がそれほど高い訳ではなかったが、誘惑に負け、購入。受付横のベンチに腰掛け、一気に飲む。飲んだ後、キャンプ場受付の若い男性と、しばし談話。 キャンプ場にあるニジマスの釣堀のことや、木製のベンチや、キャンプ場料金のことなど、和やかな会話が弾む。 結局、この場を去ったのは、13:55。長居をしてしまった。 |
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[キャンプ場受付にて] |
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車道に出てヤビツ峠側に向かう。 門戸口にある「気まぐれ喫茶」に今回、初めて立ち寄る。(14:07) 店内には、女性ジャズボーカルの音楽(これには、理由があるのだが)が流れ、ちょっと丹沢の山中にいることを忘れてしまうような雰囲気だ。 コーヒーを注文する。 ここの店は、以前から知っていたのだが、いつも素通りしていた。詳細を知ったのは、この店のママさんのブログ「お山のママのきまぐれブログ」を見始めてからだ。そんな訳で今回、寄ってみようと思った。 店内に置いてあったジャズ音楽の専門誌swing journalを手に取ったり、ママさんとジャズについて会話をしたりしていたら、いつの間にか1時間が経過していた。
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[きまぐれ喫茶] |
[コーヒーを注文] |
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店を出て、すぐ裏のキャンプ場を横断し、沢沿いの山道を進む。 ヤビツ峠への近道なのだが、道は荒れている。時々、ルートを見失うが、ピンクのテープが誘導してくれた。
急な登りもないまま、ヤビツ峠の駐車場に出た。(写真下)
この先が、バス停だ。 バス停には、既に10人ぐらいの登山者がバスを待っていた。(15:36)
バスは、15:51発。であれば、バスに乗って帰るかと、軟弱な判断。 |
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[ヤビツ峠の駐車場に上がる] |
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帰りのバスの車中から、一瞬、富士山が見えた。
急停車で、頭を窓ガラスにぶつけながらも撮影した、貴重な1枚。(写真下) ...最後の最後で、富士山の姿が見れたことに感謝。 こうして、今回の山行も無事、幕を閉じた。 |
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[帰りの車窓から] |
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今回は、正直言って、ヨモギ平の紅葉は、暗すぎて、撮影もイマイチでした。 それよりも、三ノ塔から少し下った所で、寄り道して眺めた二ノ塔ピーク&三ノ塔斜面の紅葉の方が、印象的でした。二ノ塔・三ノ塔といいますと、何となく植林の山というイメージがありますが、見る場所が異なれば、自然林の多い山であることを改めて認識しました。
また、帰り際に寄った「きまぐれ喫茶」も、ちょっとモダンな雰囲気で居心地のよい場所でした。また、立ち寄ってみたいと思っています。
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※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。
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