トップページ>山行リスト(日付)>塔ノ岳・鍋割山・櫟山_記録20090101
大倉(8:10)〜(9:30)戸沢出合(10:00)〜(11:00)水無本谷F5の上(11:05)〜<木ノ又新道>〜(12:55)木ノ又小屋(13:45)〜(14:18)塔ノ岳(泊) 塔ノ岳(8:17)〜(8:59)大丸〜(9:10)小丸(9:19)〜(9:43)鍋割山(11:28)〜(12:11)後沢乗越〜(12:45)栗ノ木洞(12:49)〜(13:01)櫟山(13:10)〜(13:51)送電線鉄塔(新秦野線38)(13:54)〜(14:21)559m峰〜(14:41)567.7m峰(14:46)〜(15:13)中山峠(15:16)〜(15:58)上公民館前 |
正月登山は、いつもの通り、塔ノ岳での一泊山行です。中型カメラを背負い、夕日と朝日を撮影するのが常となっています。
昨年は、政次郎尾根を登って塔ノ岳に向かいましたが、今年は、木ノ又新道を経由し、周囲の光景を眺めながら登ることにしました。
また、2日目も最近、恒例となりました鍋割山へ。
今回は、その後、中山峠まで南下しました。このルートは、2001年以来です。
詳細は、以下をご覧下さい。
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今年も初日の出を小田急電車の中から拝む。 7:50、渋沢から大倉行きのバスに乗車する。車内は、10人程度の登山者の姿。 8:01、大倉着。
デジカメ撮影後、ベストを脱いだり、新聞をザックにしまい込んでいたら、いつの間にか人影が消えていた。さすがに、元日に登るような人たちは、山慣れた人たちのようだ。 こちらも8:10に出発する。 |
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[大倉バス停前]] |
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戸川林道を行く。他に歩いている登山者は、いないようだ。 この林道、今回初めて気がついたが、殆ど日陰だった。だが、凍っている箇所もなく、安心して歩ける。 時折、自家用車が追い抜いていく。
9:30、戸沢休憩所に到着。まだ時間は、たっぷりある。ゆっくり休憩。 下山してきた登山者の方から話を聞く。 「初日の出は、どうでしたか」 「いやー、よかったですよ。カメラマンも多くいました。ですが、寒かったですね〜。」 今年も、初日の出は、巣晴らしかったようだ。
10:00、休憩所をスタート。戸沢、水無川本谷と渡り、書策新道の看板へ。(写真下右)
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[戸沢にて] |
[書作新道へ] |
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源次郎沢を渡り、源次郎沢と本谷の間の尾根に入る。
沢登り用の源次郎沢入口の道標を横に見て、尾根を登っていく。(写真下左)
植林帯の中は、ジグザグ路であっても、きつい。息が切れる頃、源次郎尾根の分岐点を通過する。この尾根を登ったのは、確か去年の5月だった。 (写真下右) 今回は、このまま書策新道を進む。ここから先は、本当に久々だ。
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[源次郎沢入口の道標] |
[源次郎尾根入口(左が源次郎尾根)] |
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トラバース路が続く。....苦手な右側が谷 ところどころで、道が崩れている。....落葉で滑りそう |
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[トラバース路が続く] |
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右手前方に滝が見えた。(写真下左)
よく見ると、その左岸の岩場にクサリが見える。本谷F5だ。 だとすれば、本谷を横断するのも近いなと思いながら進むと、目の前にロープが張ってある箇所に遭遇。
山道は、完全に崩れていた。どうやら簡単には行かせてくれないようだ。 ちょっとロープの位置が高いのではないかと思いつつ、最初の一歩に緊張感が走る。 最初の一歩が踏み込めたら、その後は、さっさと通過。
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[水無川本谷F5] |
[ロープが用意されてあった] |
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すぐ先が、本谷の横断点だった。(写真下) ここで、小休止。(11:00〜11:05) |
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[本谷F5の上にて] |
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この先からは、木ノ又新道を歩きたいと思っているのだが、その取付情報について、あまり予習をしてこなかった。
ということで、地形図を片手に取付き場所を探しながら進んでいく。
尾根を回り込むように進んだ所で、このあたりでいいかなと思っていると、左手のササヤブの中に踏跡を発見。(写真下左) ここにしようとヤブの中に入っていく。
1分も歩かないうちに踏跡が消えてしまった。(写真下右) 単なるケモノ道?と思ったが、尾根筋には、違いないので、このまま登っていくことにした。 傾斜は、それほどきつくない。2本足歩行可能なレベルだ。
左下を見ると、本谷から派生した小沢のガレ場が見える。 |
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[左手に踏跡を発見] |
[だが、すぐ踏跡は不明瞭となる] |
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尾根は、細くなっていったが、それほどスリル感がある訳ではなかった。
やがて右手に大きな尾根があることに気がついた。どうやら取り付き地点が早過ぎたようだ。
そうであれば、このまま直登せず、早めに右手の尾根に乗ることにした。
ルート変更し、右斜めに進んでいく。 |
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[細めの尾根を登っていく] |
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11:31、主尾根に乗った。 主尾根の下りを見れば、立派な踏跡が続いている。これであれば、歩きやすい筈だ。(写真下左)
反対側の登り方向にも踏跡がしっかり付いていた。(写真下右) |
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[主尾根に乗った地点で(下方向)] |
[主尾根に乗った地点で(上方向)] |
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これは、いい道だと、登っていく。
だが、歩き始めてすぐ、このルート、殆ど直線状の登りしかないことがわかった。
そんな訳で、すぐ息が切れてしまう。
立止まっては、息を整え、ついでにデジカメ撮影し、再び踏み出す。 |
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[歩きやすい尾根となる] |
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時々、急登になったり、岩が出てきたりする。それでも直登である。
一部、痩せ尾根ゾーンを通過する箇所もあるが、慎重に3点確保すれば問題ない。 |
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[[急登になる] |
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左手を見れば、木立が多く、まともに大倉尾根は、見えない。
右手は、木立の間から、表尾根が望めた。(写真下左)
目を凝らすと、書策小屋が見える。今立っている場所と高度が同じくらいに思える。
その後、ロープが何度か現れる。足場が悪い部分や、段差が大きいような箇所に設置されてあった。ハアハア言いながら、振り向くと、真鶴半島が目に入った。
尾根が徐々に太くなっていく。(写真下右) |
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[表尾根を眺望] |
[尾根が太くなった] |
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振り返ると、三ノ塔付近にパラグライダーが4基、のんびりと飛んでいた。
パラグライダーが三ノ塔に近づいた時点で、デジカメ撮影。(写真下) |
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[パラグライダーが飛行中] |
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もうそろそろ、木ノ又小屋に出るのではないかと思っていたが、なかなかそうはいかなかった。
目の前に草原状態の斜面が広がった。(写真下左) ....これまた一直線
この草原を一歩一歩、ゆっくり登っていくと、右手に屋根が見えてきた。(写真下右) ようやく木ノ又小屋に到着だ。(12:55)
せっかくなので、木ノ又小屋の中に入って、ホッとコーヒーを注文。 小屋のスタッフの方と、シロヤシオの件などで話し込んでしまい、結局、小屋を出たのは、13:45。
小屋の先で、富士山が塔ノ岳の南側に姿を現す。 だが、富士の頭は、完全に厚い雲の中。夕方の撮影が、ちょっと不安になる。
見上げると、上空は、雨雲のような雲に覆われ、太陽は、雲に隠れている。さらに標高も高くなったせいか、だいぶ気温が低くなったようだ。手袋無しでは、ちょっとつらい。耳当ても取り出す。 |
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[草原状態の斜面] |
[木ノ又小屋の屋根が見えた] |
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14:18、塔ノ岳頂上に到着。 登山者の姿は、パラパラと点在する程度で、10人程度。
残念ながら、富士山は、相変わらず、頭が雲の中に隠れている。 |
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[塔ノ岳頂上にて] |
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山頂でデジカメ撮影した後、小屋(尊仏山荘)に入る。 受付を済ませ(1泊+夕食)、小屋のご主人、花立さんにも新年の挨拶。
小屋の1階にて、甘酒を注文。パンを食べながら、窓越しの富士山を眺める。富士山の頭にかかる雲が気になる。 何度も見ている塔ノ岳からの富士山だが、白い裾野を見ていると、今日は、一段と大きく見える。
16:10、夕日を撮影しようと、中型カメラを持って外に出る。 それほど、寒さは感じない。風が吹いていないせいだろう。
そんな訳で、震えることなく、じっくり夕日を眺めていた。
日没後、小屋に掲げてある温度計を見たら、外気温は、マイナス5.4度。
17:30〜17:50、夕食タイム。カレーライス(2杯食べた)+サラダを食べる。
その後、1Fで今日の山行メモを書いていると、この小屋に住んでいるネコが出てきた。
聞けば、もう9年ぐらい住んでいるそうな。 もうそんなに経つのかと思いながら、シャッターを押す。 よく見れば、頬が膨らんでいるし、腹も大きい。メタボ体型ではないかと、ちょっとビックリ。
....でも丹沢山や大倉まで行くそうだ |
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[外気温は、マイナス5.4度] |
[小屋のヌシ] |
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朝6:00に起床。布団を片付けて即、外に出る。無風状態で、幸いにもそれほど寒くはない。
大山方面に三脚を立てて、日の出を待つ。だが、中型カメラが、ここで故障。シャッターが切れないのである。 「あれっ?」 バッテリーを予備に交換した後、レンズを外してみたり、ファインダーを外してみたりするが、現象は、変わらない。 この状態は、以前、丹沢山で朝日を待ったときと同じ現象だったことを思い出す。 「あの時は、どうやって直したんだろう?」 だが、すぐには思い出せない。すでに時計は、6:45。もうすぐ雲の上から朝日が出そうだ。 何度もレンズを外しては、シャッターを押してみる。やはり、シャッターボタンが押せない。
ここで、レンズを外した時、ミラーが途中で引っ掛かっているのを発見。指で、ミラーを押し上げる。 「そうだ。以前もこうやって直したんだ!」 ようやく丹沢山での処置を思い出した。 「間に合った!」 そんな訳で、朝日撮影は、ギリギリの状態で臨んだ。
恒例の朝日を撮影。これを撮影しないと、一年が始まらない気分だ。
その後、振り返って富士山を撮影。
一度、小屋に戻り、パンを一つ食べて出発。すでに時刻は、8時を過ぎていた。 |
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[出発時の塔ノ岳山頂] |
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大倉尾根方面に下っていく。 金冷シで鍋割山稜へ向かう。 大丸への登りは、凍結しているケースが多いのだが、今日は、そんなこともなかったので、登りやすかった。
8:46、変形ブナで、撮影のため、時間を費やす。 ここからの富士山もいい。立ったまま、しばし富士の姿を飽きずに眺めていた。
ブナ撮影後、ちょっと展望のいい場所を見つけた。
手前の大倉尾根が長い。デジカメを取り出す。
小丸のピークは、冬木立の光景として、とても気に入っている場所だ。
今日は、地面に映る木立の影が印象的だった。 |
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[変形ブナ] |
[小丸ピーク] |
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9:43、鍋割山頂上に到着。 誰もいない西側の斜面で、富士山を思いっきり、独占撮影。
その後、山荘を訪問。 草野さんご夫妻に新年の挨拶。 小屋のカウンター前には、ボッカされた樽酒が置いてある。早速、樽酒を注文。
....2杯飲んでしまった
雑談をした後、鍋焼うどんも注文。
外で、念願の「鍋焼うどん&富士山」の写真を撮影。(写真下左)
撮影していたため、冷えてしまったかと心配したが、そんなことはなかった。 アツアツのうどんを富士山を眺めながら食べる。
到着時、誰もいなかった山頂には、10人以上が休憩中だった。
食器を返し、草野さんご夫妻に挨拶して、出発。(11:28) (写真下右)
....ゆっくり、まったり
樽酒の影響もあり、ゆっくり下ることにする。 |
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[鍋割山にて] |
[後沢乗越に向かう ] |
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12:11、後沢乗越に到着。 ようやく樽酒の影響が消える。ちょっと気合を入れてザックを背負う。 |
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[後沢乗越(振り返って撮影)] |
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とはいうものの、栗ノ木洞への登りはキツい。(写真下左) どうも直登は、背中のザックが重いと、やはり影響が出ているな〜と実感。
12:45、栗ノ木洞に到着。植林帯の中なので、視界が広がらない地味な山頂である。(写真下右)
記録写真だけ撮って、歩き出す。 |
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[栗ノ木洞への登り] |
[栗ノ木洞頂上] |
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13:01、櫟山(くぬぎやま)に到着。
ここで、親子3代と思われる6人パーティと出会う。ちょうど、そのグループは、出発前の記念撮影を始めるところだった。ということで、カメラマン役となる。
ここからは、秦野盆地や相模湾が見渡せる。
夜景もきれいだろうなと思いながら、その風景を撮影。 |
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[櫟山(くぬぎやま)頂上] |
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櫟山を後にする。前方には、先ほどのグループが下っている。小さな子が含まれていたが、足取りは速いパーティだ。
13:41、林道に下り立つ。林道を横断し、再び山道へ。(13:44) 13:49、宇津茂に行く道標が現れる。(写真下左) ここで、一般登山道は、右に下っていく。 だが、今回は、中山峠まで尾根伝いに進む予定だったので、そのまま直進する。
これからのルートは、2001年以来だ。その時は、確か5月だったので、今回とは、少し雰囲気が違っている。前回は、やたらと緑の中を歩いた記憶がある。
すぐに送電線鉄塔が現れる。(写真下右) この下をくぐり、尾根筋に進んでいく。 小さなピークを過ぎると、下りになる。この辺り、踏跡は、比較的はっきりしている。
西日が強くなってきた。植林帯に差し込む光線が眩しい。 |
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[宇津茂(寄バス停方面)への道標] |
[送電線鉄塔下にて] |
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14:05、鞍部に到着。(写真下) 右手にシカ柵のようなものあり。 よく見たら、鞍部から右手に分岐する作業路のようなものを発見。 以前、通った時は、この右手の道に気がつかなかった。いつかは、この作業路も歩いてみたい。 今日は、直進していき、559m峰のピークを目指す。 |
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[鞍部にて] |
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559m峰への登りは、一直線である。(写真下左) 高度差は、たいしたことないが、急登のため、アキレス腱が痛くなる。
そのうち、ルートがはっきりしなくなった。適当に歩きやすい箇所を選んで進むが、低木にザックが当たるようになる。 ようやく前方が、フラットになった。
どうやら、559m峰に到着したようだ。(14:21)(写真下右) 視界が広がらないのは、昔と同様だった。
先を急ぐ。 |
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[鞍部からの登り] |
[559m峰] |
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この後、下りに入る。赤テープが出てきた。このルートを示しているのかは不明。 また、進む方向に赤頭黒杭(高さは、低い)が地面に埋設されていることに気がつく。
鞍部まで下り、再び登りへ。
登りきったかなと思われるところが、三角点のあるピーク手前の小ピークだった。(写真下) |
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[小ピーク] |
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小ピークで少し左に曲がり、進んでいく。
1/25000地形図の通り、小さな下りになる。(写真下左)
少し登って、567.7m峰。(14:41)(写真下右)
西日が眩しい。三角点はどこだ?と思ったら、目の前にあった。
このピークも周囲は植林で覆われ、視界は広がらない。
地形図を取り出す。
ここのピークは、東側にフラットになって続いているのを地形図で確認し、東へと進む。 |
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[少し下る] |
[567.7m峰にて] |
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2、3分も進むと、石祠を発見。昔から信仰のあった裏山だったのだろうか。
この先で、どの方向も下りになっていた。
地形図を見ながら、南側の尾根を下ることにする。 |
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[石祠あり] |
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下っている途中、ヤマザクラの木を何度か見つける。以前、歩いた時もこのヤマザクラに記憶があった。 同じ道を下っているのかなと思いつつ、どんどん下っていく。(写真下左) 正面には、ゴルフ場コースが木立の間から見えてくる。
やがて林道に出て、そのまま進んでいくと車道に出た。
そばに碑が建っており、「土佐原林道記念碑」と刻み込まれてあった。(15:13)(写真下右) この辺りが中山峠のはずだが、特に標識も見当たらなかった。
「さて、どうしようか。」 これからのルートである。ここから寄に下るルートは、以前歩いたことがあった。 そんな訳で、今回は、ここから直接、渋沢まで歩くこととした。
右手に見えるゴルフコースにプレーヤーの姿は、なかった。
日没までには、到着できるだろうと、進む。 |
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[南側に下っていく] |
[土佐原林道記念碑] |
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舗装路ゆえに足の裏が痛くなってくる。 特に下り坂のため、余計、足の裏に圧力がかかる。
直線の下り坂の向こうに台形状の山が見えた。方角から見て頭高山のようだ。(写真下) |
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[頭高山を望む] |
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この下り坂を終えると、左から車道が合流してきた。その先に信号がある。あの信号を左折すると近道だなと思って進むと、信号手前でバス停を見つけた。(写真下左) 三廻部から渋沢に行くバス路線である。以前から知っていたのだが、何と言っても便数が極端に少ない路線で、ハナから当てにしていないバス路線だった。
時刻表を見る。一日に5便しかない。2時間に1本というレベルである。(写真下右) 時計を見ると、15:58。 バスダイヤを見ると、16:04。 「16時04分!」 これは、ラッキー。だが、もう一度、今日の運行ダイヤを確認する。今日は、金曜でも休日ダイヤ運行だ。 やはり、16:04である。 ということで、バスを待つことに。
バスは、定時に到着。 驚いたことに ・バスは、マイクロバスを少し大きくしたような小型。 ・渋沢は、いつもの駅北口ではなく、南口行き。....R246の渋滞を回避
とにかく、これで予定よりも早く帰路につくことができた。 |
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[上公民館バス停にて(振り返って撮影)] |
[1日に5便] |
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こうして、今回は、最後に運よくバスに乗ることができ、公共交通機関利用派としては、この上ない幸運を味わえました。
この2日間、素晴らしい天気に恵まれ、冬木立、富士山や表尾根の光景を十分、堪能しました。
「今年は、何回、丹沢にいけるだろうか」 年始になると、いつも思うようになりました。 健康に留意し、今年は、昨年以上に行きたいと思っております。 ....昨年は、風邪のせいで、年末の駆込み山行ができなかったのが残念。
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※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。
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