トップページ山行リスト(日付)>辺室山・丸渕_記録20100815


辺室山・丸渕

 山行日
2010年8月15日(日)        快晴      単独行→丸渕から同行者:6名
 コース
土山峠(7:54)〜(9:10)辺室山(9:18)〜(9:56)鍋嵐分岐点〜(10:04)物見峠(10:14)〜<唐沢林道>〜(11:00)丸渕(14:23)〜<唐沢林道>〜<作業経路>〜(16:13)唐沢林道入口
 猛暑の中、M-Kさんが丸渕で水遊び大会を開かれると言うことで、再び訪問してきました。せっかくなので、少々、山歩きを加え、辺室山に寄り道してきました。
 詳細は、以下ご覧下さい。 


 7:33、土山峠バス停にて下車。
 本厚木駅前から同乗していた4、5人の登山者は、まだ誰も下車していなかった。皆、三叉路からの丹沢山だろうか。
 ネオプレーンのスパッツを身につけて、いざ出発。(7:54)
 登山口の入口にヤマビルファイターを見つけた。清川村がヒル注意で設置してくれているようだ。
 でも、こういうのは、置いてあるだけで、中身は、空っぽ...と思ったら、タップリと入っていた。ということで、有り難く使用させてもらう。
[今回のスタート地点:土山峠]

 辺室山は、調べてみたら3年ぶりの訪問だった。だが、山道に全く記憶がない。こんなにも忘れるものかと、我ながら情けない。
 登り始めて10分もしないうちに、汗が噴出してきた。その後、石祠の前を通過し、左手にスギ植林を見る。
 それにしても暑い。顎から汗が落ちてくる。すでに歩行ペースは、トロトロ。
[辺室山へ続く尾根]

 小ピークを過ぎた後、本格的な登りとなる。この時点で、額からも、両腕からも汗が止まらない。
 8:52、前方が緩やかな斜面で山道は直線路となる。(写真下)
 この光景には、さすがに記憶があった。前もここで撮影したことがあるな〜と思いつつ、今回も撮影。
 緩斜面なので、その気になればスタスタと歩いていける筈だが、今日は、山頂近くの富士山を歩いているかのようにどうも動作が鈍い。これは、熱中症寸前ではないかと、ちょっと気になった。
[左に植林帯]

 ヨタヨタと歩いて、9:10、どうにか辺室山頂上に到着。
 山と高原地図28丹沢のコースタイムでは、土山峠から山頂まで1時間だが、1時間16分かかった。こんなにバテるのであれば、素直に唐沢林道経由のみで丸渕に向かえばよかったと後悔。
 山頂には、木立が多く、木陰もそこそこあるのだが、如何せん、無風状態で、蒸し風呂のようだ。
 9:18、山頂を後にする。
[辺室山頂上]

 辺室山からの下りは、歩きやすい道が出来ていた。作業経路のようだ。だが、そのまま下って行くと、通行禁止のカンバンが立っていた。このまま進むと、唐沢林道へ下ってしまうようだ。ここは、右手に移動し、尾根伝いに下っていく。
 この後の登り返しで、辺室山よりも結局、高く登っていく。ちょうど日陰から日向に出た時に 足下の段差にヒル(中型)1匹を発見。この暑い中、日光浴しているヒルを初めて見た。このヒルの根性に敬意を表し、昇天させることは、やめた。
 下りになると、7,8分で物見峠に到着。さすがに鞍部のせいか、風の通り道となっていた。久々に背中に風が当たった。このあたりは、ヒルの巣窟だが、暑いせいか、ヒルは見当たらず。ベンチに腰掛け、10分ほど休憩した。
[物見峠にて小休止]

 三峰山方面への山道をほんの少し進めば、右手に唐沢林道に下る道が、右に分かれていた。
 ここを右に折れ、唐沢林道に向かう。
 意外に急坂である。(写真下) 細くて急な尾根に無理矢理作ったような山道だった。酔っ払っていたら、踏み外してしまうような感じだ。
[唐沢林道に下る]

 10:19、トンネル入口の所に出てきた。
 トンネルから涼しい風が吹いていたので、思わず座り込む。物見峠で10分、休憩したのだが、ここでも10分近く、休んでしまった。
 この先は、舗装路なのでヒル被害に遭うことはないのでひと安心。結局、ここまで、あの日光浴していたヒル一匹しか見ていない。暑いせいで、ヒルもグッタリなのだろうか。
[トンネルの入口に出た]

 唐沢林道を下っていく。
 このカーブの先かなと、丸渕への下降点を注意深く、見落とさぬよう進む。
 「このあたりでいいだろう。」と、行き過ぎが怖かったので、早めに右手の物見沢に下りていった。
 沢に下り立った後、下流へと進む。ヒルが怖かったが、幸いにもヒル地雷を踏むことはなかった。
 10:56、前方に人影が見えた。ようやく丸渕に到着したようだ。
[前方に丸渕が見えてきた]

 下流側を見れば、既に皆さん、水遊び中だった。挨拶して、丸渕の横にザックを下ろす。ウェストバックも取り外し、すぐさま水に入る。これまた気持ちいい。
 だが、水から上がって、AYさんから首に何かついていると言われ、ドキッ! 案の定、ヒルが首についていた。今まで、膝から上で、やられたことがなかったので、これにはショック。手で取除いたヒルは、やや小型だったが、昇天させる。
 
[既に皆さん、水遊び中]

 途中、昼食をとり、休憩するが、それ以外は、ひたすら水遊び。
 そんな中、M-Kさんが、何やらパフォーマンス。
[水遊びが続く]

 14:23、皆と同じように唐沢林道経由で帰路につく。
 昨日、黒岩に行った時、AYさんは、裸足であの岩の刃渡りを通過されたという話を聞いたので、ご本人に確認。すると、裸足ではなく、靴下は、履いたままだったとの事。靴を履いたままだと滑りそうということでの措置だったようだ。でも岩の斜面に向き合うように下ったのではなく、背中を岩の斜面の方に向け、あの岩の鞍部に下っていかれたということで、その姿勢を想像するだけで、鳥肌が立った。
[帰りは、皆で唐沢林道]

 物見峠下のトンネルを抜けた先で、小休止。
 時間帯が違うのか、トンネル出口でも涼しい風は吹いていなかった。むしろ、少し離れたガードレールのあたりが上の峠からの吹き降ろす風があり、涼しかった。
[反対側のトンネルを出た所で小休止]

 その後は、延々と唐沢林道を歩く。初めての道だったので、どんな光景が見れるのか興味深かった。
 15:49、林道横の小広場で小休止。正面の山を眺める。
 ここから、林道を離れ、右手の植林帯の経路に入る。(15:53) この先は、立派な道が続いていた。これは、将来、ハイキング道にでも、するつもりなのだろうか。
  ....だが、高度を下げると、ヒル攻撃発生。
[唐沢林道から植林内の経路へ]

 16:13、無事、唐沢林道に到着。
 この後、イガイガさんの車に同乗させていただき、帰路につく。
[唐沢林道入口に到着]

 途中の某駅で降車し、約30分後、イガイガさん再登場。続いて、massyさんも。
 ということで、3人で、反省会。丹沢の話を肴に酒を味わう。
 [駅前にて反省会]


 今回は、前半、とにかく暑さに参りました。こんな暑い日に登山は、ちょっと非常識ではないかと考えさせられた1日でした。暑い日の登山は、もう少し装備等で工夫が必要だと猛反省です。

<本日のメンバー(丸渕から)>
 M-Kさん、AYさん、イガイガさん、ミックスナッツさん、シチミさん、massyさん



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。