トップページ>山行リスト(日付)>塔ノ岳_記録20100821
大倉(7:20)〜(9:01)駒止茶屋〜(9:21)堀山の家(9:33)〜(10:49)花立〜(11:15)塔ノ岳(12:57)〜(13:17)花立〜(14:03)堀山の家(14:11)〜(14:28)駒止茶屋〜(15:36)大倉 |
今日は、久々に大倉尾根を登り、中型カメラを担いで塔ノ岳に行ってきました。
真夏の大倉尾根は、暑くて一気に登ることができず、チョコチョコ休むため、通常、4時間程度かかります。こんな猛暑でも花が咲いているのでは?と、花探しも兼ね、3リットルの汗を流す覚悟で、行ってきました。
詳細は、以下をご覧下さい。 |
渋沢7:02の大倉行き朝の2番バスで大倉に向かう。
真夏のシーズンでも、そこそこ登山者がいるのではと思ったのだが、完全に予想ははずれ、車内に登山姿の乗客は、自分を入れても4人程度。
....でもその中にマシラさんが居られたことを後日知って、ビックリ。
大倉にて、さあ出発しようと思ったとき、振り返ってみたら、バスも既に出発しており、バス停付近には、誰一人いなかった。(7:20) |
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[ひと気のない大倉バス停にて(振り返って撮影)] |
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大倉尾根の入口がスッキリしている。おまけに新しい看板まで立っていた。(写真下) 今年5月の植樹祭に合わせて整備されたようだ。
ミンミンゼミが煩く鳴いている。このセミの鳴声を聞いているだけで、なんだか汗が出てくる。
植林の間から強烈な光が差し込んでいるのが見えた。
観音茶屋を過ぎたあたりから、顎からの汗がポタリポタリと滴り落ちてきた。 |
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[かながわ水源の森林づくりの看板] |
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一本松の先のベンチで休憩 (8:39〜8:46) 堀山の家の前のベンチでも休憩 (9:21〜9:33) 戸沢分岐の先のベンチでも休憩 (9:53〜10:03)
その後、いつもの所(写真下)にて小休止。(10:11〜10:13)
花立山荘でも休憩 (10:27〜10:37) |
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[大倉尾根のいつもの所(振り返って撮影):いつの頃からか、ここでザックを撮影している] |
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だが、花立山荘を過ぎると、休憩するほどの気温でなくなった。ガスが出ており、直射日光が遮られると、結構涼しいのである。
標高1300mを超え、ガスのおかげで、ようやくピッチが上がってきた。 |
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[花立] |
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とはいうものの、最後の塔ノ岳への登りは、キツイ。 11:15、ようやく塔ノ岳頂上到着。
やはり、ヘロヘロ。そこに男性トレイルランナー2人が立て続けに到着。この暑い中でも、大倉から1時間半を切って到着のようだ。 |
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[塔ノ岳頂上] |
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中型カメラを取り出し、ガスが立ち込める鍋割山稜を撮影。よく見ると、湧き上がる雲の間に富士山の頂上の部分だけが見えた。(写真下) 全く見えないものと諦めていた富士山だが、頭が見えてるだけで何だか嬉しくなってくる。この暑さの中、登ってきた甲斐があったというものだ。
その後、粘ってみたものの、これ以上、富士山の姿は、見えなかった。逆に時間が経つにつれ、今まで見えていた檜洞丸など、西側の山々は、ガスに覆われていった。 |
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[かすかに富士山の頭] |
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尊仏山荘に入って、ご主人の花立さんに挨拶。花立さんは、この7月に父が単独で塔ノ岳に登ってきたことを覚えておられた。という訳で、先日の北アルプスで父が滑落し、3000m級引退の連絡をする。 「まだ丹沢には、来れるでしょう。」 とのコメントに 「いやいや、丹沢といえども侮れませんよ。」 と、父の話で盛り上がる。
そこへ尊仏山荘の営業部長さんが登場。(写真下左) 「すごい! ダイエットしている!」
と、思わず声が出てしまった。今年1月にも会ったのだが、その時は、完全にメタボ状態だった。その時の写真がなかったので、1年半前の写真を掲載。(写真下右)
顔の輪郭が横に広がり、こんな太ったネコは、初めて見たと、当時は思ったものだ。それが今、目の前にいるネコは、別人、いや別ネコのようだ。 ....スバラシイ減量。見習いたい。
小屋の中は窓から風が通り、涼しかったのだが、結局、缶ビールを注文。
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[現在の尊仏山荘の営業部長] |
[2009年1月の頃(1年半前)] |
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小屋を出ると、西側斜面には、シカ3頭が、休憩中。近づいても逃げない。3頭とも人間に馴れてしまっている。今回、逃げないシカのおかげで充実した撮影となった。
頂上には、まだ多くの登山者がいたのだが、シカが珍しくないのか、カメラで撮影する人は少ない。
....リピーターばかりということか。
時計を見れば、12:57。頂上に2時間近くいたことになる。ということで、そろそろ出発することに。 下山するが、まだ登ってくる登山者が多く、木道の階段等でのすれ違いに時間を喰ってしまった。 |
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[外にはシカが] |
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下りもガスが湧き、視界は不良のまま。カメラを取り出すことも、少なく、スタスタ下っていく。 だが、目前の登山者に追いつくと、途端にスローペースとなる。道幅が狭い箇所では、敢えて追い越すこともしなかった。
だが、道幅の広がる一本松跡あたりから加速し、一気に見晴茶屋を通過し、観音茶屋までやってきた。ふと、横を見ると、休んでいたパーティの口元にカキ氷が。これを見て、本能的に緊急停止。
3分後には、イチゴのカキ氷を食べていた。汗ビッショリの身体には、とても心地よい。頭の中と全身の血管が涼しくなるような気分だった。 |
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[暑くて我慢できず、観音茶屋にてカキ氷] |
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15:36、大倉に到着。既にバスが停車していたが、PASSして、次のバスに乗ることとした。朝のときと同様、人影は、少なかった。
さあ〜、今日は、何キロ減量となっただろうか。相当、汗をかいたと思えるので、帰宅後の体重計が楽しみだ。 |
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[大倉バス停に戻ってきた] |
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本日、出会った花の一部
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[ヨウシュヤマゴボウ] |
[ガマズミ] |
[キツネノカミソリ] |
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[マルバダケブキ] |
[シモツケソウ] |
[マツカゼソウ] |
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帰宅後、体重を測定したら、3kg減っていました。この減量は、いつもと同じです。そして、悲しいかな、水曜日ぐらいには、元の体重に戻ります。
今回、凍らせたハイドレーションは、帰宅後でもまだ解けずに氷の塊が残っていました。(写真下) 1リットル程度を凍らせたのですが、こんなに解けないものとは、ちょっと意外でした。 |
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[帰宅しても氷が残っていた] |
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※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。
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