トップページ>山行リスト(日付)>仏果山_記録20101003
仏果山登山口(7:40)〜(8:33)宮ヶ瀬越(8:37)〜(9:00)仏果山(9:58)〜(10:11)馬渡分岐点〜(10:21)730m圏峰(ベンチ)(10:38)〜<東尾根>〜(11:06)熊谷沢林道横断(11:13)〜(11:15)小ピーク〜<熊谷沢林道>〜(11:55)林道丁字路(12:05)〜<南山林道>〜(13:07)細野橋 |
今日は、夕方から用事があり、フル稼働できない状況ですが、中型カメラを担いで、仏果山に行ってきました。以前から仏果山周辺が気に入っており、この東側尾根群をルート探索しておりますが、今回も、その一環です。 詳細は、以下をご覧下さい。 |
7:35、仏果山登山口到着。 他に親子連れのパーティが下車。すぐに登山道へ行ってしまった。
ザックに取り付けた温度計では、22度を指している。今までの30度オーバーから見れば、天国のような気温だ。親子連れを追うようにデジカメ撮影終了後、出発する。(7:40) |
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[今回のスタート地点:仏果山登山口バス停] |
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やはり、登山道に入ると、日陰のせいもあって涼しい。
登山ポストの所に設置されてあったヤマビル対策用の薬品は、2種類とも空だった。 前月は、まだ入っていたことを考えると、ここに来て登山者が増えたようだ。 |
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[登山届ポストにヤマビル用薬品あり] |
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涼しいだけに歩行ペースが上がっているのが、はっきり自覚できる。
途中で、先程の親子連れを追い抜き、定点撮影の場所で、焼山&宮ヶ瀬湖を撮影。(写真下)
この後の植林帯の登りも、一気に登っていく。 |
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[焼山と宮ヶ瀬湖(定点撮影)] |
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宮ヶ瀬越には、8:33着。 前回9月5日の時は、ここまで1時間13分(途中休憩8分) 今回は、53分(途中休憩3分)
どちらの場合でも中型カメラや三脚を背負っており、ザックの重量は、さほど変わらず、体調も変わらないので、違いは、気温・湿度ぐらいである。やはり、暑さでかなり違ってくるようだ。 |
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[宮ヶ瀬越にて] |
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今回は、仏果山なので、宮ヶ瀬越を右折する。
左下は、宮沢(松葉沢)の源頭部なのだが、草ボウボウだ。4年前、ここを登ってきたのが信じられないくらい草が茂っている。
いつくかのアップダウン後、ロープの付いた登りとなる。ここまで来れば、仏果山頂上は、あと少し。
9:00、仏果山頂上に到着。
自分の他に誰も居ない静寂なピークだった。すぐに展望鉄塔に上がってみる。
丹沢山方面は、あいにく細長い雲が丹沢山から黍殻山まで伸びており、稜線のピークは、雲の中だった。ここで、中型カメラを取り出し、いつものように撮影を楽しむ。
撮影終了後、以前から気になっていた三角点を探す。
この仏果山頂上には、1/25000地形図上、三角点が表記されている。最初、頂上の標識近くにあった角柱のような石が三角点の標石だと思っていたのだが、どう見ても石が崩れすぎている。そんな訳で、本物の三角点が、別にあると考え始めた。
頂上を離れ、道標の立っている先(こっちの方が若干高い)にも行ってみたが、見つからない。10分強、歩き回ったのだが、今回も見つけることができなかった。三角点探しは、また来る時の楽しみと残しておき、出発することとした。(9:58)
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[仏果山頂上にて] |
[展望鉄塔からの眺め] |
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10:11、馬渡バス停分岐点。
道標には、左:馬渡バス停3.2kmと記されている。ここを左折すると秋葉山を経由し、中津川河畔の馬渡バス停に至る。バス停は、馬渡よりも細野橋の方が、近いのだから、そちらの表記の方がbetterだと思うのだが。 |
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[馬渡バス停分岐点] |
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10:21、ベンチに到着。 1/25000地形図では、小ピークとなっており、730mぐらいの標高である。登山道は、この先、下りとなり、革籠石山に通じている。
今日は、ここが、探索予定の未知尾根に向かうスタート地点だ。まだヒルが出てきそうなので、ネオプレーンスパッツ&ガムテープで足回りのヒル対策を実施。
別のベンチで休憩されていた中年ご夫婦は、いつの間にか仏果山方面に出発していた。 |
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[ベンチにて小休止] |
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東側の斜面を下っていく。
今回の尾根は、1/25000地形図から見ると、最初が東で、途中から北東、それからほぼ東に伸びている。下草が少なく、ドンドン歩ける。 |
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[バリルート突入開始] |
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東尾根に乗ると、植林帯が右手から現れた。また、その境界には、シカ柵が上から続いていた。 だが、少し下っただけで、シカ柵は、終了する。 尾根筋に下っていく。シカ柵が終わっても、植林帯は、続いていた。 |
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[尾根を下っていく] |
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植林帯の中だが、枝打ち後の枝などもなく、ものすごく歩きやすい斜面となる。
これは、楽勝だと、このときは思った。 |
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[歩きやすくなる] |
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やはり、いいことばかりとは、ならなかった。
植林帯が終わり、前方は、自然林となり、草も茂っていた。やや左側の方が、歩きやすそうなので、そちらの方にルートを取り、前進していく。1/25000地形図から判断すると、そろそろ林道に出るはずである。 |
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[前方がヤブっぽくなる] |
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背中を丸めて、枝を避けながら進むと、やはりというか、林道の上に出た。地図から予期していた通り、崖になっていた。
これは、ちょっと降りられないと思い、バックしようと振り返ると、足元に明瞭な踏跡を発見。この踏跡を辿っていくと、幸いにも簡単に林道へと下り立つことができた。 |
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[眼下にカーブミラーと林道を発見] |
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林道に出たところで、振り返って撮影。(写真下左) いったい自分が、どこから出てきたのか分からないくらい、草が茂っていた。逆にここから登ろうとしたら、ちょっと分からない状況だ。
尾根の続きに踏跡はないかと、林道が切崩した尾根の反対側を調べる。尾根の左側は、崖で全く通れない。
尾根の中央は、これまた崖で、登れるようなルートは、なし。 右側は?と、カーブミラー(このミラーは、先程の尾根上から見えたミラーとは別のミラー)の横を見ると、何と経路があるではないか。(写真下右) やはり、道はあるのだと思い、その経路を進む。
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[林道に下り立つ(振り返って撮影)] |
[尾根の右側に経路あり] |
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踏み込んだら、今まで見たことのないくらいの立派な踏跡が続いていた。 これは、楽しみだと思っていたら、すぐに道が二分した。 左は、尾根筋へ少し登るように続いている。 右は、尾根の横をトラバースするように続いていた。
ここは、まず、左を進むが、尾根に上がった所から先は、ススキの密集地帯となっていたので、突進するのは、やめて、すぐに右手のトラバース路に向かう。
だが、こちらもトラバースしていくかと思ったら、途中で踏跡は、急斜面を下るように続いているようだった。1/25000地形図で確認すると、ここで下ってしまうと、林道手前で沢に降りてしまうようだった。これは、尾根沿いに進むという本来の目的ではないので、再び尾根筋ルートに戻る。 |
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[立派な経路あり] |
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意を決して、先程のススキの密集地帯を突き進む。しかし、10m程度で挫折。この先、まだまだこの状態が続くのが見えたからだ。
今日は、帰宅時刻に制約という理由もあり、ここで、転進することを決断。
. ....やはり、冬でないと歩けないようだ。 |
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[密集地帯が続く] |
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再び、林道まで戻った。
ここで、北側(右)へ林道を歩き、以前歩いたことのある一本隣の尾根を下ろうかと考えたが、今の時季、やはりヤブが濃い可能性があるので、今日は、おとなしく南山林道に出ることにした。 ということで、ここからは、南に向かう林道(熊谷沢林道)を進む。
途中、左側の視界が広がった。 |
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[再び林道に戻る] |
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ゲートを過ぎ、途中の沢の水で、顔を洗ったりした後、林道に出た。(写真下)
あとは、この南山林道を下っていくだけである。ここでヒル対策装備のスパッツを外し、ガムテープを取り除く。幸いにもヒルは見つからなかった。 |
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[林道丁字路に出た] |
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熊谷沢の所で、林道の立札を発見。ここが、北東の方からの南山林道ではなく、坂尻の方から続いている法論堂林道であることを初めて知った。峠の半原越が、林道境界点だと思ったのだが、どうやら、ここが境界点のようだ。(写真下) |
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[法論堂林道から南山林道へ] |
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あの尾根をそのまま下っていったら、どこに出るのか、それを確認しておきたかったこともあり、地図を片手に林道を下っていく。
このあたりだなと1/25000地形図を見ながら、左側の斜面を眺める。すると、シカ柵があったり、柵で囲まれた炭焼き小屋があったりと、いろいろと障害があることに気がついた。これでは、あのススキの密集地帯を踏破し、下ってこれたとしても、最後の林道に下り立つ時点で苦労すること必至だ。
これであれば、今回、引き返したのは、正解だったかもしれないと思えた。 |
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[炭焼き小屋あり] |
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南山林道が終わる手前で、保安林区域図の看板があった。(写真下左)
この説明だと、先程の法論堂林道終点看板と食い違っており、半原越までは、少なくとも南山林道と読取れる。半原越〜熊谷沢間は、林道がダブっているのだろうか。
. ....どうでもいいことのようにも思えるが、気になるのだ。
丁字路に出た。(写真下右)
ここまで来れば、この先は、もう住宅街である。 |
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[保安林区域図の看板] |
[丁字路に出た(トイレがある)] |
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交差点(右手が塚原橋)を渡り、少し直進した後、左折して住宅街の中を進んでいく。このあたりは、道が分かりにくいが、北へ進んでいけば、バス通りに出る。
13:03、バス通りに出た。ここを左折し、細野橋を渡れば、バス停だ。
13:07、細野橋バス停到着。
シャツを着替えて、13:25発のバスを待った。この時間であれば、夕方の用事には、十分、間に合うだろう。 |
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[細野橋に到着] |
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帰りの南山林道で、左手に未踏の尾根が、数多くあることに気がつきました。 まだまだ、このあたりは、楽しめそうです。
【追記】
その後、国土地理院のサイトで仏果山の三角点の情報を入手しました。そこには、「亡失」と記載されてありました。ちょっと残念な気分です。
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※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。
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