トップページ山行リスト(日付)>塩川滝・経ヶ岳_記録20101204


塩川滝・経ヶ岳

 山行日
2010年12月4日(土)         晴     単独行
 コース
半僧坊前(10:00)〜(10:45)塩川滝(11:45)〜(12:32)半僧坊前〜(13:30)林道合流点〜(14:20)経ヶ岳(14:36)〜(14:39)経石〜(14:55)半原越(14:57)〜(15:30)リッチランド〜(15:50)坂尻
 初めて塩川滝を訪問しました。
 ここは、早戸大滝のような山奥ではなく、国道412号線(バス路線)から歩いていける場所と聞いていましたので、いつでも行けると思っていました。ですが、逆にいつまでも行かない状況に陥っておりました。
 今朝は、パッと起きれず、出発時刻が遅くなりました。こんな時は、最近、三浦半島に出掛けるケースが多かったのですが、滝見物を決めていましたので、敢えて中型カメラを担ぎ、丹沢行きを決行しました。
 詳細は、以下をご覧下さい。


 本厚木駅から半原行き(野外センター経由)に乗車。
 9:57、半僧坊前バス停にて下車。
 半僧坊前バス停は、野外センター経由と田代経由の2箇所あるので要注意だ。特に下山後、本厚木に向かう場合、野外センター経由のバス停(国道側)で乗車時刻に30分以上あれば、少し歩いて田代経由のバス停(県道側)に行けば、すぐに乗れるケースが起こりえる。
 陽が高く、上空は、雲ひとつない好天気だ。半原方面に国道をテクテクと歩いていく。
[今回のスタート地点:半僧坊前バス停]

 右手に中津川の河原が広がる。真夏だとキャンパーで賑わう場所だが、今日は、ひっそりとしていた。
 国道沿いから右手の分岐路(塩川大橋)に進む。そこから坂道を下っていき、沢を渡って左折。ここに「塩川の滝」という道標が立っていた。(写真下)
[塩川滝入口]

 一本道の舗装路を沢沿いに歩いていく。左手に沢(滝沢)が流れていたが、途中で右岸に渡る。
 やがて、ちょっとした広場に着いた。ここは、駐車場らしい。この先からは、道幅が狭くなり、歩道となっていた。
 滝沢を渡り、左折すれば、塩川滝への道が続いている。ここを直進し、ちょっと寄り道してみる。階段を登ると、小広場となり、目の前に小さいな祠を見つけた。塩川神社と書かれてあった。
[塩川神社]

 階段を下り、今度は、塩川滝に向かう。
 どんな滝か全く事前に調査していなかったので、全く姿を知らなかった。左右が岩壁になり、薄暗い。滝見物用に鉄板の通路が続いていた。左手に「塩川大神」の石碑を見る。(写真下)
 先程、橋を渡る前に塩川滝の説明板があったが、それによると滝自身がご神体らしい。
 石碑の反対側に滝が見えた。

 ここで、三脚と中型カメラを取り出す。撮影していると、滝上に日が射し込んできた。これは、幻想的なイメージが撮れるかと思ったが、結果は、失敗。
 通路の上という、極めて限られた場所だが、三脚をチョコチョコと移動し、撮影していたら、あっという間に1時間が過ぎていた。
[滝の傍にあった石碑]

 撮影後、今回のルートを確認。少し戻って、沢の右岸の斜面を登って経ヶ岳へと思ったが、今日は、
  ・既に昼となってしまった。
  ・中型カメラ装備一式を背負っており、ザックが重い。
との理由などで、そのまま来た道を引き返す。

 再び、国道に出て山側に渡ると、畑ノ沢という標柱の隣に、ちょっと目立たない踏跡と塩川滝の道標を見つけた。この道標は、この畑ノ沢上流に塩川滝があると間違えて入る人がいるために立てられたのだろうか。そう考えたくなるような場所に立っていた。
 この踏跡から先程の塩川滝の右岸尾根を辿ることが出来そうだったので、ちょっと調査目的で、踏跡を進んでみる。斜面を登っていくのかなと思っていたが、踏跡は、沢沿いに続くようだった。
 ということで引き返し、再び国道に出た。
[国道横から踏跡あり]

 のんびりと国道を歩き、先程のバス停に向かう。左手には、晩秋の富士居山方面の稜線が目に映る。(写真下)
  ....昼を過ぎているのに まだ登山口にも着いていない。
[再び国道を歩く]

 再び半僧坊前のバス停に戻り、通過していく。バス通りが左へカーブして登り坂になるところを右に入る。ここが、経ヶ岳への一般登山ルート入口で、道標に沿って、山道を進む。まだ昼間なのだが、何となく既に日が傾いているように感じた。
 道ノ入沢沿いの山道を進み、新しい堰堤の右側を登る。(写真下) このあたりで、幾人かの下山者ハイカーとすれ違う。
[道ノ入沢沿いの登山道]

 スギ植林帯の中に続く登山道を辿る。
 13:16、尾根の背に乗ると、ベンチが右手に現れ、ちょっと視界が開けた。
 少しピッチを上げて、植林帯を進んでいくと、林道に飛び出した。ここで右手に少し林道を歩き、左手の山道に入る。
[林道に出た]

 左は、枝打ちされていない植林帯のため、薄暗い。前方右上からの太陽が眩しい。このあたりでも何人かの下山者とすれ違う。(写真下)
 経ヶ岳手前の小ピークを過ぎて、左手に華厳山の分岐点を見れば、ようやく前方が経ヶ岳のピークだ。
[経ヶ岳への登り]

 14:20、経ヶ岳頂上到着。誰もいない静寂な山頂だった。強烈な西日が山頂標識を照らす。西側の大山・丹沢方面は、モロに逆光になってしまい、カメラを向けてもゴーストだらけになってしまうので撮影を諦めた。
 ペットボトル1本めを空にし、半原越に向かって出発。(14:36)
[経ヶ岳頂上にて]

 途中、経石で参拝した後、一気に下っていく。
 今年1月にAYさん、ミックスナッツさんと、ここを通ったのだが、お二人の下るスピードにビックリしたことを思い出した。
 半原越に下り立つ直前に「宝の山」石柱を見つけた。
  ....清川村内に50+α箇所あるらしい。
[「清川宝の山」の石柱がここにもあった]

 半原越から、久しぶりに法論堂林道を下っていく。
 下り始めると、正面に華厳山のピークが目に入った。(写真下)
[華厳山を見ながら林道歩き]

 15:50、坂尻バス停到着。今日のショート山行も無事終了。乗車したバスは、なんと満席で、本厚木まで立ちっぱなしだった。
 本厚木の立呑屋にちょっと寄り道。生ビールを一気飲みした後、帰路につく。

[坂尻に到着] [本厚木で一人反省会]


 今日は、自宅を出た時刻が遅かったため、ノーマルな一般登山道を歩きました。
 ということで次回は、早朝出発でザックを軽くし、バリルートにチャレンジしたいと考えております。



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。