トップページ山行リスト(日付)>高取山(大山南尾根)_記録20110911


高取山(大山南尾根)

 山行日
2011年9月11日(日)        晴            単独行
 コース
蓑毛(10:35)〜<浅間山林道>〜(11:37)山道横断点(11:45)〜(11:58)高取山(12:13)〜(12:40)念仏山〜(12:54)善波峠(12:56)〜(13:15)吾妻山(13:33)〜(13:55)鶴巻温泉
 去年、ヤビツ峠〜大山〜吾妻山と走る計画を立てましたが、結果的には、下りでしか走っておりませんでした。今年こそフルに走ってみようと再チャレンジ。
 ですが、暑かったこともあり、結局、登りは、走らない、下りも息が続く分だけ走るという超軟弱なスタイルでした。
 今回は、むしろ、下山後にいろいろ発見することが、ありました。
 詳細は、以下をご覧下さい。


 昨日、表尾根縦走した疲れがとれず、起きた時は、既に太陽が高く昇っていた。
 だが、こんないい天気を家で過ごすのは、もったいないと、軽量ザックに必要なものを詰め込んで、すぐに出発。 
 出発した時刻が遅かったこともあり、今日は、蓑毛をスタート地点とし、ここから大山ではなく、浅間山林道を進み、南尾根の山道と合流した後は、高取山へと南下していくコースを設定。

 蓑毛には、10:19着。
 準備運動などをしていると、ロードレーサータイプの自転車が何台も通り過ぎていく。こんな暑い中、気合が入っているな〜と、これから峠を目指す自転車の後姿を見送る。
 短パン姿になって、ゆっくりと走り出す。(10:35)
 足に関しては、昨日の疲れは、全く残ってなかった。今日は、軽量のザック、靴なので、運動する感覚が全く違う。但し、気温が高いのが気になる。
[今回のスタート地点:蓑毛]

 いつもの春岳沢沿いの登山道を進まず、少し戻って左折し、浅間山林道に入る。
 今回は、歩いたことのない浅間山林道を最初から進むことにした。登山道を通るより、ちょっと遠回りになるのだが、勾配は、登山道より緩いだろうという目論見だ。
 ....でも登りだったので、走ったのは、最初だけ。

 途中、登山道と2回クロスするが、林道をそのまま進んでいく。この林道は、初めてということもあり、何か新しい発見はないかとキョロキョロしてしまう。
[林道に入ると看板あり]

 10:59、林道の丁字路に出た。右手にはゲートが見える。(写真左) ここで、目的のルートは、右折なので、ゲートを通過していく。

 ゲートを過ぎると、フラット気味になったので走り始める。やがて、下り坂になり、嫌でも走り続けるようになった。
 右手に保護柵らしきものが見え、その先は、視界が広がった。

 その後、アップダウンが続き、歩いたり走ったりの繰り返しとなる。そんな中、イガが落ちていた。秋だな〜と感じる。
[ゲート前に到着] [イガ発見]

 11:37、山道と林道の交差点に到着。
 ここから先は、いつものルートだ。ちょうど、大山の方から高取山の方へ単独の男性トレイルランナーが通り過ぎていくところだった。
 小休止していると、今度は、大山に向かっていく単独男性トレイルランナーがやってきた。ここは、トレイルランニングの本でも紹介されているコースなので、この先、どうもランナーだらけになりそうだ。
 ....非常にマズイ。偽トレイルランナーだと、バレてしまう。
[山道と林道の交差点にて小休止]

 山道に入ったら、真剣に走るようになった。登りでも、ゆっくり走っていく。
 ....だが、急登で、心臓が破裂しそう。
 11:58、高取山に到着。
 先ほどの単独トレイルランナーと挨拶。聞けば、ヤビツ峠から大山に向かい、見晴台を経て、南尾根に向かうというコースを初めて走ろうとしたが、見晴台あたりで、山道が崩壊し、通行止めだったとのこと。
 このため、表参道を下ってきたのだが、もの凄い数の登山者とすれ違うことになり、大いに時間がかかってしまったらしい。
 先に出発していく後ろ姿を見送ると、単独男性のトレイルランナーが弘法山の方から到着。すると、今度は、背後から中年トレイルランナー(単独)が、この頂上を通過していった。
 やはり、ここは、トレイルランナーの銀座通りとなってしまったようだ。
[高取山頂上にて小休止]

 12:13、高取山を出発。ここからは、本格的に走る。
 というのも去年、この先からは、ヒルゾーンとなっており、歩いていたら、取り付かれること必至である。そんな訳で、嫌でも走らなければならない。
  ....まあ、走ってもやられるときは、やられてしまうが

 だが、去年と違って、この山道、かなり明るく感じた。植林帯の木が間伐されたせいか、山道にかなり日が当たっている。「これならば、ヒルはいないのでは?」と思ったが、以前、辺室山〜物見峠間の山道で、日が照りつける土の上にヒルがいたことを思い出し、油断大敵と、ひたすら走る。
  ....根性のあるヒルがいるのだ。
[下り一直線]

 12:40、念仏山に到着。
 ベンチ正面からの眺めを見入る。この光景を撮影後、ヒルチェックしてみるも、無事だった。
 その後、すぐに走り出す。まだヒルが気になるので、歩く気になれなかった。
[念仏山頂上]

 善波峠は、道標と石仏群を撮影しただけで、すぐに出発。
 弘法山の稜線にぶつかったところで、左折する。
 ここからは、道幅が広がり、山道も整備され、足が引っ掛かるような木の根もない。そんな訳で走るには、絶好のエリアなのだが、ここにきて疲れがドッと出てきて、登りは、歩き始める。
 送電鉄塔を撮影していると、中年トレイルランナーが通り過ぎていった。
 ....ここもトレイルランナー多し。

 13:15、ゴールの吾妻山到着。
 ここで、しばし休憩した後は、ゆっくり歩いていく。 
[弘法山の稜線に入ると走りやすい山道になる]

 鶴巻温泉方面に下っていく。(写真下)
 青空が広がり、今日は暑いはずだと、再認識。あとは、温泉だ、温泉だと、弘法の里湯を目指す。
[東名高速を手前に鶴巻温泉方面を眺める]

 だが、弘法の里湯は、休館中だった。(8/17〜10/31まで、設備の改修工事中)
 ....しばし、立ち尽くす。

 まさか工事中とは、迂闊だった。インターネットで調査しておけばよかったと後悔しても始まらない。付近の日帰り入浴代替旅館が紹介されてあったが、今ひとつ入る気がしなかった。(何せ、こちらは汗ビッショリのランニング姿なので)
 ということで、このまま鶴巻温泉駅に向かい、隣駅の東海大学前にあるスーパー銭湯に行こうと予定を変更する。一度も行ったことない銭湯だったが、持っていた山と高原地図・丹沢に載っていたので、場所は、分っていた。
[弘法の里湯にて]

 生まれて初めて(たぶん)東海大学前駅で下車し、スーパー銭湯「丹沢湯彩ほたる」を目指す。
 だが、駅前の案内板を見ても、そんな設備が出ていない。駅前の陸橋から周囲を見渡しても、看板も出ていない。それでも山と高原地図・丹沢の地図通りに進んでみる。

 着いた場所には、秦野天然温泉「さざんか」とあった。
 まあ、名前はどうでもよく、入浴してサッパリ。
  ....風呂上りの生ビールがウマかった。

 帰宅後、調べてみたら、「丹沢湯彩ほたる」は、昨年9月に閉館し、11月からは「さざんか」という天然温泉に変わったということだった。
  ....全く知らなかった。
 [東海大学前駅から、ちょっと歩いて到着]


 体重が落ちていないためか、走ることが、以前より辛くなったことを自覚しました。
 ですが、ザックを軽量化した山歩きというのが、こうも楽なのかということを知ったのが、この偽トレイルランニングです。そんな訳で、この山行スタイルは、まだまだ続きそうです。
 (短パン姿ではなく、通常のズボンを穿けば、今までの山行と変わりませんが、ザック重量は、ものすごく軽量です。いつものザックではなく、軽量ザックにして、ストック、ロープ(8mm)なども持たず(ロープは、5mmの短めのものだけ)、カメラも小型のデジカメにして軽量化を図っています)



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。