トップページ山行リスト(日付)>大山_記録20111120


大山

 山行日
2011年11月20日(日)       晴         単独行
 コース
ヤビツ峠(9:06)〜(10:22)大山(11:03)〜(11:56)見晴台(12:16)〜(13:05)下社(14:00)〜<女坂>〜(14:21)大山寺(14:44)〜<阿夫利林道>〜<浅間山林道>〜(16:22)大山駅バス停
 今回は、中型カメラを担いで、大山へ紅葉を撮影しに出かけてきました。
 昨年は、下社、大山寺での紅葉したモミジのライトアップを撮影しましたが、今年は、明るいうちに訪れました。紅葉には、まだ3、4日、早かったかなと思えましたが、それでも紅葉の撮影を楽しんできました。
 詳細は、以下をご覧下さい。


 今日は、朝2番のバスでヤビツ峠に向かう。
 秦野駅で、バスを待っていると、定刻8:18の10分前に臨時のバスがやってきた。おかげで10分弱、早めに到着できた。

 8:48、ヤビツ峠到着。出発前の準備をしていたら、定刻のバスも到着。
 ヤビツ峠は、一気に賑やかになった。
 薄型ウィンドブレーカを脱いで、出発する。(9:06)
[今回のスタート地点:ヤビツ峠]

 すぐに階段状の登りとなるが、いきなり息が切れる。どうも、このところの運動不足のせいかもしれない。体重が重く感じ、どうも今日は、パワーが出ないようだ。
 そうであれば、無理をせず、ゆっくり歩くことにした。
[紅葉した樹林の横を歩いていく]

 10:22、ゆっくり歩いて、大山頂上に到着。
 すでに山頂には、休憩している登山者が目立つ。こんな早い時間に登ってしまった人々は、この後、どこへ下っていかれるのだろうか。このまま下社やヤビツ峠に下るのであれば、午前中で登山は、終了してしまう。

 ゆっくり休憩した後、今日は、久しぶりに見晴台経由で下社に向かうことにした。
 見晴台から登ってくるハイカーが多い。
 次から次と、すれ違う。

 やがて右手には、植生保護柵が現れる。以前は、設置されていなかったのだが、今では、これでどうだ!とシカに訴えるかのように延々と保護柵が続いている。 
[大山頂上にて]

 11:56、見晴台に到着。(写真下)
 紅葉シーズンの真っ只中、かつ、ランチタイムということで、ハイカーでベンチは満席状態。
 屏風尾根側の紅葉を眺めるが、タイミングが悪いのか、なんだか発色がイマイチだった。そんな光景を眺めながら、オニギリを食べた後、出発する。

 モミジの紅葉に期待し、下社に向かう。
 このトラバース路で、以前、家族連れでの悲しい事故が発生している。そんなに危険な箇所があったかと、左側の谷側を眺めながら歩くと、確かに転落しそうな箇所が見受けられた。ただ、今は、クサリの柵が谷側に用意されてあった。
[見晴台にて大山を振り返る]

下社石段下の茶店広場に出た。
 紅葉は、どうかと眺めると、まだタイミングとしては、早かったようだ。
 石段下の木々は、紅葉していたが、上段の方は、紅葉前の木々が目立った。

 それでも、手前の紅葉の木を被写体として撮影開始。
 石段を上りながら、撮影(その1)
 石段を上りながら、撮影(その2)
[下社石段下にて]

 下社に参拝した後、左奥に真っ赤なモミジを発見。(写真下左)
 ここで、中型カメラを取り出し、紅葉撮影を楽しむ。

 境内では、モミジ汁を売っていたので、今年も戴く。(写真下右)
 だが、今日は暖かくて、熱いモミジ汁の有難さに気がつかない。
 一通り、撮影した後、大山寺に向かうことにした
[下社境内にて] [モミジ汁]

 女坂を下っていく。男坂は急で、女坂は緩やかというイメージがあるが、そんなことはない。女坂でも最初の下りは、かなり急である。
 眼鏡を掛けても視力が悪くなっているようで、この急な階段下りには、いつも緊張する。

 大山寺を裏手から訪問するように進んでいくと、左手に白い犬が。
 テレビCMに出てきそうなワンちゃんだ。咬むクセがあるということだが、おとなしい。いつもここを通るとワンワンと吠えられるので、この犬かなと思っていたら、頭上から、「ワンワン!」と吠えられた。振り返ると、黒い犬がこっちを見つめている。どうやら、吠える犬は、この黒い方のようだ。
 この寺には、白い犬と黒い犬がいることを今回初めて知った。
[吠えなかったワンちゃん]

 紅葉の名所として有名な大山寺の前に立つ。
 
定番の大山寺紅葉。昨年は、ライトアップした後、訪れたが、今年は、その前に訪問。
 だが、紅葉のタイミングとしては、まだ早かったようだ。
大山寺での紅葉モミジに期待していたのだが、イマイチの色だ。太陽光が当たっていないためか、なんだか、艶のない赤色をしていた。
 ....昨年は、ライトアップ撮影で、印象的な紅葉だったのだが。

 せっかくなので、石段下からも撮影する。
[大山寺のモミジ]

 大山寺の石段を登り、少し来た道を戻り、裏手のトンネルまでやってきた。
 ここは、阿夫利林道終点地点だ。トンネルを出た先で、この林道は、終わっている。
 ....何となく、このトンネル工事が無駄のような。

 ここから林道を歩くことにした。トンネルの中は、頭上からポタポタと水滴が落ちていた。
 出口が近いので、トンネル内にも光が差し込んでいるので、ライトなしでも歩くことに問題ないが、これで距離があると、ちょっと気味が悪い。

 トンネルを出ると大山寺関連の駐車場が現れ、意外にも車が多かった。
 林道から大山寺を眺める。 
[大山寺裏手の阿夫利林道]

 林道を歩いていく。林道と言っても完全舗装路だ。水平路ではなく、緩い下りなので、歩きやすい。

 15:28、尾根を回り込むところで、右手に経路を発見。この経路を登り、浅間山に向かったことがあった。(写真下)
 ここから先は、歩いたことがあるのだが、逆方向だったので、歩いていても初めて歩くような気分だ。
[尾根を回り込むところで右に作業経路あり]

 15:47、丁字路にでた。ここで、歩いてきた阿夫利林道は、終了し、この先は、浅間山林道となる。右手には、ゲートが見えた。ここは、直進していく。ここから先は、歩いたことのない林道だ。
[浅間山林道に合流]

 15:53、右手から経路が合流する。
 実は、この右からの経路は、一度歩いたことのある道だ。ちなみに山と高原地図「丹沢」(2011年)では、この未舗装の道幅の狭い経路と今、歩いてきた舗装路の表記が、全く同じである。
 ....ちょっと注意が必要。

 一方、国土地理院の電子国土基本図(1/25000)を見ると、この未舗装路は、破線表記で、舗装路は、二重線表記と、キチンと区別されていた。
[右手から経路が合流]

 やがて、バス通りが見えてきた。
 ここまで来れば、バス停までは、もうすぐだ。途中、民家が出てくる手前で、Tシャツ等を着替える。
[バス通りが見えてきた]

 16:22、大山駅バス停に到着。
 16:25発のバスが、定刻通り、やってきた。
 まだ日が暮れる前にバスに乗ったのだが、伊勢原駅に到着した時は、すでに日が完全に落ちていた。
 [大山駅バス停にて]


 真っ赤なモミジと出会うと、撮影欲が生まれます。それゆえ紅葉のシーズンに大山訪問は、外せません。ですが、今年は、ちょっと早めの訪問になってしまい、紅葉を楽しむという面では、少し消化不良となってしまいました。
 来年に期待したいと思います。



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。