トップページ山行リスト(日付)>半原高取山_記録20111225


半原高取山

 山行日
2011年12月25日(日)       快晴         単独行
 コース
仏果山登山口(8:34)〜(9:30)宮ヶ瀬越(9:34)〜(9:45)高取山(半原)(10:58)〜(12:17)宮ヶ瀬ダム〜(12:50)服部牧場の横〜(13:12)半原
 今回は、シモバシラを探しに半原高取山に出掛けてきました。今年1月に、この高取山にてシモバシラを見て以来、全く同じものがない、個性のある形をした氷の芸術に興味を持ち、思わずファンになってしまいました。
 先日の中央線沿線の山でも見かけたので、丹沢でもそろそろかなと思った次第です。
 詳細は、以下をご覧下さい。 


 今日は、本厚木駅から2番バスの宮ヶ瀬行きに乗車。
 久々の2番バスだ。登山姿の乗客は、ざっと13人ぐらい。そのうちの10人ぐらいが、団体という訳でななかったのだが、ドドッと煤ヶ谷で下車してしまった。ヒルのいない時期だからか、大山三峰山は、人気があるようだ。

 8:29、仏果山登山口にて、自分だけ下車。
 いつものようにバス停を撮影して、出発。(8:34)
 朝日が眩しい。だが、道路を渡り、植林帯の登山路に入ると、気温が一気に下がった。
 やはり、日陰は、まだ冷え込む。
[今回のスタート地点:仏果山登山口]

 いったい何度、この道を歩いただろうか。仏果山、高取山というと、このルートから登るパターンが多い。単に登りやすいという理由だけだと思うのだが、おかげで、体調が良好の時と、そうでない時の歩行ペースがよくわかるようになった。
 途中のベンチまで、スイスイと登っていければ、調子のいい証拠。今日は、全く停止することなく、ベンチまで一気に登ってしまった。まあ、気温が低いことも、歩き易さを助長している。

 振り返れば、木々の間から宮ヶ瀬湖の湖面が、だいぶ見えてきた。(写真下)
[振り返って宮ヶ瀬湖を眺める]

 9:30、宮ヶ瀬越に到着し、小休止後、高取山に向かう。
 すぐに単独の中年男性とすれ違う。本日、山で出会った最初の登山者だ。
 風はないが、外気は、頬を刺す様に冷たい。
 これだけ気温が低ければ、高取山からの景色も最高だろうと、早足になった。

 9:45、高取山に到着。早速、展望鉄塔に登る。
[高取山頂上に到着]

 やはり、今日は、最高だ。丹沢の山々がクッキリと見える。
 だが、今回の楽しみは、背後の関東平野の方で、東京スカイツリーが見えるかどうかだった。
 目を細めると、都心の高層ビルの奥に細い棒のようなものが見えた。あれが、どうやらスカイツリーのようだ。やはり、高さでは、抜きんでているのが、よくわかる。

 ふと北西側を眺めると、「おや〜」と、思わず声を発してしまった。
[念願のスカイツリー(右奥)が見えた]

 さて、これから宮ヶ瀬湖に向かっていく。目的は、シモバシラの探索だ。
 簡単に見つかるかなと、思いながら、進んでいくと、前方に何やら白いものが。ちょっと白いティッシュペーパーを小さく千切ったような感じだ。
 近づいてみたら、やはり、予想通り、シモバシラだった。
 ....一箇所だけ、本当に白いティッシュだった。

 歩き回り、一つ一つ観賞する。
[シモバシラ発見]

 シモバシラ観賞後は、一気に宮ヶ瀬ダムへ。
 ダムを歩いていると、上空に怪しい雲が出てきた。局所的な雲で、遠く蛭ヶ岳方面は、晴れていた。
 さて、ここからどのルートで帰ろうかと、しばし立止まって考える。
 エレベータでダムを下れば、以前歩いたことのあるルートで半原方面に行くことになる。それでは、面白くないので、今回は、ダムを出た後も、道なりに進んでみることにした。
[宮ヶ瀬ダムにて振り返る]

 県立あいかわ公園の北の端を歩いていく。
 やがて公園が終わったかと思ったら、今度は、左手に牧場が広がった。服部牧場だ。
 見れば、様々な羊が野放しになっている。しばし、デジカメ撮影会。
 手前で仲良く並んで草を食べていたのが、癒し系の羊。
 眺めていて飽きない光景だった。
 ....もう何年も動物園などに行ったことがなかったので、羊が珍しい。
[服部牧場の横を歩く]

 あんなに多く、羊が放牧されていたとは、全く知らなかっただけに、予想外の収穫だった。
 気をよくして、半原へと車道を進む。

 13:12、半原バス停着。
 ちょうどいいタイミングで、厚木バスセンター行き13:20発のバスに乗車できた。

 宮ヶ瀬ダムでは、怪しい天気だったが、ここに来て再び青空が広がり、陽が差してきた。
 どうやら天気は持ちこたえたようだ。
 [半原に到着]


  今シーズンも、運よくシモバシラを見つけることが出来ました。まだタイミングが早かったせいか、前回よりも、ちょっと小ぶりな感じがしました。
 ネットなどで調べますと、高取山には、まだまだ別のシモバシラの産地?があるようです。
 楽しみは、まだまだ続きそうです。



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。