トップページ山行リスト(日付)>白山・ニカニカ集会_記録20121104


白山・清川リバーランド

 山行日
2012年11月4日(日)       快晴         単独行
 コース
飯山観音前(7:27)〜(7:58)飯山観音〜<男坂>〜(8:30)白山展望台(8:38)〜(8:43)御門橋分岐点〜(9:02)御門橋(9:06)=(バス)=(9:16)上煤ヶ谷〜(9:38)煤ヶ谷〜(9:49)清川リバーランド(14:45)〜(15:02)煤ヶ谷
 仕事の関係上、前回、前々回と連続欠席しましたニカニカ集会に今回、出席してきました。
 今回は、その前に山を歩きたいと思い、白山を訪れました。短い山行でしたが、なかなか楽しめました。
 詳細は、以下をご覧下さい。


 本厚木駅前のバス停から宮ヶ瀬行き1番バス6:55発に乗車すると、座席は、既に満席。
 好天が予想されたためか、今日は登山者が多い。よく見ると、後方にもう1台、宮ヶ瀬行きのバスが停車していた。今まで何度となくこのバスを利用してきたが、増発便だが出ているのは、初めての経験だった。
 (後で知ったのだが、本日、宮ヶ瀬湖で清川やまびこマラソン大会が開催されており、そのための増便だったようだ。)

 車内で、ardbegさんが既に乗車されていた。その後、すぐにAYさんも乗車。こうして3人で立ち話をしていると、バスが発車した。
 「今日は、イガイガさんもバス利用の筈ですが、このバスには乗っておられないようですね。」
 「七沢方面に向かうバスで、入られるのかもしれませんね。」
と、イガイガさんの噂話をしていた。
 お二人は、華厳山方面へ行かれるということで、お先に失礼し、飯山観音前で下車。

 飯山観音前バス停に下りて、振り返ると、後続の増発便のバスが通過して行った。その時、吊革に手を掛けた立姿のイガイガさんを発見。
 イガイガさんもこっちが分かったようだ。
 ....イガイガさんがバスに乗っている姿を見たのは、初めてのような気がする。

 いつものようにバス停にてデジカメ撮影するが、今回、初めて使用するデジカメのため、初期設定をまだ確認していなかったことに気がつく。
 ....昨夜、バッテリー充電と時刻設定だけ実施したのだ。

 ということで、記録画素数等の設定を行う。今まで使用してきたカメラの後継機なので、操作は、殆ど同じだ。だが、昨夜、マニュアルをパラパラ読んでみたら、今度のカメラは、水準器を表示したり、ピント位置を拡大表示できたり、目をつむった人を確認できる等の機能がついているらしい。コンパクトデジカメも3年経つと、どんどん進化しているのがよく分かる。
[今回のスタート地点(飯山観音前バス停)]

 飯山観音に向かう。
 かながわの景勝50選の石碑を見る。
 飯山観音が、かながわの景勝に選ばれているのは、この周辺が桜の名所だからだろうか。
 また、石碑の横にトレイルランニングの道標を見つけた。このあたりも流行しているトレランコースに組み込まれてしまったようだ。
 ....今度、走ってみよう。
[かながわの景勝50選の石碑]

 石段を登り、かながわの名木100選の「飯山観音のイヌマキ」の前を通過する。厚木市の天然記念物に指定されている木だ。
 さらに石段を登り、飯山観音の観音堂の前に出た。(写真下)
 鎌倉時代初期、坂東三十三観音霊場が開設され、その第6番札所が、ここ飯上山 長谷寺(飯山観音)だ。目の前の観音堂は、厚木市指定有形文化財となっている。(Wikipediaより)

 静寂な中、箒で掃く音だけが聞こえてきた。
 参拝後、左手から裏手にまわる。
[飯山観音]

 男坂と女坂の分岐点にやってきた。(8:02)
 今回は、男坂を選択。ユーモラスなタヌキの置物が歓迎してくれている。

 前方は、ヤマザクラなどの木もあるのだが、全体的に常緑樹が目立つ。途中、ウラジロガシの大木に遭遇し、物凄く枝分かれしている姿にしばし見惚れてしまった。
 ....だが、カメラアングルは、イマイチで、失敗作ばかり。 

 ここでも小さな道標を見つけ、この急な階段もトレイルランニングコースになっていることに気がつく。
 ....これは、キツイ。前言撤回か。
[男坂を選択]

 8:25、稜線に出た。
 右手に大きな常緑樹が1本立っている。いつも気になってしまう木なので、ちょっと寄り道する。
 スダジイの大木らしい。
 根に近い、荷重のかかる幹の部分は、すでにいくらか削り取られたように欠けている。それなのにイナバウア−している樹木なので、横から眺めると、ものすごく不安定な姿勢に見える。
 ....正しくは、レイバックイナバウア−というらしい。
[スダジイの大木]

 平坦な稜線を進み、8:30、白山展望台に到着。
 早速、展望台からの眺めを味わう。

 まずは、大山方面。
 次に関東平野方面。

 誰もいない展望台を独占する。実にいい眺めだ。ふと腕時計を見ると、8:38。
 これは、アブナイと、御門橋に急ぐ。バスは、9:06だ。このバスを逃がすと、1時間待たなくてはならない。
[展望台での道標]

 順礼峠方面へダッシュで下っていく。
 すぐに登り返しとなり、これが結構キツかった。

 8:43、分岐点にて右折し、尾根筋から離れ、御門橋へ下っていく。
 この先は、初めて通るルートだったので、ゆっくり下って行きたかったのだが、バスの時刻が気になり、小走りとなってしまった。 
 .....背中のザックに入っている4合瓶2本が揺れる度にドキッとする。
[御門橋へのルート]

 9:02、御門橋バス停に到着。
 バス到着まで、まだ4分あった。

 9:06発のバスに乗車。乗ってビックリ。朝一番のバスと同様、座席はビッシリ登山者で満席。よく見たら、登山者以外は、2人のご婦人だけだった。
 このバスは、朝3番の宮ヶ瀬行きだが、それでもこんなに登山者を運んでいることが予想外だった。
[御門橋にてバスを待つ]

 バスは、停車することなく、快調に走っていく。車内で、立ったまま丹沢の地図を見ていたら、坂尻という案内が流れた。
 だが、誰もボタンを押さないので、通過していく。
 「あれっ、坂尻って、煤ヶ谷の先ではなかったっけ」
と思いつつ、外の景色を見て、間違いなく行き過ぎたことに気がついた。
 結局、さらに先の上煤ヶ谷で下車。

 あれだけ登山者が乗っていたので、てっきり煤ヶ谷で降りる人たちがいると思っていたのが、大きな間違いだった。団体さんだったのだろうか。おそらく皆、土山峠か仏果山登山口で下車したに違いない。
 ....あるいは、春ノ木丸目指しての宮ヶ瀬か?
[上煤ヶ谷まで乗過ごす]

 ニカニカ集会には、まだ時間的に早いし、好天気なこともあり、気分を取り直して、煤ヶ谷に向かう。
 ....上りのバスは、行ったばっかりだった。

 途中、工事用のカンバンを見た。(写真下)
 これを見ると、最終的には、清川村役場から坂尻の先までが、新規のバイパス路になるようだ。 
[バイパス工事の看板]

 煤ヶ谷まで戻ってきた。ここから谷太郎川沿いの道を行く。
 日陰になったのと、川沿いになったということだろうか、一気に気温が下がった。ということで、少し寒気を感じながら、清川リバーランドに向かった。
 10時前に清川リバーランドに到着。
 入口周辺には、既に何台も車が駐車している。知っている人がいないか、キャンプ場を見回るが、まだ我々のメンバーは、到着していないようだ。だが、既に大勢の小さい子供達がキャンプ場に入っており、キャンプ場自体は、賑やかだった。
 ということで、入口で皆を待つ。
 すると、masahikoさんが登場。続いてレガーさん、EAさん、キリヤマ隊長、アンヌ隊員と続々と集まってきた。
[清川リバーランドに到着] [本日のアルコール類]

 M-Kさんの挨拶後、乾杯〜。
 鉄板焼きから始まって、芋煮汁を戴く。いや〜、旨い。
 ....M-Kさん、はっぴーさん、キリヤマ隊長、アンヌ隊員、masahikoさん、レガーさん、イガイガさんなどの芋煮汁担当の皆さん、ご馳走様でした。
 缶ビールの後の日本酒が進む。
 その後、ardbegさんからアイラ・モルト・ウィスキーardbegを分けていただく。これは、本当にウィスキー?と思えるほど、薬のような独特の香りのするウィスキーを初めて賞味させてもらった。
[まずは、鉄板焼き] [芋煮汁が出来上がった。たぶん、2回目の鍋]

 キリヤマ隊長とアンヌ隊員とは、勘七沢の滝が話題になった。キリヤマ隊長曰く、F4は、登ったには、登ったが、あのF4下のスラブ状の岩の通過は、やはり危険と感じられたとの事。「やはり、そうでしたか」と納得。我々は、小雨降る中だったので、スラブ状の岩の横断をあっさり諦め、右岸から巻いてしまったのだ。
 ....ついでに我がパートナー、NASさんがキリヤマ隊長とアンヌ隊員のファンであることも申し伝えた。

 また、今回初対面のレガーさんと話をしたところ、7月15日にマスキ嵐沢に向かうため、西丹沢からバスに乗ったとき、バス乗り場の近くで沢装備の準備をしていたグループを見かけたのだが、そのグループが、どうやらレガーさん達だったようだ。

 そんなことがわかったのも今日の収穫だ。
[ワイワイ] [ガヤガヤ]

 皆で集合撮影。(写真下左)
 その後、後片付けとなる。
 今回もよく飲んだ。空き缶、空き瓶は、箱一杯になる。(写真下右)
 しかしながら、周りの皆さんは、ほどほどの量でセーブされているようだ。。
 ....どうも昨年秋のニカニカ集会の反省らしい。昨年は、酒酔いでコケることが多く、流血がアチコチで発生したそうな。

[全員で記念撮影(ミックスナッツさん画像)] [空き瓶、空き缶だらけ]

 清川リバーランドを出て、皆で煤ヶ谷バス停に向かう。
 すると、前方で走っているお方を発見。(写真下)
 ....思い出として残しておこう。
[清川リバーランドを出た後、何故か走る人を見る]

 バス時刻にまだ余裕があると思っているときの状況が左の写真。
 皆、アルコールが入って、いい気分で歩いていたのだが、その後、間に合わなくなるということで、走るハメに。
[煤ヶ谷バス停に向かう面々]

 バスに乗って本厚木駅に到着後、近くの公園で小休止。
 ここのベンチでも、ニカニカ話は続いたのだった。
 ....ここは、調達先のコンビニが近くにあり、トイレも完備。おまけに大型屋根もあり、雨の日でもOK。
 [本厚木の公園にて]


 ニカニカ集会での皆さんとの会話は、実に興味深く、楽しいものです。あっと言う間に時間が経っていきました。
 また、アウトドアでの料理やアルコールも美味しく戴きました。
 主催元のM-Kさん、誠にありがとうございました。
 次回のイベントも楽しみにしております。



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。