トップページ>山行リスト(日付)>大山_記録20130120
蓑毛(7:31)〜(8:44)ヤビツ峠(8:54)〜(10:22)大山(10:50)〜(11:24)16丁目分岐点〜(11:57)下社(12:12)〜<女坂>〜(13:05)大山ケーブルバス停 |
月曜の14日が大雪となり、さてどこに行こうかと考え、結局、大山を目指すことにしました。
いつものようにヤビツ峠行きのバスを利用しようとしましたが、案の定、路面凍結で蓑毛止まりとなっていました。ということで、今回は、久々の蓑毛スタートです。
詳細は、下記ご覧下さい。 |
秦野駅6:53着。
駅前ロータリーのヤビツ峠行きバス乗り場に着くと、そこには、「路面凍結で、本日は、ヤビツ峠行きのバスは、蓑毛止まり」という貼紙が出されてあった。
まあ、想定内の事だったので、すぐさま、7:05発の蓑毛行きに乗車。
乗客は14人。そのうち登山者は12人。全員男性で、全員蓑毛にて下車した。
今日は、雪が多いことを想定し、バス停前でスパッツを取り出す。
ネオプレーン製の沢登り用のスパッツは、夏のヒル対策のために沢でなくても、よく使用するのだが、普通のスパッツは、滅多に使用しない。それゆえ装着に時間がかかってしまった。
舗装された、登り一直線の道を行く。
こんなに舗装路が長かったっけと思いながら、進むと、凍結した路面となった。
やはり、まだ雪が残っているようだ。 |
|
[今回のスタート地点(蓑毛バス停)] |
|
春岳沢の木橋に到着。
木橋の上には、凍った雪が付着している。どうせこの先、使用するのだからと、6本爪のアイゼンを取り出す。
さすがにアイゼンは心強い。安心して、木橋が渡れた。
渡った右岸沿いの山道には、一面、雪が残っていた。だが、凍結した雪なので、アイゼンの爪がよく効き、歩き易い。 |
|
[春岳沢を渡る] |
|
驚いたことに六本松林道から離れる箇所にて、右手のヤビツ峠方面の登山道は、全く雪がなかった。やはり、標高が低いため、日陰だけに雪が残っているようだ。
だが、雪が消えていたのは、結局、この周辺だけで、登るに連れて、すぐに積雪量は、増えていった。
やがて、道は、左にトラバースしていくようになる。こうなれば、ヤビツ峠は、近い。このヤビツ峠に続く柏木林道は、急な階段状の登りがない代わりに大きくUターンして高度を稼ぐため、歩く距離は、長くなる。だが、息切れしない分、登りやすい、そんな印象を持った。 |
|
[六本松林道との分岐点] |
|
ヤビツ峠の県道に出た。(8:42)
県道は、除雪されてあり、自家用車が何台か駐車していた。
ヤビツ峠バス停に到着(8:44) (写真下)
ちょうど6人ぐらいの中高年パーティが大山方面に出発するところだった。
ここで駐車場裏手からの門戸口への最短路ルートを確認してみようと、道標の先まで行ってみると、トレースがあったものの、すぐ5mぐらい先で消えていた。どうやら先人は、積雪の量に圧倒され、引き返してしまったようだ。
確かにトレースによる雪の深さだけ見ても、腰まで入ってしまいそうだ。
引き返して、8:54、大山に向かって出発する。 |
|
[ヤビツ峠にて] |
|
冬の日差しとは思えないほど、視界が眩しく感じる。雪面に光が反射しているせいのようだ。
ちょっと紫外線が怖くなり、途中の小広場のペンチでサングラスを取り出す。丹沢程度の標高で、サングラスというのもなんだが、昔、春スキーの時、雪目にやられた経験からの防御策だ。
やはり、サングラス越しでの視界は、目に優しい。その後、雪道を楽しんで進むと、前方に先ほどの団体さんの姿が見えた。(写真下) |
|
[途中のベンチにて] |
|
団体さんに道を譲ってもらい、先を進む。
イタツミ尾根を登っていくと、春岳山への分岐点の箇所の道標が雪に埋もれていた。このあたり相当、吹き溜まりになっていたようだ。(写真下左)
だが、その先の尾根筋を進むと、途中、雪が消えている。(写真下右)
消えている理由として考えられるのは、風の通り道ぐらいだろうか。ここだけ日が当たるというようには思えない。
ちょうど傍にベンチがある。ということは、ベンチを設置する際、風を考慮したのだろうか。
....たまたまベンチがあっただけ?
|
|
|
[道標が埋まりそう] |
[雪がない所もあり(振り返って撮影)] |
|
トレースを辿っていくと、片足だけ深いツボ足となった跡があった。
ここまでもぐってしまうと、この先、足を出すだけでも大変な労力だ。
ということで、浅いトレース跡を辿っていく。
....深いツボ足は、足首を捻る可能性があり、実は、危険なのだ。 |
|
[雪の吹き溜まりで、股下まで埋まる踏跡] |
|
雪が固く締まっており、歩きやすくなった。そういえば、このルートには、途中、大きな一枚岩を越えていく箇所があるのだが、今回、雪が多かったため、全くその岩がわからないまま通過してしまった。
少し登りが緩やかになってきた。もうすぐガレ場の上に出そうだ。
10:03、視界の広がるガレ場の上に出た。
早速、デジカメを取り出し、丹沢方面を撮影。
今まで樹林が邪魔となっていたため、ここでは、どうしても撮影してしまう。 |
|
[なかなか気分のいい雪道] |
|
10:12、下社からの登山道と合流すると、一気に登山者の数が増えた。
ヤビツ峠行きのバスが蓑毛止まりということもあるのだろうか。圧倒的に下社から登ってくる登山者の方が多かった。
合流点からは、岩がゴロゴロした急な階段状の登山道となるのだが、今日は、凍結した雪に覆われているため、かえって登りやすくなっていた。
10:21、頂上手前の鳥居に到着。(写真下)
定点撮影点となった場所で、今日も撮影。 |
|
[本社手前の鳥居にて(定点撮影地)] |
|
10:22、阿夫利神社本社にて参拝。
山頂には、既に休憩中の登山者が目立つ。トイレ前広場に出て、早目の昼食とした。
....どういう訳か今日は空腹感あり。
今日は、雪がまだ多いということもあり、素直に下社へ下ることにした。
....夕方、用事があるので無理はしないことに。 |
|
[御神木の前にて] |
|
下社へのルートを下っていくと、なんとすれ違う登山者の多いことか。ちょうど山頂でランチタイムを計画している人が多いということらしい。
登っていく登山者が休憩中のところに下山者もやってくるので、富士見台では、超ラッシュ状態。
一番ビックリしたのは、これだけ雪があるのにアイゼンを使用しない下山者が多かったことだ。前方を下っていたアイゼン無しの若い男性は、急斜面になると、腰を落としながら、両足を滑らせて下っていたが、見ているこっちもハラハラ。 |
|
[富士見台にて] |
|
下社手前の超〜急な階段まで下りてきた。(写真下)
さすがにこの階段の上には、片側だけ雪がなかったが、これは、人が除雪した結果だろう。 |
|
[下社に下る直前の急な階段] |
|
11:57、下社の横に出た。
ここまで来ると、ようやく雪の量が減ってきた。
下社を参拝後、ブラブラと周辺を歩き、お守りやお札を眺めていて、ハッと気がついた。目の前にスタンプ台があったのだ。
そうそう、これを押印するのを忘れていたと、スタンプ台紙を取り出す。前回、秋バージョンの手拭いを入手したが、今回、冬バージョンをさらに得るつもりだったのだ。
....正月三が日にしっかり塔ノ岳、丹沢山、鍋割山のスタンプを押印していた。 |
|
[下社も参拝] |
|
続いて、大山寺に向かう。
女坂を下るが、最初の階段には、手摺が無く、かつ雪がまだ結構残っており、一瞬焦ったが、そこを過ぎれば、雪を気にする必要は、なくなった。
奥から読経が聞こえる中、大山寺を参拝する。 |
|
[大山寺でも参拝] |
|
大山寺も参拝したし、あとは下るだけと思っていたら、日陰の山道で凍結している箇所に遭遇。(写真下)
ここまで来れば、もう雪は、ないと思っていたので、全くの想定外だった。
アイゼンを出すのが面倒だと、ゆっくり一歩一歩階段を下っていったが、コチコチに凍っており、今回一番緊張した瞬間だった。
....ここでコケてズボンを濡らしたら、この先ちょっと恥ずかしい。 |
|
[よりによって、最後に凍結した階段が出現] |
|
13:05、大山ケーブルバス停に到着。
バス停横のコンクリート壁に飾られている浮世絵を鑑賞しながら、ポカポカ陽気の中でバスを待った。 |
|
|
[大山ケーブルバス停に到着] |
[浮世絵の一部] |
|
<今回、得たもの>
今回、帰りのこま参道で、偶然、大山の登山バッジを発見しました。(写真下左)
今まで20年ちょっと、大山に通ってましたが、登山バッジを見たのは、今回が初めてでした。(たぶん)
思わず2種類、購入しました。
また、帰路の途中、伊勢原駅の観光案内所に立ち寄り、手拭(冬バージョン)を入手しました。(写真下右)
秋バージョンは、インパクトのあるオレンジ色がアクセントになっていましたが、冬バージョンは、ちょっと地味なデザインでした。 |
|
|
[大山のバッジ2種] |
[丹沢手拭い(冬バージョン)] |
|
※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。
|