渋沢からタクシーで県民の森に到着。今日は、ゴールデンウィーク前半の３連休初日。すでに駐車場は満車で、ゲート側の駐車エリアにも車が連なっていた。 　まずは、アキレス腱を伸ばしながら、早足で歩く。

［県民の森ゲートにて（振り返って撮影）］

勘七橋を渡ると、濃桃色の花が満開だった。八重桜だろうか。せっかくせかせかと歩いても撮影のために時間を食ってしまう。ここで、ゲートの先で追い越した登山者に追い抜かれてしまった。 　1月の初回トレーニングでは、勘七橋の先で林道を外れ、旧訓練所の建屋の前へ続く近道を通ったが、今回は、オーソドックスに林道を進む。

［八重桜？満開］

すぐに西山林道との十字路にぶつかる。ここで左折し、早足で登り坂を歩いていく。それほど意識して、足を動かしている訳ではないのだが、背中のザックが普段より軽いので、自然とペースが速くなるようだ。 　西山林道の終点となるミズヒ沢のペットボトル置き場に到着。 　ここでボッカの準備中だった鍋割山荘の常連、Ｔさんに出会う。今日は、ザックが小さいので、手で持てる物を探すと、コンビニ袋に入ったガスカートリッジ（3本*４=12本）が目に入った。鍋焼きうどんに使用されるものだろう。これが持ちやすそうなので、左腕に通して出発する。重量は、４ｋｇぐらいだろう。 　◇県民の森ゲート〜ミズヒ沢間：36分（撮影時間を含む） 　　ミズヒ沢：3分休憩

［ミズヒ沢のペットボトル置き場］

左手のガスカートリッジが重く感じてきた頃、後沢乗越に到着。 　西側からの涼しい風が、なんとも心地よい。汗が一気に引いていく。 　◇ミズヒ沢〜後沢乗越間：16分（撮影時間を含む） 　　後沢乗越：2分休憩

［後沢乗越にて］

鍋割山を登る際、後沢乗越から鍋割山稜７というカンバンのある平坦な尾根の先端部までが、一番きつく感じる。それも前半部の急登続きのところだ。 　だが、今日は、ザックが軽いせいか、気がついたときは、標高1000mの赤ペンキ地点だった。(写真下左) 　その後、木道を進み、右のお地蔵さん、左のお地蔵さんを参拝。(写真下右) 　しかし、登りは、相変わらず全然、走れていない。
［標高1000ｍ地点にて］	［左手のお地蔵さん］

いよいよ息が続かなかくなった。息を整えるついでにマメザクラを撮影。先週、霧雨の中を下った時は、全く花が目立たなかったが、今日は、撮影するのが楽しい。 　．．．．だが、画像では、白い花が目立たず、イマイチ。

［マメザクラ満開］

終盤は、時々立ち止まっての歩きとなってしまった。 　どうにか鍋割山頂上に到着。 　山頂から富士山を眺める。 　◇後沢乗越〜鍋割山間：49分（撮影時間を含む）
［鍋割山到着］	［山頂風景］

鍋割山頂上を出発。 　ガスカートリッジがなく、ザック内の水が減って、さらに軽くなったこともあり、後沢乗越までは、スタスタと調子よく下っていけた。 　ミズヒ沢では、短パン姿になって、本格的に走る気になった。 　ミズヒ沢から二俣までは、結構な下りが続き、走りたくなくても自然と走ってしまう。但し、足下をよく見ないと小石だらけなので、足首を捻ってしまいそうだ。 　◇鍋割山〜後沢乗越間：26分（撮影時間を含む） 　◇後沢乗越〜ミズヒ沢間：13分（撮影時間を含む） 　　ミズヒ沢：4分休憩

［二俣の木橋］

尾関氏の胸像前を過ぎ、坂を下り終わると、この先は、ほぼフラットな林道だ。地面も土が出ており、走りやすくなる。 　走り続けてみるが、やはり自分の体重が重く感じられ、すぐに止めとなり、途中で歩く。 　それでも、30秒以内に再び走り出す。そんな繰り返しをしていると、目の前に大人のシカ2頭が、林道を横断し、右手の沢の方に下って行った。西山林道でシカを目撃したのは、初めてではないだろうか。 　気がつくと、すでに西山林道から大倉に左折するところまで来てしまった。意外にミズヒ沢から近いものだと思い、今日は、ここでクールダウン。歩きながら、アキレス腱を伸ばしたり、両手を回したりして進む。 　◇ミズヒ沢〜大倉間：56分　(撮影時間を含む)

［大倉手前の畑にて（定点撮影）］

※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。