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大山

 山行日
2013年10月13日(日)       快晴       単独行
 コース
ヤビツ峠(10:03)〜(11:38)大山(12:07)〜(13:30)16丁目(13:50)〜(14:20)蓑毛分岐点〜(15:06)蓑毛
 昨日、大山川を歩いてきましたが、大山山頂を踏まなかった事、登山道に出る手前のブナの木をじっくり撮影したかった事もあり、再度、大山を訪問しました。
 ....そこで、ちょっとビックリ。

 紅葉には、まだ早いですが、行楽シーズンの快晴の日曜日ということもあり、大山は、人出が多く、改めて大山人気を実感しました。
 詳細は、以下をご覧ください。


 今日は、大山頂上に昼前ぐらいに着けばいいと思っていたので、8:26秦野駅到着。8:55発のヤビツ峠行きのバスに乗るつもりで、駅の階段を下り、バス乗り場に向かう。
 「あれっ、...」、ヤビツ峠行きには、既に長蛇の列が出来ていた。
 これは、長い。最後尾に並ぼうと進んでいくと、グランドホテル神奈中の建屋の端まで来てしまった。すぐ先は、水無川沿いの通りだ。こんなに長い列に並んだのは、初めてだった。普通、こんなに並ぶ前に臨時便バスが到着し、客を乗せていくものだと思っていたが、どうも予想以上のペースで登山者がやってきているようだ。
 ようやく臨時便バスが来た。列が前進する。その後、8:55発の定時バスも到着。だが、まだ前の列が長い。結局、予定していたバスには、乗れず。
 今日は、日曜なので、8:55発バスの次には、定時で9:20発というのがある。そんな訳で次のバスは、この9:20頃かなと思っていたら、すぐに臨時便のバスが用意されていた。
 結局、予定の8:55発から、13分遅れの9:08にどうにか出発できた。

 蓑毛を過ぎ、山岳路線に入ると、ヤビツ峠からの回送バス1台とすれ違う。すると、立て続けに、秦野駅行き、回送、回送とバス3台とすれ違った。
 ....ヤビツ峠行きのバスは、相変わらず、凄い人気。

 9:46、ヤビツ峠着。先ほどの8:55発定時バスが前方に停車していた。
 缶コーラを自販機で買って飲んだり、準備運動したりと、ゆっくりした後、出発。(10:03)
[秦野駅前にて。だいぶ前進してきた。] [ヤビツ峠に到着]

 今日は、急ぐつもりもないので、ゆっくり歩く。時々涼しい風が頬に当たり、心地よい。
 10:38、平坦な尾根歩きの途中で、小さなベンチが右手にある。ここで小休止。
 タオルを取り出し、首の汗を拭いていると、目の前にトレラン集団(17人ぐらい)が通過していった。まだウォーミングアップ段階なのか、皆、歩いていた。大山山頂から南尾根を下り、高取山、弘法の里湯までのトレランだろうか。
[休憩中にトレラン集団に追い越される]

 11:15、ガレ場にて小休止。(11:15〜11:21)
 ここは、ヤビツ峠から登ってきたとき、屈指のビューポイントだが、残念ながら富士山は、雲に隠れて姿が見えず。富士山が見えていたら、三脚をセットしようかと思っていたが、今回は、パス。

 11:22、下社からの登山道と合流。
 「凄い...」、下社からは、途切れることのない程、登山者が続いている。ヤビツ峠からの登山者とは、全く比較にならなかった。なんだか富士山や高尾山の様相だ。
 階段状の登りでは、1列に並んで、登っていく。

 11:38、大山頂上到着。(写真下右)
 頂上の広場は、まだギュウギュウ詰めという訳ではなかったが、大山三峰山や関東平野の眺めの良いトイレ前広場は、既に休憩している登山者が多く、新たにシートを広げるのは、難しい状況だった。
 人混みを避け、丹沢山塊の眺めがいい裏手に回って、昼食をとった後、さっさと下ることにした。
[ようやく頂上に到着] [大山頂上の光景]

 下社に向かって下っていく。正午を過ぎても登山者の列は、続いている。
 登山者は、小学校低学年以下の家族連れや20代のグループが多いように思える。いつもの中高年登山者が目立たないのだ。
[まだ登山者は、多い]

 登山道左手にブナのような木を発見。(写真下)
 葉が上の方にしかなく、確認できなかったが、おそらくブナだろう。デジカメ撮影を楽しむ。
[登山道横のブナ]

 12:26、昨日の大山川から尾根に取り付いて登山道に出た地点に到着。
 地形図で確認すると、ヤビツ峠との分岐点から50m下がった所だった。
 登山道から外れ、モノレールを越え、昨日のブナの木と再会する。(写真下)
 すると、昨日は気がつかなかったが、奥にもう1本、ブナの木を発見。
 近づいてみると、手前のブナよりも一回り、大きい感じだ。
 それに奥のブナの方が、枝振りがいい。
 それならばと、中型カメラをザックから取り出し、奥のブナ撮影をじっくりと楽しんだ。
 近づいて撮影。
[昨日のブナを再び撮影]

 奥のブナに近づくと、樹皮にクマの爪の跡のようなものを発見。(写真下)
 いや人工的なものかな〜と、しばし樹皮を見つめる。
[何だろう]

 結果的に奥のブナを中心に撮影することになってしまったが、初めての大山の南東斜面でのブナ撮影に大満足。気分よく、下社方向に下っていく。
 13:30、16丁目分岐点に到着。
 ここでゆっくり休憩。
[16丁目には、人が一杯]

 結局、蓑毛に下ることにして、16丁目から右手の登山道を選択。
 すると、人の姿が一気に減ってしまい、今までとは全く違った山歩きとなった。
 蓑毛越手前の近道ルートを利用し、蓑毛へと向かう。 
[誰も歩いていない]

 ゲートの所で、Uターンするように右折する。
 この後、背後から人声が聞こえてきた。
 振り返ると、トレラン集団で、あっという間に7人に追い抜かれた。
 こんな石が出ているような下り坂で、走っていくのは、足の裏が痛くなるだろうな〜と思いつつ、彼らを見送る。
[林道ゲートにて]

 蓑毛の丁字路に出ると、道路を渡った先の広場で、先ほどのトレラン集団が円陣を組んで、整理運動を実施していた。ここで上がりかなと思っていたのだが、蓑毛バス停で、バスを待っている間に彼らは、再び秦野方面へとバス通りを走り去っていった。
 ....いったいどこまで走っていくのだろう。

 15:15発のバスを待つ。
 蓑毛行のバスが折り返し、秦野駅行きになるものと思い、秦野駅側ばかりを眺めていたら、背後のヤビツ峠側からバスが到着したので、思わずビックリ。
 15:15発のバスは、滅多にないヤビツ峠発のバスだったのだ。
 [もうすぐ蓑毛]


 今日は、予想外のブナ撮影となり、楽しいひと時を過ごすことが出来ました。
 今後は、紅葉シーズンとなり、山の撮影が楽しみな時期となりますが、仕事の方が、どういう訳か忙しくなっており、ちょっと今年の紅葉は、行くチャンスがないかなぁ〜と、今から憂鬱な気分です。





※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。