トップページ>山行リスト(日付)>仏果山_記録20140308
2014年3月8日(土) 晴れ 同行者:NASさん |
仏果山登山口(9:31)〜(10:31)宮ヶ瀬越(10:35)〜(11:04)仏果山(12:04)〜(12:40)388号鉄塔〜(13:33)愛川ふれあいの村(13:54)〜(14:02)野外センタ−前 |
今回は、通い慣れた丹沢前衛の山、仏果山に高校時代からの友人であるNASさんと行ってきました。
天気は快晴で、土曜日での晴れは、久々だったような気がします。
詳細は、以下をご覧ください。 |
今日は、仏果山1本に絞り込んだために朝は、ゆっくりと出発。
本厚木駅8:40発の宮ヶ瀬行バスに乗車。
このバスは、朝3番のバスだが、登山者が多い。丹沢山へ向かう登山者は、朝1番の6:55発のバス(但し、平日は、7:40発が1番バス)が通常だが、仏果山界隈であれば、この時間帯でも問題ない。
仏果山登山口では、我々を入れて10人ぐらい登山者が下車。
バス停で、スパッツを付けていると、近くの駐車場から登山口へ歩いてくる登山者を見かけた。今日は、結構、山頂が混雑しそうだ。
スパッツ装着後、9:31、出発する。 |
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[今回の出発点:仏果山登山口バス停] |
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NASさんとは、久々の山行で、昨年末の高水三山以来だ。高水三山の時は、手頃な積雪量で雪歩きが楽しめ、下山後の酒も美味しかったということで、今度行くときも奥多摩にしようと言っていたのだが、今回は、どの山域も、積雪状況がよくわからなかった。
....単なる調査不足
そんな訳で、今回、雪があってもルートが、よくわかっている仏果山としたのだ。
登山道に入っても、雪は、まったくなかった。これならば楽勝ではないかとNASさんと話す。
すぐ先で、登山届の台が倒れていた。(写真下)
雪の重みに耐えられなかったのか、風が強かったのか、雪で土が緩んだのだろうか。山側に巻いて通過する。 |
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[登山届の台が倒れていた] |
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登山届の台が倒れていた先で、沢にまだ雪がしっかりと残っていた。
標高が低いにも関わらず、日陰だと、なかなか解けないようだ。だが、固めの雪なので、アイゼンなしで、通過した。
その後、雪は、ポツンポツンとあるだけだった。その割には、気温が低めで、発汗量は、少なく、ちょうどマラソンに適した気温といったところだろうか。そんな訳で、歩くペースは、順調そのもの。
背中のザックには、中型カメラの機材を入れているが、ザックが重たいと感じたことはなかった。
10:00、いつもの定点撮影地にて、宮ケ瀬湖を撮影する。(写真下) |
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[定点撮影地] |
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いつもなら途中からペースダウンする宮ケ瀬越への登りだが、今日は、二人ということもあり、話しながら登っていたら、いつの間にか宮ケ瀬越に着いてしまった。
ここでも全く雪がなく、予想以上に雪が解けていることを実感。 |
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[雪のない宮ケ瀬越] |
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10:35、稜線を仏果山に向かう。
途中、ようやく雪らしい雪を見かけるが、歩行の邪魔にはならなかった。相変わらず、ちょっと冷たい空気が顔に当たる。これが運動している身体には、気持ち良い。その後も快適に進む。
時々、ご年配の登山者とすれ違う。やはり、今日は、結構、登山者が訪れているのが分かる。 |
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[少し雪が出てきた] |
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11:04、仏果山頂上に到着。
展望塔奥のテーブルに向かう。NASさんは、早めのランチということで、湯を沸かし始めた。その間、私は、展望塔に上がり、撮影を楽しんだ。その後、二人でランチタイム。まだ時間が早いせいか、訪れる登山者は、小休止するだけで、どんどん出発していく。
登ってきた宮ヶ瀬湖側の斜面は、雪がなかったが、日陰になりやすい半原側の斜面には、雪が残ってそうだなぁと、NASさんと雪の状況について話す。まあ、それでも危険な箇所は、ないし、下りで転倒しなければ大丈夫だろう。そんな会話をする。
12:04、仏果山頂上を出発し、予定通り、半原側に下ることにした。 |
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[仏果山頂上下のベンチから展望塔を振り返る] |
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山頂直下から、雪が現れる。やはり、思った通り、こちらの斜面の方が圧倒的に雪が多かった。
NASさんは、昨年3月、生藤山で転倒事故を起こしているので、下りは、とても慎重だ。 |
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[半原側の斜面には、結構雪が残っていた] |
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いよいよ雪だらけの斜面となった。ここで、NASさん、慎重に慎重を重ね、軽アイゼンを装着。
雪は、シャーベット状ではなく、固く凍った雪だったので、まだ下り易かった。
下りが終わり、フラットな歩きとなると、雪は、もう消えていた。 |
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[完全な雪道となる] |
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一旦、消えた雪だが、送電鉄塔付近で再び、現れた。
よく見ると、NASさん、いつの間にかマスクをしている。
やはり、今年も、それなりに花粉が飛んでいるようだ。仏果山頂上で、少し目が痒いなと思ったが、NASさんは、その前からピンと来たようだ。 |
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[送電鉄塔付近にも雪が残っていた] |
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送電鉄塔を通過後、植林帯に突入する。
ここで、クシャミ連発。やはり、相当、花粉が舞っている。
雪のない斜面をシカ柵沿いに下っていく。こんなルートだったかなと右下を見ると、細長く雪が残っていた。よく見ると、そこが登山道だった。日陰のせいか、登山道の雪は、全く解けていなかった。
このままシカ柵沿いを下っていく。結局、階段状の登山道は、殆ど雪の下となっていた。 |
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[登山道(右下)は、未だ雪] |
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林道を横断する手前で、登山道に合流した。
眼下には、半原・田代の町並みが見える。その中で、今まで気がつかなかった施設が手前に見えた。ソーラーパネルだ。
帰宅後、調べたら、愛川ソーラーパーク”さんてらすTOBISHIMA”という太陽光発電所だった。神奈川県営初のメガソーラ−で、年間発電電力量は、188万kWh(初年度)で、一般家庭約520軒分の電気を作ることができるという。昨年5月から営業運転開始しているとのことだった。 |
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[ソーラーパネルが見える] |
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下っていくにつれ、ハナ水が止まらなくなる。花粉症の症状がひどくなってきた。
不思議なことに下った先で、雪が多くなってきた。日陰が多いせいだろうか。
13:15、階段を下り、舗装路に出た。ゲートの前で、スパッツを外す。 |
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[車道に下る] |
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さて、今回の楽しみの一つは、NASさんを愛川ふれあいの村・野外センターに連れていくことだった。
この野外センターは、高校に入学して間もない頃、学校行事の一環としてキャンプなどをした場所で、当時、我々は、「半原の野外教育センター」と呼んでいたような気がする。
その時、NASさんとは同じクラスだったのだが、まだそれほど言葉を交わす仲では、なかった。
「これらのロッジは、当時の建屋そのもののように思えるなぁ。」
そんな話をしながら、野外センター横を歩いていく。
NASさんにとってみたら、この場所は、約40年ぶりの訪問だった。
グランドの方に向かう。
グランドを見下ろせる場所でザックを下ろし、自販機で買ったばかりの熱い紅茶を飲みながら、小学生が野球の練習しているのを眺めていた。
「当時、このグランドで、ソフトボールをしたのを覚えているかい?」
と、NASさんに問いかけたが、覚えていないという。
だが、私は、未だに忘れない記憶が残っている。同じクラスメイトのI君がランナーに出て、2塁から3塁に走った時、滑ってしまい、腕を骨折したのだ。
その時、骨は、完全に折れてしまい、不自然に曲がった腕の印象が今も強烈に残っている。
「半原の思い出といえば... 」
と、NASさんが何か思い出したようだ。
....ですが、内容が個人のプライバシーに関わることですので、本サイトでの公表を控えさせて戴きます。
目の前では、ユニフォーム姿の小学生がキャッチボールをしていた。よく見ると、セカンド付近にいた子は、女の子だった。周りを見ると、彼女以外に女の子は、いなかった。
「女の子が一人で参加するというのは、勇気がいるなぁ。」
「それだけ野球が好きなんだろう。」
だが、ホームに投げてくるボールのスピード、投球フォームは、男子と全く差がなかったことに二人して、驚く。
「ああいう子が、将来、女子スポーツをけん引するんだろうなぁ。」
「ああ、たとえ野球でなくても、ソフトボールとか、ゴルフとか。」
そんな光景をしばし楽しむ。
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[野外センターの入口にて] |
[野外センターのグランドでの一コマ]
(セルフタイマーで撮影) |
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14:02、愛川ふれあいの村・野外センター前バス停に到着。
1時間に1本のバス時刻は、14:22だった。
「20分ならば、ここで待とう。」
発車したばかりの時刻であれば、もう少し下っていき、撚糸組合前バス停まで歩けばいい。そうすれば、1時間も待つことなく半原発で田代経由のバスに乗ることができる。半原発、本厚木バスターミナル行きのバスは、30分毎に野外センター経由と田代経由とが交互に発車している。(土休日の10時から18時ぐらいまでの間)
14:22、バスは定刻にやってきた。 |
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[野外センタ−前バス停にて本日の山行終了] |
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本厚木駅前に来たら、花粉症のハナミズは、少し和らいだ。やはり、山の方が、花粉が多いらしい。
次は、今回山行の、もう一つの楽しみだったシロコロホルモンである。
駅前から少し歩いて、開店時刻の10分前から並ぶ。すでに30人ぐらい並んでおり、入れるかどうか、ちょっと心配だったが、幸いにも席に座ることができた。
シロコロ、上ミノ、ハツ、カシラなどを賞味し、店を出るときは、既に腹が、かなり膨れ、とても山に行ってきたとは思えない状況だった。
....NASさんとの山行は、下山後がメインとなるパターンが、多くなってきそうな雲行き。
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[厚木名物シロコロ] |
[シロコロを食べながら反省会] |
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雪の心配は、ありませんでしたが、この時季は、花粉のシーズンでもありました。
これから暖かくなって桜が開花し、日も長くなり、本格的な山歩きシーズンとなるのですが、今年に入り、やたらと仕事に時間を取られ、山行の時間がとれにくい状況が続いています。以前は、それを無理やり、体力でカバーしてきましたが、どうも最近、そのパワーが出ず、年を感じております。
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※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。
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