今日は、カメラを小型防水型１台としたり、ペットボトルを必要最小限としたり、余計な小物を排除したりしたので、背中のザックが軽い。出掛ける前に自宅で量ったら、５ｋｇ程度だった。 　．．．．普段もこの程度のザック重量にすればよいのだが、なかなかできない。 　渋沢駅に到着。 　駅の階段を降りると、大倉行のバス乗り場には、長蛇の列が出来ており、階段入口のエスカレータ付近まで続いていた。殆どの人が大倉尾根だろう。今の塔ノ岳人気を表しているようだ。 　その列を眺めた後、タクシー乗り場に向かう。

［渋沢駅での大倉行バス乗り場］

前回は、林業作業のために上秦野林道入口までだったが、今日は、いつもの通り、県民の森のゲートまで、タクシーで入ることが出来た。 　軽く準備運動をして、スタートする。 　歩き始めて、すぐ気がついたのだが、林道丁字路に到着する直前にて、ふと右手を振り返る。

［表丹沢県民の森ゲート前から出発］

上秦野林道から水無堀山林道に入る。（写真下） 　未舗装路の林道を少し下っていくと、勘七橋に着いた。左上方向の栗ノ木洞の山肌には、ちょうど光が当たっていた。空気がクリアで、木の枝1本1本が白い糸のように見える。また、橋の右方向は、日陰となっていた。

［上秦野林道から水無堀山林道へ］

水無堀山林道から西山林道に入り、二俣の道標を通過し、勘七沢の木橋を渡る。（写真下） 　ここからは、今までと異なり、坂道がきつくなっていく。 　そんな折、左手の樹林帯に目が吸い寄せられた。

［勘七沢を渡る］

ミズヒ沢ペットボトル置場に到着。 　今日は、水の入ったペットボトルが発泡スチロールの箱に満載状態だった。 　◇県民の森ゲート〜ミズヒ沢間：54分（撮影時間を含む） 　　ミズヒ沢での休憩なし

［ミズヒ沢のペットボトル置場］

ミズヒ沢を過ぎたら、標高が高くなるので、もう紅葉と出合うこともないだろうと思い、ペースを上げるが、後沢乗越でスタミナ切れ。結局、後沢乗越で20分間、小休止してしまった。 　その後、ペースを戻し、急登を進んでいくと、なんと、ここで紅葉樹林に遭遇。周囲を見渡すと、何故かここだけ紅葉している。何か風向きとかの影響だろうか。 　結局、再びデジカメを取り出し、紅葉撮影タイムとなってしまった。 　．．．．トレーニングより撮影重視。 　もはやタイムを気にするトレーニングでは、なくなってしまった。

［後沢乗越を過ぎた後、紅葉に遭遇］

ミズヒ沢を過ぎたあたりから、曇り空となり、先ほどの紅葉樹林帯を越えてから、ガスが現れ、出発時の晴れは、どこに行ってしまったのかと思えるほど、一面霧深い世界となってしまった。

［もうすぐ頂上］

鍋割山頂上に到着。霧の中となり、周囲の山々は、全く見えなかった。 　寒くなるので、鍋割山荘山荘に入って、休憩する。 　◇ミズヒ沢〜後沢乗越間：17分（撮影時間を含む） 　　後沢乗越にて20分休憩 　◇後沢乗越〜鍋割山間 ：55分（撮影時間を含む）

［鍋割山頂上は、ガスの中］

昼過ぎでも上空の雲は、移動せず、結局、曇り空となった。だが、山頂には、大勢の登山者が休憩中だった。

［鍋割山頂上に人が集まってきた］

鍋割山からの下山スタート。 　登りは、撮影ばかりしていたため、トレーニングにならなかったが、下山は、もうそれほど撮影することはなく、トレーニング重視となるだろうと思いながら、下っていく。 　天気は、相変わらず曇りで、周囲にはガスがかかっている。 　 　◇鍋割山〜後沢乗越間：34分（撮影時間を含む） 　　後沢乗越での休憩なし

［後沢乗越］

鍋割山からミズヒ沢まで、調子よくリズムに乗って、下っていけた。 　ミズヒ沢のペットボトル置場では、半分以上のペットボトルがなくなっていた。昨年だったら、ここから西山林道を走って大倉まで行っていたのだが、今年の秋もそうだったが、どうも走る気力が湧かず、今回も歩きとした。 　だが、ミズヒ沢を過ぎると、行きと同じような紅葉撮影タイムとなってしまった。10m歩いては撮影の繰り返しとなる。行きの時は、この光景に気がつかなかった。 　そんな訳で、本格的にスピードをつけて歩き始めたのは、二俣を過ぎたあたりからだった。

［西山林道での後沢乗越方面の眺め（振り返って撮影）］

黒龍の滝の分岐点（ベンチ有）あたりから、猛然と集中して早足で歩き始めた。いつもなら参拝する途中の馬頭観音を見落とすほどのスピードである。おかげで、この区間だけは、トレーニングになったと思っている。 　．．．．単なる自己満足。 　◇後沢乗越〜ミズヒ沢間：17分（撮影時間を含む） 　　ミズヒ沢にて2分間休憩 　◇ミズヒ沢〜大倉間：1時間14分（撮影時間を含む）

［大倉バス停に到着］

※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。