トップページ>山行リスト(日付)>鍋嵐_記録20141207
2014年12月7日(日) 晴れ 同行者:6名→5名 |
煤ヶ谷(7:34)〜(7:55)煤ヶ谷・平成の森石碑〜(9:02)物見峠分岐点(9:22)〜(9:54)物見峠(9:56)〜(10:21)一ノ沢出合〜(10:44)一ノ沢三俣(11:00)〜(11:33)719m峰西側稜線(11:35)〜(12:06)鍋嵐(12:18)〜(12:34)ジャンクションピーク〜(13:00)677m峰(13:55)〜(15:00)15号橋〜(15:43)宮の平 |
山仲間のモトさんが鍋嵐で遭難されて、3年が経ちました。今年もモトさん慰霊登山を皆さんと実施しました。
詳細は、以下をご覧ください。
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本厚木駅6:55発の宮ケ瀬行バスに乗車。
バス内にて、ardbegさん、shiroさん、ミックスナッツさん、まーちゃん、AYさん、はっぴーさんの6人の方々と合流。そのまま合同山行となり、煤ヶ谷で下車する。(7:29)
さすがに12月に入っただけのことはある。かなり気温が下がっており、バス停にも霜が薄らと付着していた。 |
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[今回のスタート地点:煤ヶ谷バス停] |
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正住禅寺の登山道に入らず、谷太郎川沿いを進んでいく。
寺家屋橋を左に見た後、水ノ尻沢に出会ったところで右折する。 |
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[谷太郎川沿いを進む] |
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やはり、この辺りの冷え込みは、厳しい。霜が降りた冬枯れの木を撮影する。
最初に見たとき、雪がついているのかと思った。 |
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[霜が降りた木の枝] |
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水ノ尻沢沿いの道を進み、途中、「煤ヶ谷平成の森の石碑」を見た後、水ノ尻沢の左岸に渡る。
夏であれば、このあたりはヒルの巣窟だが、今日は、そんなことを気にせず、ゆっくり落ち着いて歩いていく。
8:17、この辺で取り付きますかと、右手の急斜面を登っていく。ちょっとの間、急斜面を登れば、その後は、自然林が広がる尾根筋となる。以前、いつだったか皆と下ってきたことのある尾根だ。
だが、この尾根を登るのは、初めてだった。結構、急なことに気がつく。
そんな中、右手の樹林に目が留まる。 |
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[急登となる] |
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尾根筋の直線登りを終え、一般登山道に出た。
その後、素直に登山道を辿っていく。左手木立の間から光に反射している相模湾が見えた。ここからも海が見えるのかと、よく眺めると江の島が見えた。(写真下)
ふと頭上を見上げる。 |
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[江の島を眺める] |
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9:02、物見峠分岐点に到着。ここで小休止。
ここで、大山三峰山の方ではなく、物見峠のトラバース路に向かう。 |
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[分岐点にて小休止] |
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トラバース路の日陰の斜面にて、落葉の上に霜が降りていると最初は、そう思ったのだが、跪いてよく見ると、霜ではなかった。ザラメ状の雪だった。(写真下)
どうやら昨日、雨でなく、雪が降ったようだ。丹沢で今シーズン初めて見た雪だった。
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[トラバース路にて] |
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以前に比べてだいぶ安全に歩けるようになったトラバース路だが、それでも緊張する箇所が何箇所かあり、慎重に通過。
9:54、物見峠に到着。
ここからは、左手前に辺室山、中央奥に華厳山が眺められた。(写真下)
ミックスナッツさんが早めに帰宅されるということで、ここで我々とは別ルートとなった。
9:56、出発。 |
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[物見峠からの光景] |
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物見沢沿いに下っていく。
昨今の豪雨のせいか、この辺りの沢も倒木が多い。
沢沿いに下っていくと、目的の一ノ沢出合に到着した。ここで、右折し、一ノ沢左岸を進んでいく。すぐに大きな堰堤が目に入るが、左岸から簡単に越えて行けた。 |
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[一ノ沢出合を目指す] |
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堰堤だらけの沢を進み、地形図上、三俣となった。(10:44)
ここは、日が当たりが良く、暖かいので、小休止とした。ardbegさんの指摘で、はっぴーさんのチェーンスパイクの片方が無くなっていることが発覚。だが、小休止中、はっぴーさんは、沢を少し戻ったところで、無事、落し物を発見。ここで、小休止としたことが幸いした。
....でも、聞くところによると、チェーンスパイクが外れたのは、今回が初めてでは、ないらしい。
11:00、三俣の一番左側の沢に向かって出発する。(写真下)
出発してすぐ、小さな岩壁や堰堤を乗り越えたところで、2チームに分かれる。
shiroさん、ardbegさん、AYさんは、このまま沢沿いに。はっぴーさん、まーちゃん、花立小僧は、右手の尾根に取り付く。 |
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[一ノ沢の三俣を出発] |
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尾根筋に乗ったのはいいが、最初、アセビの密集ゾーンで、前進するのに四苦八苦。
ようやくアセビ帯を抜けて、歩き易くなったが急登には変わりはない。ふと左側を見たら、shiroさんが急斜面を登っているのが見えた。沢グループとそんなに時間差は、ないようだ。 |
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[尾根筋を登っていく] |
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沢グループと殆ど同時に鍋嵐へ続く尾根筋に出た。
ここから鍋嵐への尾根筋歩きは、アセビに邪魔されず、歩き易い経路となった。 |
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[鍋嵐への稜線を進む] |
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11:56、鍋嵐の登りに取付く。ここが最後の急登となる。
やはり、一気には、登り切れない。途中、息を整えながら、左手の山々を眺める。すると、大山三峰山や、大山北尾根斜面に白い部分が見えた。もう既に今シーズン、丹沢に雪が降ったということがわかった。
12:06、鍋嵐に到着。標高が高くなったせいか、顔に当たる風が今まで以上に冷たく感じる。
ここは、以前と同様、樹林が多く、視界が悪い。逆に言えば、折れたり、倒れたりしている樹木が少ないということだろう。いつものように木立の間から丹沢三峰を撮影する。 |
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[鍋嵐頂上にて] |
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鍋嵐を出発し、ジャンクションピークを越え、下っていく。
13:00、677m峰に到着。まだM-Kさん達は、到着されていないようだった。だが、しばし待っているとハタチガ沢の方からYAMさんの姿が現れ、続いてM-Kさんの姿が見られた。
全員集まった所で記念撮影(写真下右)
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[花を手向ける] |
[セルフタイマ−
+同席できなかったメンバー(右上)] |
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YAMさん、M-Kさんは、これから鍋嵐へ。その後ろ姿を見送った後、我々は、素直に宮の平への最短コースで下山開始。
このヤセ尾根ルートは、急な下りとなり、慎重に木を使って下っていく。 |
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[急なヤセ尾根を下っていく] |
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15:43、無事、宮の平バス停に到着。
宮ヶ瀬のクリスマスイベントは、確か勤労感謝の日の週からスタートしているはずなので、週末のバスは、混み合うことが心配されたが、バスが2台でやってきたので、無事、座ることが出来た。 |
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[宮の平バス停に到着] |
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皆さん
この度は、ご同行させて戴き、ありがとうございました。
山歩きは、一般登山道と言えども、危険が伴うものですが、準備万全で臨み、安全第一を心掛けたいと思っております。
イガイガさん
早めの677m峰到着ということで、お目にかかれず残念でした。
....そのうちまた下界でお会いしましょう。
追記
丹沢に関係するいろいろなブログ等を見ましたら、やはり前日の12月6日(土)の午後、丹沢に雪が降ったということを知りました。
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※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。
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