トップページ山行リスト(日付)>鍋割山_記録20150516


鍋割山

 山行日
2015年5月16日(土)       曇り         KEKさん、Sさん
 コース
表丹沢県民の森駐車場ゲート前(8:26)〜(8:50)二俣〜(9:19)ミズヒ沢(9:25)〜(9:53)後沢乗越〜(11:18)鍋割山(12:40)〜(13:28)後沢乗越〜(13:50)ミズヒ沢〜(14:15)二俣〜(15:35)大倉
 今回は、鍋割山が初めてというKEKさん(NASさんの山の会メンバーで、葛葉川本谷や安達太良山とか一緒に山を歩いています)から、ご一緒に如何ですかとのお誘いがあり、計画が決まりました。ということで、いつもの鍋割山ですが、メンバーを変えての山行となりました。
 詳細は、以下をご覧ください。


 鍋割山は、KEKさんの山の会で、この秋、定例山行の訪問予定場所となっており、その時のリーダがKEKさんとの事。今回は、その下見ということで、お誘いの連絡を受けた。
 丹沢となれば、二つ返事でOKしたのだが、当日、渋沢で集合した時の天気は、今一つで、もう少し悪ければ、中止になるようなスレスレの天気だった。

 鍋割山への標準コースは、西山林道利用だが、これを往復するのは、時間がかかりすぎると考え、行きは、タクシーを利用して、県民の森からスタートすることを提案し、KEKさんに了承してもらった。(これは、いつものパターンであるが)
 8:20、県民の森に到着。
 今日は、雨模様と判断したハイカーが多いようだ。いつもなら、ゲート前広場に駐車した車を見かけるが、今日は、1台も無し。(写真下)
 8:26、歩き始める。
[県民の森ゲート前にて]

 今朝、自宅を出た時は、雨が降っていたのだが、小田急線に乗った時は、既に止んでいた。
 今日のような天気で、単独行の山行計画だったら、まず中止と判断しただろう。しかし、こうやって歩き始めた時でも、雨は降ってこない。
 このことは、逆に、このまま雨が降らずに済めば、鍋割山荘の鍋焼きうどんは、待たずに食べることができ、静かな山行が味わえるかもしれない。そう考えると、今日は、すごく得をした気分になるなぁ〜と、妙に嬉しくなってしまった。
[二俣にて]

 9:19、ミズヒ沢のペットボトル置き場に到着。これが、鍋割山荘の鍋焼きうどん用の水になる旨を二人に話す。
 初めての二人は、このペットボトルの本数に目が点になっていたが、置かれている理由を聞くと、各自がザックにペットボトルを入れていた。
[ミズヒ沢のペットボトル置き場]

 次回の鍋割山でKEKさんは、リーダとして歩かなければならないので、今日は、ルート把握が必須だ。そんな訳で、今回は、林道歩きからずっとKEKさんを先頭に歩いてもらっている。

 ミズヒ沢を渡った後、KEKさんは、小沢を上流に進む。
 チェックポイントその1において、KEKさんは合格だ。
 この小沢を上流に向かって進むところで、ルートに迷う人を見かけたことがあった。水量が少ないと、上流に進むのがルートと分かるが、水量が多いと確かに迷う可能性のある場所だ。

 だが、この先のチェックポイントその2で、KEKさんは、残念ながら不合格となった。
 KEKさんは、右手の登山道分岐を見落とし、そのまま小沢を直進していったのだ。だが、KEKさん、すぐに異変に気がつき、その先で立ち止まっていた。
 「やっぱり間違えましたね。」
と、後ろからニヤニヤしながら、声をかける花立小僧。
 小沢の水流から出ている石を伝って歩くような場所なので、自然と足下の方に注意が行ってしまい、沢から外れ、右手斜面に登る地点を見落とすのだ。道標もあるのだが、それも視界に入らないだろう。

 鍋割山へのルートチェックポイントは、この2つだけだろう。後は、登山道を忠実に登っていけば、後沢乗越で左折しない限り、山頂にたどり着く。
 9:53、その後沢乗越を通過。右折する。
[後沢乗越を通過]

 10:04、急に雨が降ってきた。だが、本降りという訳では、なかった。
 風がないので、傘を差しながら、黙々と登っていく。
 「やっぱり、今日は、このまま雨ですかね。」
などと話していたら、雨が止んだ。
 どうやら我々には、運がついているようだ。
[雨が止み、ガスが広がっていく]

 11:18、鍋割山頂上に到着。(写真下左)
 さすがに今日は、登山者の姿が疎らだった。頂上での記念撮影後、山荘に入る。
 小屋主の草野さんに挨拶し、鍋焼きうどんを注文する。今日は、スタッフ2,3人といったところだろうか。予想通り、殆ど待ち時間がない状況で、うどんを手にする。

 ベンチにて缶ビールで乾杯後、鍋焼きうどんを味わう。(写真右下)
 最近、麺のコシが強くなったような気がするが、気のせいだろうか。

 食後に山頂北側を散歩してみた。不思議なことに丹沢山・塔ノ岳方面には、雲が無く、KEKさんと、しばし眺め入った。
[鍋割山に到着] [缶ビールと鍋焼きうどん]

 12:40、鍋割山を出発する。
 帰路は、来た道を引き返す。濡れた急斜面は、滑りやすく、階段でも慎重に下っていく。

 13:28、後沢乗越にて、にぎやかな5、6人の若い男女パーティとすれ違う。聞けば、今日は鍋割山荘泊まりとの事。きっと、今晩は楽しい酒が飲めるだろう。
 13:50、ミズヒ沢ペットボトル置き場に到着。さすがに今日は、ほとんど減っていなかった。
[ミズヒ沢のペットボトル置き場]

 大堰堤の手前の河原で小休止。
 結果的に今日は、登りの途中で雨に少し降られたが、それ以外は、全く雨を気にすることなく歩くことが出来た。これは、KEKさんの念力が効いたのだろうと、3人で話す。
 ....鍋焼きうどんは、待たずに食べれたので、メリットの方が大きかったと思うのだ。
[河原で小休止]

 Sさんが、大倉近くになると、ワクワクし始める。どうやら無人販売の野菜が目当てのようだ。
今日は、登山者が少ないこともあって、幸い、売り切れということはなく、Sさんは、100円野菜を購入することができた。
 15:35、大倉到着。
[ようやく大倉に到着]

 帰りに鶴巻温泉で下車し、弘法の里湯に立ち寄る。
 風呂上りに2階の休憩室・食堂で、軽く乾杯。
 [弘法の里湯にて]


 KEKさん、Sさん、お疲れ様でした。
 天候が今一つで、頂上からの富士山が見えなかったのが残念でしたが、それは、秋の本番の山の会での楽しみとしておきましょう。
 また機会があれば、宜しくお願い致します。




※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。