トップページ山行リスト(日付)>812m峰/ニカニカ集会_記録20150517


812m峰 〜2015春ニカニカ集会〜

 山行日
2015年5月17日(日)       晴れ         単独行 → 13人行
 コース
西丹沢自然教室(9:03)〜(9:23)用木沢出合(9:33)〜(10:12)812m峰(10:18)〜(11:24)標高990m地点(ニカニカ集会場)(12:40)〜(13:09頃)812m峰〜(13:33)用木沢出合
 今回は、M-Kさんの声の下に丹沢ファンが集まる会合に参加してきました。
 場所は、大室山の山腹にあります812m峰の先の尾根上で、標高990mぐらいの地点です。
 詳細は、以下をご覧ください。 


 今日は、昨日(鍋割山)の曇り空とは、打って変わっての好天気。
 谷峨バス停にてshiroさんと出会う。今日は、手沢沿いを進み、途中で左岸を登って、集会場所へ合流との事。
 バス車内は、ギュウ詰め状態。昨日の天気が悪かったせいか、今日に登山者が集中した感じだ。

 西丹沢自然教室に到着すると、shiroさんは、「集会場で会いましょう。」と、すぐに出発された。
 今日は、素直に尾根沿いの稜線を登って、集会場に向かうつもりなので、そんなに急ぐ必要もなかろうと、自然教室の前のベンチで、日焼止めクリームを塗ったり、長袖シャツを脱いだりと、ゆったりと過ごす。
 西丹沢自然教室のスタッフの方から登山届を出すように言われたので、こんなコース、分からないだろうなぁと思いながら、812m峰上の尾根に対しての往復ルートを書いて提出すると、
 「今日は、何人か、すでに行かれてますよ。」
と意外な応答。
 ひょっとしたら、キリヤマ隊長が来られているのかもしれないと思いつつ、西丹沢を出発した。
[西丹沢自然教室の前にて]

 9:23、用木沢出合に到着。
 見覚えのある車が何台か駐車している。すでに皆さん、入山されているようだ。
 ここからバリルートとなるので、半袖Tシャツから、長袖シャツに着替える。
[用木沢出合に到着]

 9:33、用木沢出合の駐車場奥から斜面を登っていく。緑の自然林なので、歩いていて心地いいが、如何せん、急登だ。ストックを取り出し、短い長さにセッティングして使用する。
 登っている途中、クマ鈴をストックに付けた。クマと出遭っても、おかしくないシチュエーションだと思ったのだ。
 .....全く人の気配なし
[いきなり急斜面の登り]

 9:55、緩やかな尾根筋となる。この辺りは、モミの木と広葉樹が混じった樹林帯となる。
 10:06、小ピークに到着する。地図で確認すると、右手(南東)から尾根が合流していることから812m峰の手前の小ピークだと分かった。

 この後、左に進み、前方が右へカーブしていくのを見て、この辺りが812m峰だろうと、再び地図で確認。案の定、前方の小ピークが812m峰のようだ。ここで、ザックを下ろして小休止。
 特に視界が広がるような場所でもないので、撮影し終わった段階で、出発する。
[812m峰にて小休止]

 812m峰の小ピークを下ると、その先は、ヤセ尾根となり、木が邪魔をしてなかなか簡単には歩かせてくれなかった。
[ヤセ尾根を進む(左に倒木有り)]
 小さなキレットが現れた。(写真下)
 嫌らしいことに白ザレの下りがあり、つかまる木が無かった。白ザレを下っている時、右手の斜面に落ちると、命の保証がない。ということで、補助ロープを取り出して下った。ほんの2m程度の下りだが、足下が滑るので緊張する。
 
[ヤセ尾根上に小さなキレットの白ザレが現れる]

 小さなキレットを通過すると、左下に経路のような踏跡が見える。どうやら、尾根筋から少し下がった箇所にルートがあったようだ。その踏跡に出て、先を進むと、小ピークが目の前に立ちはだかる。
 その小ピークを左から巻いていく踏跡らしきものは、途中で崩れているように見えた。ここは、右から巻けそうだと、慎重に右手の細い倒木沿いを通過する。
 すると、その先もキレットになっていた。(写真下)
 ここは、ルートを確認することで、難なく通過できた。
[キレットが出現]

 白ザレの登りが出てきた。(写真下)
 ここは、登りの場合、特に問題ないが、下りは、掴まる木がないので、ちょっとドライバ−とかロープが欲しいなと思った。
 時計を見ると、10:58。
 予定では、11:00に集合場所に到着する筈だったのだが、ちょっとゆっくりしすぎたようだ。
 幸い、この先は、歩き易い尾根筋となった。
[白ザレの急斜面(振り返って撮影)]

 11:24、ニカニカ集会場所に到着。
 すでに人が集まっており、キリヤマ隊長やshiroさんの姿が見えた。(写真下)
 M-Kさんに挨拶して、シートに着席。どうやら、まだ全員揃っていないようだ。
[既にメンバーの方々が到着済み]

 その後、AYさん、はっぴーさん、masahikoさん、イガイガさんが到着。
 皆でワイワイ、ガヤガヤ状態となる。今回、初めてお会いしたのは、nenetaさん。最近、M-Kさんのサイトに毎回、登場されている女性だ。
 しかし、時間が経つのは早い。
 あっという間に、記念撮影タイムとなってしまった。
 <今回のメンバー>
 M-Kさん、キリヤマ隊長、EAさん、ardbegさん、AYさん、nenetaさん、イガイガさん、shiroさん、YAMさん、まーちゃん、はっぴーさん、masahikoさん、アンヌさん、花立小僧 ・・・総勢14名
[各自の山行話に花が咲く] [恒例のニカニカ集会集合写真]

 12:40、会場を出発する。
 帰りのルートは、結局、私が登ってきたルートに決定した。
 目の前を歩くキリヤマ隊長は、カメラを取り出すと、ポーズをとってくれる、とてもサービス精神旺盛な方だ。(これは、キリヤマ隊長のサイトを見ても、よくわかる)
[ポーズをすぐとってくれる隊長]

 先ほどの白ザレの急斜面は、ドライバーを取り出して下った。
 メンバーの中には、チェーンアイゼンを装着している方もいて、装備は万全という感じだった。
 AYさんから、この辺りは、ツガとモミの木が混じっていますねなどと、常緑樹の話を聞きながら、下っていく。

 帰路は、巻道を下っていったので、あのヤセ尾根の背筋を歩かず、右手斜面をトラバースするように下っていく。途中で、倒木の下をくぐる。(写真下:前方は、ブルーシートを背負ったshiroさん)
 左上を見たら、登りの時にとった尾根筋を下っているメンバーも見かけたが、やはり、この巻道の方が遥かに歩き易かった。
[帰りは巻道を通る]

 急斜面の下りとなる。
 だが、さすがにこのメンバーの人たちは速い。靴が滑ることを当然のように把握して、下っていく。あたかもスキーをつけて、滑り降りていくようだ。
[急斜面の下りが始まる]

 13:32、用木沢出合の少し上の平地にて、全員停止。5mも下れば、用木沢の駐車場だ。
 ここまで、途中の休憩時間を入れても、52分。
 それでもAYさん達と、樹木の話ができたのは、ラッキーだった。
 ....そういえば、今回、イガイガさんが、休憩時にポケットから樹木図鑑を取り出す姿を初めて見た。
[用木沢出合のすぐ上の平地に降りてきた]

 13:33、用木沢出合の駐車場前に到着。
 ここで、解散となった。
 帰りは、イガイガさんの車に有難く乗車させて戴く。
 [用木沢出合に無事到着]


 皆様
 今回も、メンバーの方々とお会いでき、楽しいひと時を過ごすことが出来ました。
 M-Kさん、今回の企画、ありがとうございました。甚だ勝手ながら、次回企画も宜しくお願い申し上げます。

 イガイガさん
 帰路は、乗車させて戴き、ありがとうございました。
 また、いろいろな話が出来て、非常に有意義な時間でした。重ねてお礼申し上げます。




※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。