トップページ>山行リスト(日付)>荻野高取山・華厳山_記録20150607
上荻野(7:22)〜(7:33)用野橋〜(7:53)大沢登山口〜(8:07)高取山ゲート(尾根の上側)〜(8:57)荻野高取山(9:06)〜(9:29)華厳山(9:32)〜(9:43)華厳山北峰(10:15)〜<仮称:華厳山西尾根>〜(11:50)坂尻 |
今回は、夕方に用事があるため、ショートコースとして荻野高取山と華厳山を選択しました。
目的は、以前(2013-2-3)、歩いた時に気になった華厳山西尾根(仮称)の中腹にある大木の樹種は、何か、再確認することです。
詳細は、以下をご覧ください。
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本厚木駅前6:50発の半原行き一番バスに乗車。ギリギリに乗り込んだら、少年野球の団体のため、座ることが出来ず。本厚木駅から座れないというのは、滅多にないことだが、これは、ツキの前兆なのだろうか、それともよからぬことへの前兆なのだろうか、そんなことを思い、つり革を掴んでいたら、途中で座ることが出来た。
7:19、上荻野にて下車。
上空は、雲だらけだが、北側には、雲が切れていた。天気予報通り、これからよくなる方向だろう。
7:22、いつものようにバス停を撮影してから、歩き始める。(写真下) |
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[上荻野バス停] |
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ゴルフ場に入る。場内の一本道を進み、いつものハンター集合場所に到着。以前は、秋から冬にかけての狩猟シーズンの時には、たいていハンターの車が5,6台駐車していた場所だが、今日は、ハンターの車は、1台も駐車してなかった。(なお、帰宅後、ネットで調べたら、平成27年度も年度を通じて、シカ管理捕獲の計画が立てられてあったので、実施されていても、おかしくないことがわかった。)
ここで、ヒル対策として、ガムテープを取り出す。最近、スパッツを装着せず、ズボンと靴を直接、ガムテープで、グルグル巻きにするようになった。ズボンの丈が長めなので、歩くことに問題はないのだが、最近、ガムテープの粘度が強力になったのか、剥がした後、ズボンにガムテープの糊が残るのが難点だ。 |
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[スパッツをつけずにガムテープ着用] |
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大沢登山口の立札の前に到着。
立札は、草に囲まれてはいるものの、覆われている訳ではなかった。
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[大沢登山口の立札] |
[大沢登山口から振り返る] |
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立札に向かって左側に進み、カートの走る舗装路を歩き、小橋を渡る。
カート道は、その後、左に曲がり、上り坂となるが、その前に右折すると、正面に保護柵のゲートが見えてきた。このゲートを通るルートは、もう何度も歩いているが、ここで心臓がドキドキしてきた。というのも、このゲートの先は、ヒルゾーンとなっているのだ。
ゲートに高取山登山口と書かれた立札を見て、さて、入ろうかと思ったとき、その立札の下の小さな貼り紙に気がついた。そこには、以下のように書かれてあった。
「高取山へは、ここを入るよりは、手前の急坂カート道を登り、右折し、保護柵ドアから直接高取北尾根に入ることをお薦めします。【西山を守る会】」
指示された入り口からのルートは、まだ行ったことないルートだったので、貼り紙の指示通り、坂の上の入口に向かう事にした。 |
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[大沢登山口から、少し登ったところにある高取山登山口] |
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舗装された急坂を登ると、左手に小高いティーグラウンドが見えた。ちょうどティーグラウンドの反対側に「高取山尾根道」と書かれた道標があり、右手尾根筋に入っていく経路を発見。
ということで、ここからゴルフ場を離れ、樹林帯に入っていく。 |
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[高取山入り口に向かう経路から振り返ってティーグラウンドを眺める] |
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ほんの少し進んだところで、ゲートが出現。「高取山尾根道」の立札が掲げてある。
ゲートの向こうは、自然林のようだ。広葉樹の緑が目に飛び込んでくる。 |
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[尾根筋からの高取山入り口ゲート] |
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ゲートを通過すると、樹林帯となり、尾根筋を進んでいく。結構、緩やかな傾斜で、非常に歩き易かった。
また、時々ヒルチェックしてみるが、幸い、ヒルは、見当たらなかった。 |
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[樹林帯の中の経路] |
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8:18、木の幹につけてあった貼り紙が目に入る。左は、高取山(女坂)、右は、高取山(男坂)と書かれてある。どうやら分岐点のようだ。男坂は、直登で、女坂は、左側から巻くように続いていた。
ここは、女坂を選択。左の経路を進む。 |
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[男坂、女坂コース分岐点] |
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女坂に入ると、落ち葉が目立つ。いよいよヒルゾーンかなと思いながら、進んでいく。すると、ものの4,5分で、尾根の背筋に上がった。
高取山は、左折だが、右手(男坂コース)の方を見ると、石の祠が見えたのでちょっと寄り道する。
石の祠を参拝した後、ここでもヒルチェックするが、やはり、ヒルは見つからなかった。
これは、朝一番のバスで座れなかったご利益かなと思う。
引き返して、高取山を目指す。 |
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[男坂コースを少し戻る] |
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そういえば、最初のゲートからのルートで高取山へ登ると、途中で、この尾根筋に出たことを思い出した。だが、まだ、その合流点に達していないことに気がつく。
ということは、もうそろそろかなと思っていたら、案の定、右手から経路が合流した。(8:32)
そこには、下山者用に下記のような貼り紙が、してあった。
「大沢へは、左側は作業経路の入り口ですが、壊れていますので、そのまま尾根を下ることをお薦めします。【西山を守る会】」
なるほど、途中で経路が壊れているのか。それで登り口でも尾根筋からのルートを推奨していたのかと思ったが、そんなことよりも「そのまま尾根を下る方が、歩き易く、ヒルに遭う確率が低いです。」の方が、説得力があるような気がする。
この頃になると、陽光が差し込んできた。
ヤマボウシの葉による、緑のグラデーションを観賞する。(写真下) |
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[ヤマボウシの葉...まだ花は咲いていなかった] |
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8:57、荻野高取山頂上に到着。
今日は、日曜のせいだろうか。採石場から聞こえてくる重機の走行音が聞こえてこない。
お蔭で静寂な中、一人、腰を下ろして、汗を拭く。
今朝、一面の曇り空だった事が信じられないほど、今では、日が照りつけていた。
樹林の間から大山を眺める。 |
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[荻野高取山頂上] |
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華厳山への登りの途中、前方がアブラチャンだらけとなった。
だが、ここでアブラチャンの花を見たという記憶がなかった。どうもタイミングが合っていないようだ。 |
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[アブラチャン林] |
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9:29、華厳山頂上に到着。
今日は、ここまで他の登山者に会っていなかった。どうやら、今日は、誰にも会うことはなさそうだ。
ここの頂上は、遠方の眺めがきかないので、華厳山北峰(仮称)の方へ向かうことにした。 |
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[華厳山頂上にて] |
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9:34、北峰に到着。見上げると、上空には雲が無く、青空の下、1羽のトビが、ゆったりと飛んでいた。(写真下左)
ここも、先ほどの高取山と同様、大山の眺望がいい。
冬であれば、冬枯れの木々の間から、塔ノ岳、丹沢山、焼山と連なる山々が眺められるのだが、葉が付いた樹林では、枝の間からの眺めとなってしまう。(写真下右)
ここで、地図を取り出し、この先のルートを確認する。だが、初めてのルートではないので、気分的には、だいぶ楽だ。
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[トビがゆったりと飛んでいた] |
[枝の間から焼山を眺める] |
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10:15、北峰を出発する。
北西方面の幅広い尾根を下っていくと、アブラチャン樹林帯が現れるが、すぐに終わってしまった。その先は、自然林(右手は、植林帯)となり、下っていく。
急斜面となったところで、進路方向を確認し、西側の急斜面を下っていく。この辺り、下っていく先に尾根筋が見えないので、地図を信用して下っていくしかないのだが、さすがに2度目だと、安心して下っていける。 |
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[アブラチャンの樹林帯を通過] |
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途中の植林帯にて、尾根筋ルートが曖昧になり、前回通ったルートから外れてしまったか?と一瞬思ったが、直進していくと、前回と同じルートを歩いていることがわかり、ホッとする。
10:45、鞍部に到着する。
ここで、株立ちしたヤマザクラに再会する。(写真下左)
このヤマザクラの樹木だけが、もっとすっきりと見渡せたら、この大木のスケールが分かるだろう。
ちょっと周囲の木が邪魔になっているのが残念だ。
続いて、別の株立ちしたヤマザクラに出会う。(写真下右)
こちらの方が、姿としては、まとまっている。周囲に余計な木がないので、カメラ向きの木だと言えるだろう。そんな訳で、何枚か撮影する。
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[前座その1のヤマザクラ] |
[前座その2のヤマザクラ] |
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10:48、今回の目的の大木に到着。
葉が見えれば、おおよその推定がつくだろうと思ったが、その葉は、遥か上の方にあり、肉眼では、ちょっと判断が難しい。デジカメの望遠機能で撮影する。
デジカメで撮った葉の形状からすると、アカガシとかオニグルミのように思える。でも樹皮に対しては、ちょっと違和感を感じる。
調査の一環として、胸高周囲を図ってみることにした。このため、今回は、10mの巻尺を持ってきたのだ。実際に測定してみると、正しく測定できているかの判断が難しいことに気がつく。ほぼ水平に巻尺を通したつもりでも、一人では、その確認が出来ないのだ。
一応、測定値は、6m14cmだった。 |
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[樹木の胸高周囲を測定]
・・・ マウスポインタを画像の上に持っていけば、測定イメージが... |
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簡単に樹木同定は、できないなぁと思いつつ、下ることにした。
尾根筋を下っていくと、尾根の先端に到着。前回は、正面の自然林が密集林のような感じだったので、右手の植林帯に移動して、下った記憶があるが、今日は、正面の自然林を下っていくことにした。
前回は、歩きにくいと思ったのだが、今回は、そんな印象は持たなかった。ということで、自然林の急斜面をどんどん下っていく。
すると、植林帯の尾根筋に出てきた。 |
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[自然林の中を下る] |
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この先は、見覚えのある光景だった。
保護柵にぶち当たると、左に曲がっていく。やがて保護柵が終わるので、保護柵の横を下っていくと、小さな墓地の前に出た。
墓地に出てくるというのは、ちょっと気味が悪いように思えるが、バリルートを歩いている場合、墓地に出てくると安心する。その先には、民家への道があることが確定するからだ。
....でも日が落ち始め、ライトの先に墓石が見えた時は、超ドッキリ。
ここも墓地から続いている経路を進んでいく。途中、前方に辺室山が見えた。(写真下) |
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[辺室山を眺める] |
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その後は、半原越から坂尻に続く車道に出て、バス停を目指して歩いていく。
途中、きれいな公衆トイレがあり、顔や手を洗ったりして、バスの待ち時間を調整する。
さらにガムテープを剥がしたり、最終的なヒルチェックを行うが、今日は、1匹も遭遇しなかったようだ。この時期に、このエリアで取り付かれなかったというのは、やはり、朝一番のバスで座れなかった事が、ご利益だったのかなと思う。
....そう考えると、今後は、朝のバスで座れなかった時が、楽しみ。
11:50、坂尻に到着。
次のバス時刻は、12:02。宮ケ瀬が毎時50分発から見て、ほぼ思った通りの時刻だった。 |
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[坂尻に到着] |
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さて、今回は、あの華厳山西尾根(仮称)にある大木は、何の木でしょう。
こう記載しておけば、△▽さん、○◇○◇さん、□□○ーさん達から、何か情報を戴けるのではないかと思っております。
....6m14cmの胸高周囲を記したので、○◇○◇さんあたりが行動を起こしてくれるかもです。
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※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。
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