トップページ>山行リスト(日付)>三ノ塔・ヨモギ平_記録20151206
ヤビツ峠(9:07)〜(9:24)富士見橋(9:38)〜(10:30)二ノ塔(10:33)〜(10:51)三ノ塔(11:28)〜(12:06)ヨモギ平(12:52)〜(13:39)諸戸(13:42)〜(13:54)門戸口〜<登山道>〜(14:29)ヤビツ峠 |
先日、華厳山にてご一緒させていただいたAYさん、イガイガさん、はっぴーさんのブログを拝見していましたら、AYさんが紹介されていたヨモギ平の大ブナをイガイガさんとはっぴーさんが訪問されている記録を見つけました。
ヨモギ平に大ブナ?というのは、ちょっとピンと来ず、そんなブナの木があったかな〜と思い、この度、実際にヨモギ平に行ってきました。
詳細は、以下をご覧ください。 |
秦野駅に着いたのは、8:15。バス乗り場に行くと、8:18発のバスが満員の乗客を乗せて、ちょうど発車するところだった。だが、そのバスに乗れない乗客の列がすでに続いている。次は、8:55が定時だが、この列であれば、臨時バスは間違いないだろう。そう思っていたら、8:20過ぎに臨時バスがやって来た。おかげで8:24、出発することができた。
....まあ、いつものパターンではあるが。
9:04、ヤビツ峠到着。
バスから降り、いつものようにスタート地点のデジカメ撮影をした後、林道を下っていく。
....それにしても、若い男女が増えたものだ。
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[ヤビツ峠にて下車] |
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富士見橋から二ノ塔に向かう登りでは、若い男女グループにどんどん追い越されていく。中には、そんなペースで最後まで持つのかと思えるほど、滅茶苦茶、飛ばすグループがいた。
今日は、ザックに中型カメラを背負っているので、いささかザックが重い。そのせいで、ペースが遅いのかなぁ〜と思いつつも、一歩一歩、登って行く。
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[二ノ塔への登り(振り返って撮影)] |
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10:30、二ノ塔頂上到着。富士山が期待通り、姿を見せている。
しかし、ここからだと、手前の木の枝が邪魔で、あまりアングルがいいとは言えない。
そんな訳で、三ノ塔へ向かうことにした。
10:51、三ノ塔頂上到着。
ここで、思う存分、富士山を撮影。そして定番の表尾根を撮影する。
一段落したところで、撮影終了。この後は、いよいよ今回の主目的である大ブナ訪問だ。 |
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[三ノ塔頂上] |
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三ノ塔頂上の北側にあるお地蔵さん付近から、ヨモギ平への尾根筋を進む。
下り始めてすぐに、モノレール終点が現れ、すぐ先で、Yの字のようにモノレールが分岐していた。
右側は、方向から見て、林道(水沢資材運搬路)カーブ地点から延びているのではないかと推察。左側は、ヨモギ平方面だ。
ここでは、左側のモノレール沿いに下っていく。(写真下左)
このモノレールが使用できたら、ヨモギ平までラクチンだな〜と思っていたら、そのモノレールは、意外にも尾根の途中で終了していた。(写真下右)
このあたりは、まだ自然林で、植林帯は、この尾根右手側斜面にあるものの、全面的に植林帯という訳ではない。では、このモノレールの目的は、何だろうと、ちょっと考えてしまった。
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[ヨモギ平へ] |
[モノレール終点] |
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鞍部を通過し、登り返していくと、左手に林が見えてくる。
12:06、ヨモギ平の標識到着。
標識の傍にあったベンチは、ボロボロになってしまい、消えてしまっていた。
ここで、東丹沢登山詳細図(1/16500)を取り出し、左手に持ちながら、大ブナを探しに出発する。 |
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[ヨモギ平の樹林] |
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ヨモギ平の小ピーク(970m地点)を通過する。事前情報によれば、大ブナは、この西側斜面に立っているという事だ。そうであれば、左側斜面を常に見ていればいい。これならば、楽勝だ。
すると、ちょっと気になるブナの木が目に入った。
近づいて見ると、大ブナと言われるような大木とは言い難い。だが、根本まで近づくと、結構、幹は太く、ブナらしい樹皮の模様が貫禄を見せている。これは、はっぴーさんのブログで見かけた若い方のブナの木だろう。
つまり、このブナは、大ブナに対する前座という位置づけのようだ。訪問者に対し、ヨモギ平は、いろいろ演出を施してくれる。
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[前座のブナ] |
[前座のブナ全景] |
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ひたすら左側斜面を見ながら尾根筋を下っていくが、正面が植林帯となってしまった。
正面には、シカ柵とその扉がある。(写真下)
あれっ、問題の大ブナは、何処に?
よく見ると、左側斜面は、植林帯ではなく、尾根筋周辺だけ、植林帯となっていることがわかった。ここまで大ブナらしき樹木は、見つかっていない。そうであれば、大ブナは、この先にあることは、間違いないのだが、尾根筋が植林帯というのは、予想外だった。
とにかく先に進んでみよう。
ということで、薄暗くなった植林帯の中から左側をチョコチョコ見ながら、進んでいく。
すると、薄暗い植林帯の向こうに樹高のある木を発見。
ちょっと行き過ぎた箇所から、近づいて見る。
その後、アングルを変えて、撮影する。
う〜む。こんな樹木が、ヨモギ平に存在していたとは。
極太い幹2本と、普通の幹1本が根元で集まり、超極太の幹となっている。
植林帯の横だったから、今まで気がつかなかったようだ。
じっくりと観賞した後、去り難い気持ちを抑えて、ヨモギ平に戻ることにした。 |
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[植林帯に入る] |
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12:52、再び、ヨモギ平の標識のある場所まで戻った。ここで東側尾根を下り、BOSCOオートキャンプベースへ下ることにした。初めてのルートでは、ないので、過去の記憶を呼び戻しながら歩くのだが、こんな尾根だったかなぁ〜と記憶がサッパリない光景を見ながら下っていく。 |
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[ヨモギ平から諸戸へ下る] |
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尾根筋沿いには、カエデの黄葉が目立った。この周辺では、もう最後の黄葉という感じである。他の樹林は、完全に冬枯れ状態だった。 |
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[カエデの黄葉] |
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シーズンオフのBOSCOオートキャンプベース内を通させてもらい、県道に出てきた。
上空は、午前中の快晴を思えば、信じられないほど曇っている。
県道を歩いていき、途中にある気まぐれ喫茶で、休憩しようかと思ったのだが、ヤビツ峠のバス時刻について情報がなかったので、とりあえずヤビツ峠まで直行することにした。
今の時季、ヒルは、いないだろうと思い、足の裏が痛くなる舗装された県道を使用せず、登山道を選択。気まぐれ喫茶の裏手に入っていく。だが、だんだん奥に入っていくと、登山道が荒れ始めてきた。前後に歩いているような人は、いないので、クマが出てこないかと、ちょっとドキドキする。また、初めて歩く人であれば、ちょっと迷ってしまうだろうと思われる箇所が幾つか見受けられた。
14:29、ヤビツ峠に到着。
バス時刻を確認したら、14:51だった。ちょうどいいタイミングだ。
バスを待つ間、靴を脱いだりして、ヒルチェックを行ったが、やはり、ヒルは、見つからなかった。 |
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[ヤビツ峠に戻ってきた] |
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今日は、前半に富士山の素晴らしい光景を味わい、後半、大ブナを訪問という、なかなか充実した山行でした。ただ、後半は曇りとなってしまい、ヨモギ平の光景が、明るさのない、ちょっと地味になってしまったのが、残念でした。
それでも、大ブナには、感動しました。
この度の情報を提供して戴きましたAYさん、イガイガさん、はっぴーさんに感謝致します。
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※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。
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