トップページ山行リスト(日付)>鍋割山_記録20160430


鍋割山

 山行日
2016年4月30日(土)       晴れ後曇り         同行者:TOSさん、YUTさん
 コース
表丹沢県民の森駐車場前〜二俣〜ミズヒ沢〜後沢乗越〜鍋割山〜後沢乗越〜ミズヒ沢〜二俣〜大倉
 先日、滝子山で同行しました山の会メンバーのお二人から、鍋割山の鍋焼きうどんツアーの話が持ち上がり、この4/30に行ってきました。
 詳細は、以下をご覧下さい。


 渋沢に向かう小田急線の車内で、親子登山の中吊広告を見る。その中に、3番目のコースとして鍋割山が取り上げられていた。
 「標高:1272m 歩行時間:約7時間 歩行距離:約16.8Km 8歳以上推奨(山に慣れた親子向け)
  表丹沢にある人気の山。山頂からは相模湾や富士山が見え、展望は抜群。
  また鍋割山荘では、鍋焼きうどんを食べることができる。
  歩行距離が長く、後半は急登もあるため、体力と登山の技術のある親子向け。」

との記載。
 「う〜む。ついに鍋焼きうどんも、ここまで認知されたか。」というのが、正直な感想。
[小田急線の中吊広告で、「鍋焼きうどん」の文字が]

 集合場所の渋沢駅改札口にて、この間の滝子山で一緒だったTOSさん、YUTさんコンビと合流。
 滝子山からの下山時、この鍋割山の鍋焼きうどんのことが話題になり、それでは、今度、食べに行きますかということで、本日、実施の運びとなった。
 いつものパターンで、表丹沢県民の森までタクシーで向かう。

 ゲート前まで入ると、タクシーがUターンできそうもないほど、自家用車が駐車しているので、駐車場入口でタクシーを下車。
 今日は、ゴールデンウィーク前半の連休中日。駐車している自家用車の数から、やはり、相当多数の登山者が訪れていることがわかる。
[県民の森ゲートを通過]

 西山林道を進むと、二俣で、前方に6,7人の登山者が目に入る。
 今日は、うどん待ちが長くなるかもしれない。そう思える前兆だった。
[西山林道を進む]

 林道終点のペットボトル置き場に到着。
 お二人に「これが鍋割山荘での鍋焼きうどんに使われるのです。」と説明。
 「それでは」と、TOSさんがザックにペットボトルを詰め込み始めた。私も、トレーニングのつもりで、ペットボトルをザックに入れる。
 周囲には、10人ぐらいの登山者が休憩中だった。ここで、こんなに登山者を見かけたのは初めてだ。
[ミズヒ沢でのペットボトル置き場にて]

 植林帯を抜け、後沢乗越への急登へ差し掛かる。
 見上げると、新緑の鮮やかな色彩が目に入る。(写真下)
[後沢乗越への登り]

 後沢乗越で、涼しい風を浴びた後、急登エリアに突入。ここは、鍋割山山頂ルートの中で一番キツく感じる箇所だ。だが、先行のお二人は、歩行ペースが変わらない。
 ....こちらは、少々腹が減って、スタミナ切れ直前。
[鍋割山頂上を目指す]

 標高1000mの赤ペンキを通過した後、木道が現れる。
 山道が右に折れていく箇所だ。このとき、左手に見えてきた檜岳のピーク付近を注意深く眺めると、バックに富士山の白い頭が見えた。
 手前に雲が発生しているのが、ちょっと気にかかる。果たして、鍋割山頂上で富士山は、姿を見せてくれるだろうか。
[富士山がチョコッと頭を見せた]

 鍋割山稜9のカンバンのある箇所で、小休止。
 ここで、柏餅やバナナを食べる。
 10分程度の休憩だったが、腹が満たされたおかげで、パワーが復活。
 
 鍋割山稜10の看板を過ぎると、マメザクラが咲いている光景と出会えた。(写真下)
 先程、富士山の頭がチョコッと見えた場所にもマメザクラの木があるのだが、そこでは、まだ花がついていなかった。そんな訳で、マメザクラの開花には、まだ早かったかなと思っていたのだが、標高の高い方のマメザクラの方がすでに満開だった。
[マメザクラが満開]

 過去にも撮影したことのあるが、今回も富士山とマメザクラを組み合わせて撮影。
 富士山の頭には、だいぶ雲が出てきたが、まだ大丈夫そうだ。
[マメザクラと富士山]

 ようやく鍋割山頂上に到着した。
 すでに頂上は、大勢の登山者で賑わっていた。鍋焼きうどんを食べている登山者も多い。
 そんな中、頂上に記念撮影をしようとしたら、残念なことに富士山は、雲に隠れてしまっていた。

 まあ、念願の鍋焼きうどんは、無事、食べられたので、良しとしよう。
 お二人にとって、初めてのうどんだったが、
  ・こんなに多くの具が入っているとは、ビックリ!
  ・これで1000円とは、街と同じでは?
などの感想。その他、

  ・どうやって、卵やうどんなどの具材を運んでくる?
  ・土鍋は、いったいいくつあるのだろう?
  ・小屋にどれだけ、うどんの玉は、ストックされているのだろう?
  ・鍋焼きうどんの味は、常に同じなのだろうか?
等、疑問は、噴出。
[残念ながら、頂上では富士山が見えず] [鍋焼きうどんを戴く]

 うどんを食べ終わって、下山スタート。
 来た道を引き返すこととした。
 途中、行きの時、気になった満開のオオシマザクラを撮影する。この鍋割山へのルート(後沢乗越〜鍋割山間)は、何回も往復しているが、オオシマザクラの存在を今回、初めて知った。
[満開の大島桜を撮影]

 ミズヒ沢まで戻ってきた。
 後は、林道歩きだけだ。単独だと、この林道歩きがとても長く感じてしまうが、今日は、3人ということで、ペチャクチャ話をしながら歩けたので、とても短く感じる。
[ミズヒ沢に到着]

 西山林道のゲート前に到着。
 本来であれば、ゲート手前で左折し、大倉バス停に向かうのだが、YUTさんが大のヒル嫌いであるため、左折して未舗装路を歩くのは、危険と感じ、今回は、このままゲートの横を通り抜けた。
 400m直進した後、左折して大倉に向かう。このルートだと、距離は殆ど変わらず、未舗装路が無いので、ヒルとは無縁だ。
 ....最初、遠回りだと思っていたのだが、地図で調べてみると殆ど差がなかった。
[西沢林道ゲート]

 渋沢駅に出て、帰路につくが、途中下車。
 ....やはり、このお二人との山行で、お酒抜きは、考えられない。
 
 七輪を囲んで、シロコロホルモンを味わう。やはり、冷えたサワーにシロコロはマッチするなぁと、サワーをおかわりする。
  ....お二人は、ハイボール。
 こうしてゴールデンウィーク前半の夜は、更けていくのだった。
 ....二日酔いしそう〜
 [シロコロのために途中下車]


 今回は、TOSさん、YUTさんコンビとの第2弾山行でした。お二人と、一緒に歩いていますと、話が非常に面白く(その内容は、公表できませんが)、こちらとしては、十分、楽しませていただいております。
 ....下山後のアルコールに対しても強力。

 TOSさん、YUTさん
 今回も、大変お世話になりました。また、そのうち、ご一緒させて下さい。
 宜しくお願い致します。




※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。