トップページ山行リスト(日付)>畦ヶ丸_記録20160925


畦ヶ丸

 山行日
2016年9月25日(日)       晴れ         同行者:山の会メンバー8名
 コース
西丹沢自然教室(8:58)〜(9:48)下棚分岐〜(10:01)本棚分岐〜(11:03)善六ノタワ〜(12:07)畦ヶ丸(12:46)〜(13:24)善六ノタワ〜(14:18)本棚分岐〜(14:32)下棚分岐〜(15:18)西丹沢自然教室
 今回は、山の会月次山行として、畦ヶ丸を西沢から往復して登ってきました。畦ヶ丸頂上は、2009年6月以来、久々の訪問です。ですが、本棚分岐点から善六ノタワまでのルートが全く思い出せず、このルートを歩いたのが、いつだったのか調べてみましたら、1992年5月以来で、なんと24年振りのルートでした。
 詳細は、以下をご覧下さい。


 新松田駅前にて、山の会メンバーを待っていたら、西丹沢自然教室行きの朝1番のバス乗車のAYさんと出会う。
 「今日は単独で、訪問ルートは、いくつか候補があり、まだ決めていないのです。」
と、AYさん。(後日、湯ノ沢に行かれたことをAYさんのブログで知る)
 AYさんを見送った後、我々も予定通り、朝2番の7:30発、西丹沢自然教室行きに乗車。
[朝一番のバスにAYさん乗車]

 この時季の西丹沢では、さすがに2番バスは、空いている。我々のグループだけで、後部座席をゆったりと占有していた。
 御殿場線沿いにR246を走行していると、左前方に富士山が見えた。
 天気予報では、終日曇りとの事だったが、現時点では、一部青空が見えており、午前中は、天気が持ちそうな感じだ。
[バスの車窓から富士を眺める]

 8:43、西丹沢自然教室に到着。
 紅葉シーズンでは、紅色となる駐車場横のモミジは、まだ夏の緑のままだった。視点を自然教室の方に移すと、建屋の周辺から1番バスで到着した登山者が続々と出発していくところだった。
 本日のリーダは、NASさん。
 ....久々の登場。

 リーダが登山計画書を提出し、準備運動を軽く実施した後、出発する。(8:58)
 なお、リーダの指示により、この花立小僧、グループの先頭を歩くことになった。
[西丹沢自然教室前にて]

 最初は、西沢沿いに進むが、いったい幾つの木橋を渡っただろうかと思うくらい、木橋が多い。だが、途中、木橋が流され、ルートファインディングしなければならない箇所があり、実際、ゴロゴロした石を踏み込んで進む場合があった。初めての訪問だったら、どの方向に進むべきか、ちょっと迷うのではないかとのメンバーの感想あり。
[西沢沿いに進む(1)] [西沢沿いに進む(2)]

 9:40、ベンチのある右岸で小休止。
 自然教室からここまでは、マスキ嵐沢の帰路で何度か利用している。この先から善六ノタワまでが24年振りのルートとなる。ということは、下棚も本棚も、この24年間、訪問していないということになる。年月の経つのは早いものだと思う。
[ベンチにて小休止]

 下棚分岐点、本棚分岐点を通過していく。今回、滝見物は、時間的に余裕がないということで、リーダNASさんの山行計画では、含まれていなかった。やはり、寄り道して見物すべきだったかなと思ったのだが、いずれの分岐点でも、今日は、水量が多く、沢沿いを歩くのは、ちょっと難儀な状況だったので、諦めがついた。

 西丹沢名物の白ザレの斜面を下って小沢を横断したり、階段状の急登となる。こんな道だったっけ.... やはり、20年以上経っていると、このルートの記憶が全く残っていない。初めて歩くのと同じ心境だった。
[尾根を巻いて白ザレを下る] [沢から離れると、急登が続く]

 善六ノタワを11:03通過。
 ここは、鞍部であり、風が吹いて涼しいかなと思ったのだが、全く風が吹いていなかった。そんな訳で、休憩地とはせず、先を進む。するとどうだろう。4,5分歩いた尾根筋に乗るあたりで、涼しい風に当たるようになった。ここで、小休止とした。(11:07〜11:11)

 畦ヶ丸が近づいていくと、記憶が蘇ってきた。善六ノタワから先は、2009年以来だ。ここからは、偽ピークが手前にあり、騙されながら登ったという記憶がある。
 どうやらピーク間近に偽ピークがあるような山は、印象深いようで、丹沢だと、鍋割山とか、この畦ヶ丸とかが脳裏に浮かぶ。
[頂上に近づくと、結構、急登が多い]

 急登が続くが、なんとか登り終えると、小さな広場が見えてきた。そこが頂上だった。

 12:07、畦ヶ丸頂上に到着。
 すでに先着登山者が5,6人、休憩しており、山頂標識付近のベンチが使用されていた。
 我々は、空いていた南東寄りの斜面の小さなベンチに腰掛けてランチタイムとした。(写真下左)
 以前、このあたりの南東側は、スズタケが密集していて、その間のケモノ道のような所から箒沢権現山方面へと進んだ記憶があるが、そのスズタケが、今では、全く見当たらない。

 食事を終え、避難小屋まで散歩。
 丹沢の避難小屋は、リニューアルされている所が多いが、ここは、まだ昔のままだった。

 再び頂上に戻って、記念撮影。(写真下右)
[畦ヶ丸頂上にてランチタイム] [畦ヶ丸頂上での記念撮影]

 12:46、頂上を出発。
 いつのまにか上空は、雲に覆われ、陽は陰っていた。
 登ってきた道を引き返すのが今回の予定ルートだったが、尾根を下っていくとき、こんな光景だったっけと思わず、立ち止まってしまった。(写真下)
[来たルートを引き返す]

 急な木の階段を下っていく。登る時は、あっさり通過したような気がしたが、下りの時は、より慎重になるので、印象深い。
 振り返ってみたら、意外と長い階段だったことを認識。
[階段の下り(振り返って撮影)]

 再び、西沢沿いのルートに戻ってきた。一度、通っているルートだと思うものの、逆方向からだと、あれっ、どうやって通ったかなと思える箇所多数。
[西沢沿いに下っていく(1)] [西沢沿いに下っていく(2)]

 15:17、吊り橋を渡る。もう、西丹沢は、すぐ先だ。ここまで来れば、メンバーの顔は明るい。
[ゴール手前の吊り橋にて]

 15:18、西丹沢自然教室に到着。
 15:40のバスまでには、まだ時間があったので、自販機にて冷えたサイダーを購入。
 NASさんと、これからの行程を確認。
 ....風呂と反省会の場所etc.
[西丹沢自然教室バス停]

 16:38、山北駅にてバスを下車。さくらの湯に直行する。
 一風呂浴びた後は、松田で、小田急線に乗り換え、途中下車。
 いつものシロコロホルモンの店へ。
 こうして、今回も、シロコロを食すのであった。
 [いつものシロコロで、反省会]


 ちょっと紅葉には早い時季でしたが、沢沿いの道、尾根筋の道と歩き、畦ヶ丸を登ってきました。
 畦ヶ丸の弱点は、頂上からの展望が望めないということでしょうか。普通は、東西南北のどこか一つぐらい、展望が広がるような山が多いですが、ここは、360度、樹木が邪魔をしています。

 畦ヶ丸の頂上は、2009年以来、6回目の訪問でしたが、ベンチ(下棚分岐手前)〜善六ノタワ間は、上述の通り、24年振りでした。おかげで改めて下棚、本棚を訪問しようという気になりました。


 山の会の皆様

 いろいろとお世話になりました。
 今回は、
  ・登りでの足攣り事件
  ・下りでのバランス崩し事件
  ・山北駅での置いてきぼり事件
 など多彩な事件が発生しましたが、無事、リカバリー出来て、何よりでした。
 また、宜しくお願い致します。




※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。