トップページ>山行リスト(日付)>女郎小屋ノ頭/ニカニカ集会_記録20161103
2016年11月3日(木) 晴れ 同行者:イガイガさん、はっぴーさん、MASAHIKOさん
後半は、ニカニカメンバー9名 |
玄倉(7:32)〜(9:11)女郎小屋沢出合(9:18)〜(10:46)モミの木鞍部(10:54)〜(12:06)女郎小屋ノ頭(13:27)〜(13:37)女郎小屋乗越〜(14:17)小川谷河原(14:21)〜<仲ノ沢経路>〜(15:38)西丹沢県民の森(15:41)〜(16:20)立間大橋(16:28)〜(16:59)玄倉 |
紅葉のシーズンの中、M-Kさん主催のニカニカ集会に参加してきました。今回の集会場所は、女郎小屋ノ頭と、今までの集会場の中では、一番奥まった場所ではないかと思います。
詳細は、以下をご覧下さい。
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イガイガ号に乗車して、途中、はっぴーさんをピックアップして、玄倉にやって来た。
....イガイガさん、毎度有難うございます。
すると、既にMASAHIKOさんが到着済みで、4人でスタート。
今日の前半の目的は、イガイガさんが以前、日向ノ頭斜面の女郎小屋沢の左岸経路を途中で見失ったということで、この経路探索を行い、日向ノ頭北部の鞍部に向かうことだ。
もちろん、後半の目的は、女郎小屋ノ頭でのニカニカ集会である。 |
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[玄倉林道を進む] |
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玄倉林道を歩くこと、約1時間半、ようやく女郎小屋沢出合の玄倉川の河原に出た。(写真下左)
....この林道歩きの最中、樹木研究家のイガイガさんより、フサザクラの木を教えて戴く。
他のお三方は、沢靴、長靴装備なので、そのままジャバジャバと対岸へ。だが、私は、通常のトレッキングシューズなので、ビーチサンダル(この渡渉のために用意)に履き替えて、玄倉川を渡る。結構、流れの圧力が両足にかかった。
対岸に渡ったところで休憩していると、後方から何やら人影が。(写真下右)
M-Kさんの一団に追いつかれたようだ。その後、M-Kさん達9名の方々と挨拶を交わし、一緒に女郎小屋沢沿いに進む。
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[玄倉川の河原に出た] |
[振り返ると、他メンバーが登場] |
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女郎小屋沢の左岸にて、沢沿いに進む計画のM-Kさん一団と別れ、我々は、当初の予定通り、左岸経路を辿っていく。
この経路を進むと、シカ柵にぶつかるが、そのシカ柵には、扉がすぐに見つかった。いくつもの扉を通過する度に、経路通りに歩いているなと確信する。 |
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[M-Kさん達は、女郎小屋沢沿いに進む] |
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なお、シカ柵の扉は、メンテされておらず、まともに開閉する扉は、極めて少ない。扉が壊れて開きっぱなしだった場合は、ラッキーだが、扉が少ししか開かない場合は、ザックを下ろし、空身になったりして、どうにか通過した。 |
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[まともに開かないシカ柵の扉] |
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イガイガさんが前回、経路を見失った箇所というのは、どうやら経路がジグザグ路だったところを直進してしまったのが原因のようだ。単独行動だと、ここでターンして登って行くことに気がつかず、なんとなく直進方向に踏み跡があるように見えてしまったらしい。
だが、今回は、イガイガさんが見失ったという事前情報があったから、慎重に経路を辿った訳で、もし、初めてであったならば、たとえ4人だとしても、同様に経路を見失ったかもしれない、そう思えるようなルートだった。
経路を見失った箇所が分かり、気分がスッキリしたところで、我々は、経路を辿り、高度を稼いでいく。
だが、小さな尾根筋をグルリと回った先で、新しい保護柵に止められてしまった。(写真下)
その保護柵のすぐ先には、並行して古いシカ柵があり、そちらには扉がある。ここが、経路であることは明白だった。
なんで手前の保護柵に扉が無いのかと思い、前方を見ると、経路は、すぐ先のザレ場で崩壊しているのが見えた。どうやら、この先、崩壊して通れないということで、保護柵の方は、あえて扉を設置しなかったようだ。 |
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[経路は、保護柵で遮断] |
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仕方がないので、遮断された経路を少し戻って、先ほどの小さな尾根筋沿いに登って行く。すると、こちらにもシカ柵の扉があり、このルートも経路なのかなと思えた。
だが、このまま登って行くと、日向ノ頭頂上に向かうことになる。今回は、日向ノ頭は目的地ではなく、その下の鞍部が目的なので、無用な登りを避けるため、左手のシカ柵に扉が無いかと眺めると、金網が大きく捲れている箇所があった。
....やはり、考えることは、皆、同じようだ。
そこを潜って、反対側に出ると、薄らと経路が復活していた。(写真下) |
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[薄らとした経路を下っていく] |
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経路を下っていくと、下に一本のモミの木が立っている鞍部が見えた。
結局、崩壊地があり、経路沿いには進めなかったが、迂回する経路で無事、モミの木の鞍部に来ることが出来た。これで、前半の目的である経路探索は、無事終了となった。
はっぴーさんは、モミの木の大きさを調べるために、両手を広げている。
....イガイガさん曰く、ノコッタ、ノコッタ、モロ差し状態。
M-Kさん達は、この左手の沢を登ってくるはずなのだが、姿は見えていない。そんな訳で、先に出発することにした。 |
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[モミの木が立っている鞍部] |
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北上していくと、すぐに美尾根が広がる。
人が手入れしている訳でもないのに、庭園のような眺めだった。 |
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[前方が美尾根となる] |
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女郎小屋ノ頭の南尾根の背に出て、少し上にあるブナの大木の所で、小休止。
すると、後方から人の声がして、まずEAさんの姿が見えた。その後、続々とM-Kさんメンバーが登場し、再び合流となった。
ここからは、一団となって女郎小屋ノ頭を目指す。 |
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[女郎小屋ノ頭の南尾根にて、再びM-Kさん達と合流] |
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キツイ登りが続くが、左右には、紅葉し始めた樹林が目立った。
紅葉のピークは、これから迎えるようで、タイミングとしては、ちょっと早かったようだ。 |
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[紅葉には、少し早かったようだ] |
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12:06、女郎小屋ノ頭到着。
例によって、shiroさんのビニールシートが敷かれる。ニカニカ集会の始まりだ。冒頭、ニカニカ集会も17回目というM-Kさんの言葉があった。もうそんな回数になるのかと思うと、感慨深い。
皆で近況を話し合ったりしたら、もう13時を過ぎている。そろそろ出発ということで、最後に記念撮影。
<今回の参加メンバー>
M-Kさん、MASAHIKOさん、nenetaさん、ゼフィルスさん、shiroさん、うたやんさん、レガーさん、AYさん、イガイガさん、はっぴーさん、EAさん、ardbegさん、花立小僧の13名。 |
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[女郎小屋ノ頭にて記念撮影] |
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13:27、女郎小屋ノ頭を出発。全員、女郎小屋乗越に方へ向かう。
相変わらず、この辺りは、東西南北の進路方向がよく分からない。 |
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[女郎小屋乗越へ向かう] |
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女郎小屋乗越を通過。
下る時、ロープが設置されてあったので、それほどスリルは、感じない。だが、以前来た時に比べると、岩肌は、崩れ、鞍部にある、手掛かりとなる木の根っこは、短くなったような気がする。
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[女郎小屋乗越への下り] |
[女郎小屋乗越の登り返し(振り返って撮影)] |
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女郎小屋乗越を越えたところで、グループが分かれる。
当初の我々4人、及びゼフィルスさん、レガーさん、うたやんさんを含め、7人は、西北西側の尾根を下ることにした。(この西北西ルートは、初めてだった)
他の6人は、大タル丸ピークへと向かった。 |
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[大タル丸ピークに向かわず、西側の尾根を下っていく] |
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この西北西側にのびる尾根は、分岐が少ないので、迷うことはないが、途中一か所、北北西に尾根が分岐する。地図で確認すると、この北北西に下れば、東沢が小川谷に合流する手前辺りに下りられそうだったが、我々は、ルートが分かりやすい直進方向を選択する。
14:17、白い岩だらけの小川谷河原に出た。ここは、沢登りで小川谷を遡行した時、最後の崩壊した堰堤の先あたりだった。 |
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[小川谷の河原に出た] |
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小川谷を少し遡り、ワサビ田跡を通り、仲ノ沢経路に出た。
あとは、玄倉に戻るため、この経路をひたすら歩くだけだ。
この経路、歩いていると、年々、崩壊が進んでいくのが、わかるが、それとともにロープが設置されている箇所も増えてきた。振り返ると、ちょうど雲の間からのスポットライトを浴びるゼフィルスさんが、設置されたロープを使用して下っていた。(写真下) |
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[仲ノ沢経路を歩く(振り返って撮影)] |
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15:25、仲ノ沢林道に出た。ここで小休止した後、歩き始めると、後ろから、ardbegさん、nenetaさん、EAさんが、追いついてきた。聞けば、お三方は、大タギリの鞍部で、小川谷に下ったそうだ。(その後は、仲ノ沢経路)
こうして、10人が合流した。残りの3人(M-Kさん、shiroさん、AYさん)は、大タギリを越えて行ったとの事。 |
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[仲ノ沢林道を下っていく] |
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仲ノ沢林道を延々と下っていく。舗装路が続き、足の裏が段々痛くなってくる。
立間大橋の所で、上流側を眺めていたら、なんと残りのお三方の姿が現れた。
ということで、再び13人となる。
再び合流できるなんて、すごいタイミングだな〜と思いながら、だいぶ日が傾いた玄倉林道を皆で歩いていく。
16:59、玄倉の集落に出たところで、解散。日没直前だった。
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[玄倉の集落に出たところで解散] |
[日没直前だった] |
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ニカニカ集会の皆様
前回の春の集会には、出席できませんでしたので、1年ぶりの出席となりました。今回も楽しいお話を聞いたり、差し入れを戴いたりと、誠に有難うございました。また、M-Kさんの企画に感謝いたします。今後とも、宜しくお願い致します。
イガイガさん
イガイガ号への同乗等、いろいろと有難うございました。そのうち、支部会を宜しくお願い致します。
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※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。
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