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大山

 山行日
2016年12月17日(土)   快晴    同行者:「山の会2」メンバー7名
 コース
地獄沢橋(8:46)〜(10:36)ミズヒノ頭〜(10:51)西沢ノ頭〜(12:00)大山(12:40)〜(13:05)富士見台〜(13:40)下社(13:45)〜<男坂>〜(14:34)大山ケーブルバス停
 今回は、「山の会2」メンバーの方々と、大山北尾根を歩いてきました。久しぶりの北尾根でしたが、天気が素晴らしく、富士を眺めながらの山行となりました。
 
詳細は、以下をご覧ください。


 秦野駅で集合し、タクシー2台で、地獄沢橋へと向かう。
 駅を出発すると、目の前に表尾根が現れた。(写真下)
 今日は、雲一つない快晴だ。こんな天気であれば、丹沢の山並みや富士山の眺めは、最高だろうと、今から期待感が高まる。
[秦野駅を出発したところで、表尾根がよく見えた]

 8:38、地獄沢橋の先でタクシーから降車。
 本日の行程確認を実施した後、軽く準備運動をして、いざ出発。
 日陰の植林帯尾根筋の直線登りとなる。登っていても、まだ気温が低く、冷え冷えする。
 9:03、小ピーク(667m地点)にて、小休止。ようやく日が差し込んできたので、暖かくなってきた。
[地獄沢橋の先から取り付く]

 小ピークから少し下った後、再び植林帯の直線登りが続く。やがて、送電鉄塔の巡視路特有のプラスチック階段が現れた。それをゆっくり登って行くと、尾根幅が広がり、自然林となった。
 ここで2回目の小休止。(写真下)
 ポカポカ陽気となり、冬用の上着を脱ぐ。
 冬木立の間から丹沢山、丹沢三峰方面の峰々の眺望が得られ、思わずデジカメで、何枚も撮影してしまった。
[植林帯の登りを終え、冬枯れの自然林となる]

 小休止の後、登りが再び植林帯となった。
 9:52、小ピーク(913m地点)を通過する。
 少し下ったところで、送電鉄塔(新多摩線No.16)下に立った。
 南西側は、表尾根、塔ノ岳から丹沢山方面、それに遠く箱根の山々の一部が見える。
 北東側は、関東平野が広がり、No.17送電鉄塔の奥には、筑波山が薄らと見えていた。(写真下)
[送電鉄塔で北東側を眺める]

 送電鉄塔を通過後、小ピークの登りとなる。ここは、風の通り道のようで、本日初めて、凍えるような風に遭遇した。
 だが、小ピークを下り始めると、風がなくなり、再びポカポカ陽気となる。
 ふと見ると、右手に富士山の頭が見えたので小休止とした。(写真下)
 ここでは、先程の送電鉄塔では見えていなかった箱根の駒ヶ岳や神山が見渡せた。
[ようやく富士山の頭が見えてきた]

 10:36、ミズヒノ頭を通過。
 その先で、窪地に水溜りがあり、よく見たら、凍っていた。皆で近づき、しばし見物。
[凍った水溜りを見物]

 10:51、西沢ノ頭を通過。
 この先からヤセ尾根の下りとなり、慎重に通過。(写真下)
 鞍部を通り過ぎると、登り返しとなる。だんだん尾根幅が広がり、歩き易い道となった。
[西沢ノ頭から先の尾根下り]

 ふと右手を見ると、富士山が表尾根の奥に鎮座しているのが見え、思わずデジカメ撮影。澄みきった青空の下、富士山の白さが目立つ。(写真下)
 時計を見ると11:11、昼に近くなってきたが、それでも、雲が発生していないのが珍しい。
[北尾根からの富士山の眺め]

 富士山を撮影した後、すぐにモノレールが右手から現れた。
 その後は、モノレール沿いに進む。(写真下)
 このあたりは、日が当たり、風は全く吹いていない。おかげで、快適な山歩きとなった。
[モノレールが現れる]

 11:40、ブナの大木に到着。相変わらず、保護柵に囲まれていた。
 ここのブナは、幹や枝も折れていないし、他の丹沢山域と違って、以前から変わりが無いように見える。元気そうで何よりだ。見上げるようにして撮影。(写真下)
[北尾根のブナ(振り返って撮影)]

 ブナの大木を過ぎれば、大山頂上は近い。
 だが、その前に右手に富士山のビューポイントがあった。ここでも何枚と富士山の撮影に興じる。
 よく見ると、二ノ塔あたりの上空にてパラグライダーが3基ぐらい飛んでいるのが見えた。今日は、快晴の下、飛んでいて、さぞかし心地が良いだろう。
 撮影を終え、歩き始めると、前方の樹林帯の奥に大山山頂の電波塔が見えてきた。
[富士の裾野が見えてきた]

 12:00、脚立を越えて、大山頂上の電波塔下に到着。
 予定より早かった到着だが、別ルートの「山の会2」メンバーの方々は、既に到着済みで、ランチタイム中だった。無事合流出来たことを喜び、鉄塔下で、こちらもランチタイムとする。
 その後、別ルートのメンバーの方々は、先に出発していった。
[電波塔下にてランチタイム]

 今日は、正午を過ぎても、雲は、出ていない。
 下の画像では、分かりにくいが、肉眼では、東京湾の向こうに房総半島がくっきりと見えていた。
 大山で、これだけクリアに関東平野を見渡せたのは、記憶になかった。
[トイレ前広場にて、関東平野を見渡す]

 阿夫利神社本社前から眺める相模湾は、太陽光が反射し、光る海となり、真鶴半島がシルエットになっていた。
 今日は、大島の他、三角形の島(利島)も眺めることが出来た。
[阿夫利神社本社前にて、真鶴岬方面を眺める]

 13:40、下社に到着。
 参拝した後、山頂で出会った先行パーティの方々と再び合流。
[下社でも参拝]

 先行パーティの方々は、女坂、我々は、男坂経由で下ることにした。
 男坂は、何年振りだろうと思うほど、最近の記憶が無かった。普通は、大山寺を参拝したり、カエデの紅葉目的で、女坂を利用するケースが多いからだ。
[男坂経由で、大山ケーブルバス停へと向かう]

 大山ケーブル駅手前にて、またまた、女坂経由の先行パーティの方々と合流。
 その後は、皆で、こま参道を下っていく。

 伊勢原駅北口行きのバスがちょうどやってきて、皆、乗車することができた。
[大山ケーブルバス停に到着]

 伊勢原駅北口にてバスから降りた後、一路、居酒屋へ。
 今日は、この「山の会2」での忘年会。
 今後の山行計画など、話題は、盛り沢山で、尽きることがない。いろいろ話を聞かせて戴き、充実した飲み会となった。
 [伊勢原駅付近の居酒屋にて忘年会]


 「山の会2」メンバーの皆様

 本日は、お疲れ様でした。天気が最高で、富士山、丹沢、箱根、関東平野と景色を堪能し、忘年山行としては、思い出深い山行となりました。
 今後も宜しくお願い致します。



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。