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半原高取山

 山行日
2017年11月19日(日)       晴れ         単独行
 コース
仏果山登山口(8:44)〜(9:52)宮ケ瀬越〜(10:12)半原高取山(11:21)〜(12:21)林道終点〜(12:35)十字路(12:37)〜(12:58)愛川ふれあいの村〜(13:17)愛川ふれあいの村野外センター前
 今回は、紅葉を見物しようと、半原高取山に行ってきました。例年この時季、仏果山・高取山、宮ヶ瀬尾根、御殿森ノ頭といった宮ヶ瀬湖周辺は、モミジなど紅葉する樹木が多く、ワクワクさせてくれます。
 でも、今日の関心は、途中から別の方へ。
 詳細は、以下をご覧下さい。


 本厚木7:50発、宮ヶ瀬行きのバスに乗車。
 仏果山登山口には、8:38到着。珍しく、自分以外に4人の中年女性グループも下車。目的地は、同じ高取山・仏果山方面のようで、すぐに宮ヶ瀬越への登山道に向かっていく。
 こちらは、特段、急ぐ必要もないので、準備運動(ちょっとアキレス腱を伸ばす)しながら、湖面を眺める。宮ヶ瀬湖は、夏と異なり、満水状態だった。
 バス停を撮影後、8:44、出発する。
[仏果山登山口バス停にて]

 宮ケ瀬越に向かう途中、尾根の右手に紅葉しているモミジを発見。
 モミの木の奥にモミジが紅葉しているが、これ以上、近づくことはできなかった。
 残念だな〜と思った後、今度は、ちょうど紅葉のピークを迎えているモミジを発見。日が当たると、一層色鮮やかとなる。
 時間を忘れて何枚も撮影。
 やはり、訪問タイミングは、バッチリだったようだ。
[右手に紅葉の樹あり] [紅葉真っ盛り]

 登って行くと、次々と紅葉した樹木に遭遇する。だが、撮影アングルとしては、今一つばかり。
 紅葉、黄葉、まだ緑といったグラデーションを見せる木もあった。(写真下)
 これは、同じ木なのにどうして、このようになってしまうのだろうか。ちょっと不思議。
[モミジが赤くなっていく]

 9:52、宮ヶ瀬越に到着。
 左折して、高取山に向かう。途中、日が陰ってしまい、せっかくの紅葉が鮮やかに写らない。だが、ちょっと粘って、日が差すのを待ったりした。
[日が差し込むまで待つ]

 10:12、高取山に到着。
 すぐに展望鉄塔に昇ってみる。
 関東平野側に目を向けると、スカイツリーが薄らと眺められた。思わず、望遠で撮影する。
[高取山展望鉄塔上からスカイツリー方面]

 反対側は、丹沢山方面だ。手前の二等辺三角形のような本間ノ頭が目立つ。その奥左には、フラット気味のピークである丹沢山が見える。本間ノ頭の奥右は、逆に尖ったピークの蛭ヶ岳だ。
 宮ヶ瀬湖は、白緑のような色で、あまり見かけない色となっていた。
[高取山展望鉄塔上から丹沢山方面]

 11:21、高取山を出発する。
 今日は、半原側に下ることにした。すると、新しい林道を発見。おそらく、林道が、どんどん上へ上へと延びてきているのだろうと推察。
 途中で、この林道を横断する。
[新しい林道を発見]

 登山道を下っていくと、丁字路に出た。ここには、昔から道標が立っている。(写真下)
 だが、すでに左側のルートは、この先、廃道になっている。それなのにいつまでも、[馬場.大平]という道標が立っているのが、気になっていた。だが、今回、よく見ると、左側の道標には、テープで、「×行けません」と記載されてあった。
 登山者は、おそらく、左側の[馬場.大平]という地名に対して、ピンと来ないだろう。というのも、山と高原地図「丹沢」には、これらの地名は、記載されていない。(但し、電子国土Webだと、「馬場」という地名は、見つかる) 
 右折は、[ふれあいの村.宮沢大橋]とある。だが、ふれあいの村も、宮沢大橋も、山と高原地図「丹沢」には、記載がない。但し、「愛川ふれあいの村野外センター前」というバス停は、記載されている。(なお、電子国土Webでは、「愛川ふれあいの村」と記載されている) 結局、道標に地名が4か所、記載されていても、手許に山と高原地図だけしかない場合、情報としては、殆ど意味が無い。意味があるのは、バス停から連想される「ふれあいの村」だけだ。
 
 道標の裏手には、2年前に初めて見た林道が左右に走っている。
 先程、初めて見た林道といい、ここ半原高取山は、本当に林道だらけの山になってしまったようだ。今回は、裏手の林道がどうなっているか調べようと、左折することにした。
[丁字路に道標あり]

 紅葉観賞から、林道調査となってしまった。
 道標を左折すると、道標の裏手の林道と合流する。その先に見たことのない、新しい林道が出来ていた。
[道標裏手の林道を進む]

 丁字路に出た。左右に、新しい林道が走っている。ここで左折し、この新しい林道を歩いてみる。これが、先程、高取山から下った時、初めて見た林道に続くのかなと推察。ただ、このまま進んでも、進路方向が逆なので、途中で引き返す。
 再び丁字路に戻り、以前、存在していた旧登山道を探す。
 すると、以前の登山道が、斜面を横切るように続いていることに気がついた。ということで、旧登山道を進んでいく。
 ここは、以前の登山道を知らなければ、歩くのは、難しい。
[旧登山道(画面真ん中あたり)を下っていく]

 旧登山道を進んでいくが、途中で経路を見失ってしまった。だが、目の前に林道があり、そこに下り立つと、以前、見たような光景が現れた。(写真下)
 林道がY字路になっているところだ。ここは、右手の下っていく林道が、昔の登山道だったのだ。
 ということで、右の林道を下っていく。
[見覚えのある林道]

 この先は、もう何度か歩いたルートだ。
 だが、このまま林道を下っていくのでは、面白くないので、ダムを眺めようと、林道が右カーブになるところを直進し、尾根筋に入る。
 そこから、尾根筋に下っていくと、昔の登山道に合流した。
 ここには、昔、登山道だった証拠に道標が立っている。そして、左手の木々は、伐採され、宮ヶ瀬ダムの眺望が素晴らしい。
[旧道標と宮ヶ瀬ダム]

 旧登山道は、この道標から先程の林道方向へと続いているのだが、草ヤブとなってしまい、もはや歩くことは、不可能となっていた。
 一方、尾根筋には、下っていけるような経路があり、そのルートを辿っていく。すると、林道終点に到着する。ここからは、林道を歩いていく。
[林道半原大沢線の終点にて]

 水平に続く林道を進み、結局、最初に道標のあった丁字路で右折した時の下山ルート(つまり、高取山からふれあいの村に続く一般登山道)に合流する。ここで、左折し、一般登山ルートで、ふれあいの村方面に向かう。
[十字路にて]

 宮沢大橋には進まず、途中の分岐点で左折し、ふれいあいの村の西側の道を下っていく。
 左手には、宮ヶ瀬ダムが眺められた。
[左手奥に宮ヶ瀬ダム]

 13:17、愛川ふれあいの村 野外センター前バス停に到着。
 厚木バスセンター行きのバスは、1時間に1本しかない(但し、行ったばかりの時は、田代経由の撚糸組合前バス停まで歩けばよい)が、タイミングよく、5分後にバスが到着するのがわかった。ベンチに腰掛けて、バスを待つ。
 [愛川ふれあいの村 野外センター前]


 今回は、紅葉目的で高取山を訪問しましたが、後半は、林道調査となってしまいました。それにしても高取山の半原側の斜面は、もう林道だらけといった感じです。
 これから植林が伐採されていくのか、今後の動向が気になります。




※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。