トップページ山行リスト(日付)>大山_記録20171209


大山

 山行日
2017年12月9日(土)       晴れ         同行者:「山の会」メンバー 7名
 コース
蓑毛(9:41)〜(10:57)ヤビツ峠(11:10)〜(12:12)ガレ場上(12:17)〜(12:18)表参道合流点〜(12:29)大山(13:12)〜(13:37)表参道合流点(13:41)〜(14:07)16丁目〜(14:40)下社〜(14:55)阿夫利神社駅(15:00)=(ケーブルカー)=(15:06)大山ケーブル駅〜(15:31)大山ケーブルバス停〜(15:50)あたご滝
 今回、「山の会」の忘年山行で、大山に行ってきました。大山自体は、何度も登ってますが、「山の会」のメンバーとともに登るのは初めてでした。また、下山後は、あたご滝近くの旅館に泊まり、忘年会が行なわれたり、いろいろと楽しめた山行でした。
 
詳細は、以下をご覧下さい。


 秦野駅8:45集合ということだったが、8:35には全員集合となった。
 この時、8:55発ヤビツ峠行きのバスがあることに気がつき、利用するか否かをメンバーに再確認。だが、ヤビツ峠までバスで行ってしまうと、歩く距離が短すぎるという意見が出て、結局、ヤビツ峠行きのバスは、却下。
 ....今夜のために酒を背負っている男性陣は、ガッカリ。

 駅の階段を下り、バス乗り場にて蓑毛行きのバスを待つ。隣の列は、ヤビツ峠行きの列だ。
 8:55発のヤビツ峠行きは、満員となり、乗れない乗客が取り残された。バス会社からの説明だと、15分後ぐらいに増発便が出るとの事だった。
 9:02、ヤビツ峠行きバスを待つ乗客に見送られて、我々を乗せた蓑毛行きバスが発車する。
[秦野駅バス乗り場にて]

 蓑毛行きのバスは、ヤビツ峠行きと違って、ゆったりとした車内と思ったが、他にも登山者がいて、結構、乗車率が高い。バスは、住宅地の中の坂道を登って行く。
 宅地エリアが終了する蓑毛に、9:25到着。
 準備運動のついでに、柏木幹太氏の顕彰碑を見学。それは、道路を渡った正面にある。その上には、レリーフが取り付けてあった。(写真下左)
 蓑毛から大山道を少し歩いた後、柏木林道を歩けば、ヤビツ峠に着くのだが、その柏木林道をつくったのが、この柏木米吉氏・幹太氏の親子だ。昭和7年に私財を投じて、完成させたという。
 
 9:41、青空の下、蓑毛バス停を出発。
 舗装路の大山道を進む。意外にも、登りが急で、息が切れる。(写真下右)
[蓑毛にて:柏木幹太氏レリーフ] [大山道を進む]

 9:46、大山道を右に見て、左の柏木林道に入る。他の登山者グループは、皆、右手の大山道に曲がっていった。
 山と高原地図「丹沢」地図を見ると、ここから大山に登頂する場合、右側の大山道を進んだ場合のコースタイムは、2時間25分(但し、蓑毛越を通らず、近道利用)。
 左側の柏木林道を進み、ヤビツ峠経由だと、これまた2時間25分。
 結局、どちらでも殆ど変わらないようだ。今回は、できるだけ同じ登山道は、通らないというポリシーから、柏木林道経由とした。
[左の柏木林道に入る]

 10:07、春岳沢を渡る。
 春嶽湧水の標柱が左にある。考えてみたら、今まで湧水がどこにあるのか知らなかった。湧き出し口⇒のマークがあるが、結局、この時も、分からなかった。帰宅後、調べたら、自分が立っている登山道の下からパイプが埋め込まれ、湧水が出ているようだ。(メンバーのTOIさんが、木橋の上から湧水口の写真を撮っている画像を見つけた)
[春岳沢を渡る]

 ヤビツ峠への道を進む。
 ジグザグ路を登っていく。この柏木林道には、急登がないのが嬉しい。
[ヤビツ峠に向かう]

 10:57、ヤビツ峠(正確には、ヤビツ山荘跡)にてベンチに腰掛け、小休止。
 日が照っており、それほど寒いという感覚はない。ワイワイと話しをした後、11:10、出発する。
 
 今回は、蓑毛から歩いてきたせいか、この先の登りも快調な登りとなった。

 11:56、3分間程、小休止とする。(写真下)
 この辺りから、残雪が目立ってきた。
[左右に雪が現れる]

 12:12、ガレ場上に出る。ここは、丹沢・富士のビューポイントだ。
 だが、今日は、残念ながら、富士山は、雲に隠れて全く見えない。今日は、大山が初めてというメンバーがいたので、是非、富士山は、姿を見せてほしかったところだ。
[ガレ場上からの丹沢風景]

 12:18、表参道ルートと合流。今まで、静寂な山歩きだったが、ここから銀座通りといった感じで、人の往来が何と多い事か、ビックリ仰天。
 人の後ろをついていくように進み、大山山頂に到着。
 本社を参拝後、頂上標識を囲み、全員で記念撮影。
[大山の御神木] [山頂で記念撮影]

 トイレ前の広場でランチタイム。
 正面には、関東平野が広がる。今日は、それほどクリアではないが、それでも見応え十分の平野が広がる。大山ならではの光景だ。
[山頂から関東平野を望む]

 その後、丹沢方面を眺めようと、電波塔のある頂上裏手に回る。こちらは、まだ一面、雪が残っていて、同じ山頂でも南側とは、だいぶ状況が異なっていた。
 丹沢山塊の上には、相変わらず、雲が浮かんでいた。
[山頂の裏手に進む]

 山頂を一周するようにして、下の鳥居に戻ってきた。
 下山ルートは、表参道を下っていく。
 まだ山道の左右には、雪が多かったが、登山道には、雪は残っていなかった。
[ヤビツ峠との分岐点にて]

 16丁目に到着。
 ここは、休憩している登山者が多い。このため、休まずに通過する。
[16丁目にて]

 表参道は、下るにつれ、道は乾いていき、歩き易くなっていく。
 そして、最後の急な階段下り。(写真下)
 ここは、慎重に下る。ここの手摺は、いつか倒れるのではないかと思い、いつも信頼しない下り方となってしまう。
[下社手前の急階段]

 下社を参拝した後、時間が追っていたので、ケーブルカーで下ることにした。
 阿夫利神社駅に向かうと、すでに長蛇の列が出来ている。その列に並んで、ふと左後方を眺めると、西日が当たる高取山が目に入った。その先は、高麗山・湘南平、相模湾だ。今まで、何度となく、阿夫利神社駅から、この南尾根方面を眺めているが、こんなにクリアに相模湾まで見えたのは、初めてではないかと思えた。
[阿夫利神社駅前から高取山方面を望む]

 列が長かったので、ひょっとして、次のケーブルカーになってしまうのではと思われたが、何とか乗車することができた。
[阿夫利神社駅前では、待ち行列あり]

 だが、ケーブルカーは、満員状態。
 但し、立っている場所は、正面の風景が眺められ、ラッキーだった。新型車両正面のワイドな窓ガラスのおかげで、遠く江ノ島まで眺めることが出来た。
 途中の大山寺駅にて、ホームで待っている乗客の数を見て、あんな人数が乗れるのかと思ったが、車内は、超ギュウ詰め状態で、全員乗車。息苦しい車内となった。
[ケールカーの前方に江ノ島が見えた]

 大山ケーブル駅では、大山に登らず、夕方の宴会から合流する「山の会」会長、他メンバーが出迎えてくれた。
 この後、こま参道を下っていき、大山ケーブルバス停に到着。
 ここで、今回、日帰りメンバーを見送る。
[大山ケーブルバス停にて]

 メンバーが多少、入れ替わって、旅館にて宴会スタート。
 今年一年の山行の思い出を肴にビールと日本酒を飲み続けた。
 [宿にて]右端の酒は、大山ケーブルバス停の先で、購入


 忘年山行参加の皆様
 本日は、お疲れ様でした。大山頂上からは、富士山を眺めることが出来ませんでしたが、反対側の関東平野や相模湾の風景は、素晴らしい眺めでした。また、山行後、メンバーとともに美味しい酒を味わうことが出来ました。今後とも、宜しくお願い致します。




※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。