トップページ>山行リスト(日付)>大山_記録20180501
ヤビツ峠(9:10)〜(10:14)大山(11:16)〜(11:51)16丁目(11:54)〜(12:27)蓑毛越(12:55)〜(12:58)浅間山(13:01)〜(14:02)林道合流点〜(14:03)不動越〜(14:27)高取山(14:38)〜(14:55)ゴルフ場(東京カントリー倶楽部)〜(15:19)東中学校前 |
5月になって早速、中型カメラを背負って、丹沢へ行ってきました。
最近は、もっぱら中型カメラを背負った場合(今やレンズは一本だけ)は、仏果山や華厳山、大山といったエリアに限られてきました。ですが、楽な登山を継続しているせいか、体重が徐々に増え続け、悪循環に陥っております。
もう少し、長歩きしなければ、と思っているのですが、今回も結局、大山となりました。現状打破は、なかなか難しい状況です。 |
秦野駅に8:06に到着。
今日は、平日なので、ヤビツ峠行きバスは、午前中8:25発しかない。だが、ヤビツ峠行きのバス乗り場に向かうと、すでに長蛇の列。これならば、臨時バスが出そうだと思っていたら、案の定、臨時バスが到着。これで、列が前に進み、次のバスには乗れるなと思っていたら、バス会社のスタッフから、「立って良ければ、まだ乗れます」との声を聞き、列の前に進んで、乗せてもらう。
これで、ヤビツ峠には、8:57到着。おかげで、予定より少し早く着くことが出来た。
9:10、準備運動を軽く行った後、ヤビツ峠を出発。 |
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[ヤビツ峠を出発] |
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9:21、右手の視界が広がる場所で、海側を眺めると、どこが海岸線なのか、空と海の区別が、全くつかなかった。上空には、雲一つ見当たらない好天気だったのだが、遠景は、春霞状態で、クリアには見えない状況だったのだ。
....撮影には、いささかガッカリ。
せっせと、登山道を登っていくと、左手にミツバツツジが咲いていた。こういう光景に遭遇すると、自然とデジカメを向けてしまう。 |
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[ミツバツツジが咲いていた] |
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イタツミ尾根をひたすら登っていき、ガレ場の上での、いつもの撮影地点に到着。
幸いにも、思ったより富士山、丹沢方面が霞んでいないことに気がついた。そんな訳で、デジカメで何回もシャッターボタンを押す。(写真下)
歩き始めた時の春霞は、何だったんだろうと、ちょっと不思議な気持ちになった。 |
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[いつもの撮影地点にて] |
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いつもの鳥居の前で撮影した後、後方の前社が、今日は、開いていた。(写真下左)
ゴールデンウィークのせいかなと思いつつ、参拝する。
本社、奥の院(今日は、奥の院もシャッターが上がっていた)と参拝して、山頂標識の前にて、ザックを入れて記念撮影。(写真下右)
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[最後の鳥居] |
[大山山頂標識] |
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だが、関東平野方面は、やはり靄っていて、遠景は、クリアに見えなかった。(写真下)
その後、大山頂上の電波塔の方に回ってみると、まだ富士山がクリアに見えていたので、ここで、中型カメラを取り出し、撮影を開始する。PLフィルタを使ってみると、結構、効果が出ていた。 |
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[関東平野を見下ろす] |
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中型カメラの撮影を終え、スッキリしたところで、下山開始。
階段状の急な下りのところで、下から登って来る小学生の集団とすれ違った。今日は、5月1日で、小学校は、休みでないはずだ。そこで、小学生の一人に聞いてみた。
すると、今日は、遠足として、この大山に来ているとの事。地元の小学生かと思ったら、そうではなく、東京都の小学校だった。小学校の遠足で大山登山とは、結構、学校として、プレッシャーを感じるのではないだろうか。実際、今、すれ違っている箇所なんて、一歩踏み間違えたら、大きな怪我を負うことになる。引率の先生は、大変だなあと思う一方、このご時世、学校側の積極的な校外活動に頭の下がる思いがした。 |
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[小学生の集団とすれ違う] |
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富士見台、16丁目を経由し、蓑毛越の方へと下っていく。
12:11、女人禁制の石柱の横を通過。(写真下)
立札には、
『女人禁制の碑
江戸時代には、これより山上への女性の登山は、禁止されていた。
大山観光青年専業者研究会』
と記載されてある。
石柱の方には、「是女人禁」?ぐらいの文字が読み取れ、横面には、二十八丁目と書いてある。
この二十八丁目というのは、当時、どこから数えて二十八丁目になったのだろうか。 |
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[女人禁制の立札] |
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蓑毛越で、ベンチに腰掛け、小休止。するとどうだろう、頂上方面から単独トレラン男性が南へ、続いて横(下社)から、これまた単独トレラン男性が南へ、するとすぐに単独トレラン女性が大山頂上方面へ、わずか4分程度の間に続々とランナーと出会う。
....ここは、トレラン銀座コース?
12:58、浅間山に立ち寄る。(写真下)
ついに「浅間山」の手書き標識が、どこか行ってしまったようで、ここが浅間山だと分かるものが三角点だけになってしまった。 |
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[浅間山頂上] |
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大山南尾根を南下していく。
植林帯の中を進んでいく。この植林帯がなければ、右手に富士山を眺めながら下ることが出来るのに、といつも思ってしまう。実際は、植林帯の壁がず〜と続き、富士山の姿は、全くと言っていいほど、見ることが出来ない。
....しっかり見えるのは、電波塔。 |
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[南へ下っていく] |
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13:55、送電鉄塔の工事現場に出た。
「送電線工事をしています」と書かれた看板があるものの、具体的にどんな工事をしているのか、わからない。だが、送電鉄塔から延びる送電線の数が、かなり多いことに気がついた。送電線の本数を増やしているのだろうか。 |
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[送電鉄塔は工事中] |
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林道を横断後、不動越まで来ると、右手に不動明王像を見る。(写真下左) こんな不動明王って、昔からあったっけと首を傾げる。覚えているのは、この石柱が、途中で折れていて、悲惨な状態だった。(写真下右)
だが、今では、石柱が丁寧に修復され、不動明王像まで鎮座していた。その光背は、火焔光を表現しているようで、真っ赤だった。
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[石柱が修復されてあった] |
[かつての姿 (2014/2/9)] |
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さらに南下していく。
単独の若いトレラン男性とすれ違った後、根が張り出していて、歩き難い登りとなった。手を膝に当てるようにして登っていく。
登り切ると、左手の植林帯は、間伐されていて、だいぶ植林帯が明るくなっていた。
ここでも、40代ぐらいの単独トレラン男性とすれ違う。
....やはり、ここは、トレラン銀座。 |
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[更に南下していく] |
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14:27、高取山到着。
頂上は、小さな広場になっていて、ベンチがある。この時刻、他に登山者は、見られなかった。
北側の木が切られ、大山が見やすくなっていた。ということで、山頂標識と大山を合わせて撮影。(写真下) |
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[高取山] |
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高取山からは、西に下ることにした。ゴルフ場に出るルートだ。ここを通るのは2回目ではないかと思う。れっきとしたゴルフ場の中の舗装路を歩くことになるので、一瞬、ここを歩いていいのかと思えてくるのだが、道端に『ご注意 ハイカーの方は、ゴルフプレー中のボールにご注意下さい。』の立札を見て、通っても、おかしくないのだと認識する。
右手に登った大山の姿を眺める。(写真下) |
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[ゴルフ場の中の舗装路を下っていく] |
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15:19、東中学校前バス停に到着。今度のバスは、15:39。
下校してくる中学生の列を眺めながら、日陰の無い場所で、バスを待った。 |
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[東中学校前に到着] |
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もう少し歩こうかと思いましたが、やはり、単独歩きでしたので、妥協してしまいました。
それにしても今日は、暑い一日でした。
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※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。
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