トップページ>山行リスト(日付)>大山_記録20180714
ヤビツ峠(9:20)〜(10:43)大山(11:50)〜(12:12)富士見台〜(12:20)16丁目〜(12:55)下社(13:05)〜<男坂>〜(13:52)大山ケーブルバス停ロータリー(14:08)〜(14:50)石倉橋(15:01)〜(15:32)伊勢原車庫〜(16:17)新大畑橋北側〜(16:47)新白髭橋〜(17:06)東橋〜(17:32)立堀親水公園(17:35)〜<県道62号線>〜(18:14)相模貨物駅前交差点〜(18:33)花水川橋〜(18:42)河口(18:53)〜(19:00)花水川橋〜(19:03)コンビニ(19:11)〜(19:19)西海岸 |
今日は、趣向を変えて、大山頂上から鈴川沿いを下り、相模湾まで歩いてみようという企画を実行しました。ですが、今回も暑さには、参りました。
詳細は、以下をご覧下さい。 |
大山から相模湾まで歩くというのは、過去に何度か実施してみたいと思っていた企画で、今回、ようやく実行に移す事が出来た。というのも、今回は、
(1)前回、三ノ塔山行で信じられない程の疲労感を得たので、再びそうならないか否かの実験をしたかった事。
(2)来週予定されている、上越の平標山山行が、かなり暑くなりそうなので、その事前体験をしてみたいと思っていた事。
等、いろいろと動機づけがあった。
9:05、ヤビツ峠到着。
準備運動等を実施し、出発しようと思ったら、小学生の団体(後ろに大人の保護者が何人かついていた)の出発に重なってしまったので、少々待った後、9:20に出発。
|
|
|
[ヤビツ峠に到着] |
[小学生の団体が先にスタート] |
|
何度も通っている登山道だが、今日は、緑一色となったエリアを通過する。(写真下)
こんな場所が大山にあったっけと思えるほど、見た記憶のない光景だった。思わずデジカメ撮影する。 |
|
[緑に囲まれた登山道] |
|
いつものガレ場の上にて表丹沢方面を撮影。今日は、雲が低く、丹沢の稜線がスレスレに見えていた。
ここは、以前から、「ガレ場の上」と言っていたのだが、今回、よく斜面を見ると、灌木が育っていたりして、岩などがゴロゴロしている訳でもなく、もうガレ場とは言えない状況だと気がついた。 |
|
[いつもの「元ガレ場」の上] |
|
10:52、大山本社を参拝。その後、本社の隣で、「登山証明書」、及び、将棋の駒のような形をした登頂記念の「大山登山證」を購入。(有難いことに団扇のプレゼントあり)
大山山頂は、30人以上の登山者が休憩中。人が目につくので、トイレの裏手に回り、丹沢方面が眺められる場所に移動する。こちらは、登山者の姿が殆ど見られなかった。中型カメラを取り出し、丹沢方面を撮影した後、ランチタイムとした。
これで、登頂、中型カメラの撮影等、日頃のルーチンワークは、終了。残された目的は、ここから海へ向かうという事だけだ。
11:50、山頂を出発する。
|
|
|
[登山証明書を入手] |
[山頂風景] |
|
下山ルートは、最短を選択。なんたって、今日は、大山ケーブルバス停から先が長いのである。
12:42、夫婦杉を通過。 |
|
[夫婦杉が見えてきた] |
|
下社で参拝した後、茶店前を通り過ぎ、石段を下っていく。
男坂・女坂分岐点で、どちらに進むか、一瞬悩んだが、今日は、最短距離ということで、男坂を選択する。 |
|
[男坂と女坂の分岐点] |
|
男坂は、女坂と違って、石段の端に手摺がないし、灯りもない。
一方、女坂も男坂と同じぐらい急であるが、こちらは、手摺が付いているので、まだ安心して下れる。灯りも100%ではないが、男坂のように真っ暗には、ならない。
年を取ったせいか、バランス感覚と視力(距離感)が低下し、この急な階段が非常に恐ろしい。そんな訳で、時々、カニのように横を向いて下った。 |
|
[男坂の石段] |
|
男坂を終え、こま参道を下る。
晴れた土曜日なのだが、この時間帯のせいか、観光客の姿は、殆ど見られない。土産店も、営業していない所があったりして、今一つ、活気が無かった。暑すぎて、店の方も、来客を期待していないのだろうか。 |
|
[こま参道は、ガラガラ] |
|
13:52、大山ケーブルバス停前のロータリーに到着。
自販機で、350mlの冷えた缶コーラを購入。冷えた炭酸飲料は、喉ごしがよくて、一気に飲んでしまった。これからの平地歩きに備えて、トイレにて顔や靴を洗ったりしていたら、再びコーラが飲みたくなり、今度は、500mlペットボトルで、これまた一気に飲む。やはり、体内の水分が、かなり減っているようだ。
この先、ザックを軽量化する意味で、水は、ペットボトル1本分とし、後は、途中にある自販機やコンビニを利用する方針とした。こうすれば、冷えた飲み物が得られる訳だ。
14:08、ロータリーを出発する。
14:22、大山駅バス停を通過。(写真下)
ここには、「丹沢大山国定公園」の歓迎カンバンがかかっている。 |
|
[大山駅バス停付近] |
|
以前、オオヤマザクラを見物した後、乗車したことのある鳥居前バス停や、エボシ山あたりから尾根筋を下った後、乗車したことのあるバス停(菊屋前、這子坂)を通過していく。いずれも単独行だったせいか、とても記憶に残っている山行だ。
14:44、這子坂バス停を過ぎた後、自販機があったので、280gの桃果汁入り缶ジュースを飲む。とても冷えているのが嬉しい。
いつの間にか、下り坂だった道は、平地になっていた。目の前に石倉橋の丁字路が見えてきた。(写真下)
ここで、右折し、鈴川の流れに沿って歩いていく。 |
|
[石倉橋の丁字路を右折] |
|
東名高速の下をくぐり、ひたすら歩いていくと、R246にぶつかった。(写真下)
伊勢原工業団地入口の交差点だ。
スマホの地図で、ルートを確認する。鈴川は、右手を流れている。ここでは、R246を横断して、そのまま直進していくこととした。 |
|
[R246交差点に出た] |
|
伊勢原工業団地の中を進む。
右手に神奈中バスが多く停車しているのが見えたと思ったら、そこは、神奈中の伊勢原車庫だった。普段、歩いたことのないエリアなので、歩いていて飽きないのがいい。
15:40、丁字路となり、左折する。正面は、小田急線が走っており、直進できない。
左折した後、すぐ踏切があった。小田急線を渡ると、目の前は水田光景となった。(写真下) |
|
[踏切を渡ると、田んぼが続いた] |
|
スマホの地図で現在地を確認し、県道63号線に出る手前で右折する。右手は、水田、左手は、住宅街といった道を歩いていく。
振り返ると、単独峰として目立った大山の姿が眺められた。(写真下)
だいぶ歩いてきたことがわかる。 |
|
[振り返ると大山の姿が] |
|
南下するように進んでいくと、住宅街に突入した。
左も右も一戸建ての住宅である。だんだんと喉が渇いてくる。だが、こんな住宅街に自販機は、あり得ないな〜と思っていたら、なんと目の前にポツンと自販機が立っていた。(写真下)
こんな場所に自販機があっていいのかと、あまりの予想外にただビックリ仰天。
....しっかりと安価なサイダー(110円)を購入。 |
|
[住宅街の中に自販機あり] |
|
住宅街を抜けると、県道63号線に出た。
16:17、新大畑橋北側の丁字路で左折する。地図で確認すると、鈴川も、このあたりで東側に流れを変えていた。
鈴川の北側の平坦な道路を歩く。背後から平塚駅北口行きのバスが追い越していく。右手には、遠く高麗山や湘南平が見えた。(写真下) まだまだ山が小さい。あの山の裏まで歩かなければならないかと思うと、先がまだ十分、長いことを実感する。果たして、日没前に到着できるか不安になってきた。 |
|
[遠くに高麗山・湘南平の山容が見えた] |
|
16:38、小田原厚木道路の下をくぐる。
このあたりは、岡崎という地名である。平安末期から鎌倉時代初期の武将、岡崎義実の領地だったエリアだろう。いつかは、この辺りをゆっくりと岡崎氏の史跡を訪れてみたいものだ。
16:47、新白髭橋を渡り、鈴川の右岸を歩くことにした。
右岸路は、歩道であり、歩き易い。(写真下)
左の鈴川を眺めると、カモの親子などが目に入る。長閑な光景に心が和む。 |
|
[鈴川の右岸を歩く] |
|
17:06、東橋(あずまばし)の先で、新幹線の下をくぐる。
すると、鈴川左岸の土手に、踏み跡が続いていた。(写真下) これは、なかなか風情があっていいと、川沿いの踏み跡を歩いていく。
正面には、高麗山と湘南平が眺められた。だが、まだまだ遠いな〜というのが正直なところ。
だが、ここで、身体に異変が。
両足の付け根となる尻の筋肉が固くなったような感じで、足がなかなか前に出にくくなってきた。休憩もせず、こんなに連続して歩いたことが無かったせいだろうか。ちょっと様子を見るため、ペースを少し落として歩くことにした。 |
|
[鈴川の左岸を進む] |
|
17:32、立堀親水公園に到着。
地図で見ると、この公園は、鈴川と渋田川に挟まれ、2つの川が合流する地点での先端部分だ。
ここには、トイレと水場があった。水場にて、首に掛けていた汗だくのタオルを洗う。これで、首回りがスッキリした。
渋田川を渡り、南下していく。すると、自販機を発見。さっそく300mlの缶飲料(炭酸入り)を購入。
なお、尻の筋肉が固くなったような感じは、だいぶ良くなっていた。これなら、まだ歩けると確信。 |
|
[立堀親水公園] |
|
渋田川と合流した後の鈴川左岸を歩いていく。
左手にヨークマートの建屋を見ながら、正面には、相変わらず高麗山が見える。だが、ここまで来ると、高麗山にだいぶ近づいてきたことが分かった。鈴川の流れは、新白髭橋から見ているが、いつも極めて緩やかである。(写真下) |
|
[だいぶ高麗山が近くなってきた] |
|
県道62号線にぶつかった。
ここからは、この県道で南下していくことにした。交通量の多い車道だ。歩道も、すれ違う人が増えた。だいぶ日が傾いたことに気がつく。時計を見たら、18:00を過ぎていた。 |
|
[県道62号線を歩く] |
|
18:14、R1交差点(相模貨物駅前)にぶつかった。
ここでR1を渡った後、右折し、花水川に近づいていく。
鈴川は、いつの間にか、花水川と名前が変わっていた。また、正面右側には、高麗山が鎮座していた。(写真下) ここにきて、ようやく高麗山まで来たことを実感する。
18:18、花水橋東交差点にて、花水川を渡らずに左折する。 |
|
[R1を少しだけ歩く] |
|
花水川の左岸を進む。
正面には、相模湾沿いに走るR134が見える。あと、もう少しだ。 |
|
[もうすぐR134の花水川橋] |
|
R134の丁字路(花水川橋交差点)にて、道路を渡り、そのまま砂浜に向かって進んでいく。
18:42、ようやく砂浜に到着。足元に相模湾の海水が当たっている。(写真下)
こうして、大山頂上からの歩行は、完遂した。 |
|
[砂浜に到着] |
|
目の前の相模湾を眺める。もう日が沈む直前だった。
腰を砂浜に下ろして、穏やかな海をしばし眺め入る。 |
|
[相模湾を眺める] |
|
右手の花水川の河口方面を眺める。遠くに釣り人が一人立っていた。 |
|
[大磯方面の眺め] |
|
河口に近づく。
振り返ると、高麗山の裏に日が沈むところだった。
右奥には、なんと大山が見えていた。余りにも出来過ぎたフィナーレに、ちょっとビックリ。
まあ、とにかく日没前に到着できたことが素直に嬉しかった。
....真っ暗になって到着していたら、感動も半減。 |
|
[振り返って高麗山・湘南平を眺める] |
|
薄暗くなったところで、河口を後にする。
R134沿いのコンビニに行って、ペットボトルのコーラを1本、一気飲み。
コンビニを出た後、大事なことを忘れていた。
今回、河口まで行くことしか考えていなかったので、この河口からどうやって帰るのか、全く調べていなかった。バス停は、いったいどこにあるのかと、取りあえず、スマホで地図を見る。
この時、GoogleMAPでの「交通機関」を何気なく、タップしたら、なんと近くのバス停名が出て、バスダイヤまで表示されたので、ビックリ。今まで、使用したことがなかったので、世の中、ここまで便利になったのかと痛く感動してしまった。
そんな訳で、最寄りのバス停は、すぐに見つかった。
19:19、西海岸バス停に到着。(写真下)
19:25発の平塚駅南口行きのバスを待った。
|
|
[西海岸バス停に到着] |
|
今回は、久々に長丁場でした。9:20、登り始め、大山から下りたのが14:00。海岸に着いたのが18:42。そんな訳で、大山での山行時間と、海岸まで歩いた時間が、殆ど同じで約4時間40分でした。
今回の山行を無事終了できたことで、山でバテる事は無いだろう、次回の上越山行も大丈夫だろうという自信がつきました。
それにしても、今回は、河口で見られた茜色の空が、とても印象的でした。
|
※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。
|