トップページ>山行リスト(日付)>華厳山・経ヶ岳_記録20181103
上荻野(7:25)〜(7:41)用野橋〜(7:56)大沢登山口〜(8:03)高取山ゲート(尾根の上)〜(9:04)荻野高取山(9:13)〜(9:50)華厳山(10:30)〜(10:50)荻野越〜(11:41)経ヶ岳(12:05)〜(13:12)半僧坊前 |
今回は、紅葉を期待して、荻野高取山、華厳山、経ヶ岳を歩いてきました。ですが、紅葉以外で、いろいろと新発見が多い山行となりました。
詳細は、以下をご覧下さい。
|
本厚木駅6:50発の半原行きバスに乗車し、7:17、上荻野にて下車。
日が短くなったせいか、人の影が長くなっていた。(写真下)
バス停のデジカメ撮影を終えて、いざ出発。(7:25) |
|
[上荻野にて下車。自分の影が長い。] |
|
浅間神社の前で左折し、住宅街に入っていく。
ふと見ると、右手の畑の中にコスモスが朝日を浴びていた。その色が鮮やかだったので、思わず撮影。 |
|
[朝日を浴びるコスモス] |
|
住宅街からゴルフ場へと入っていく。早朝からラウンドしているプレーヤーを見かける。
7:56、大沢登山口にて、振り返って、グリーン上のプレーヤーを遠くから眺める。 |
|
[大沢登山口から振り返る] |
|
大沢登山口から、登山道に入らず、左の舗装路(カートが走ってくる)を歩いていく。急坂を登っている所で、先程、グリーン上でプレーしていた4人組が乗ったカートに追い越される。
登り切った所で、プレーヤーは、カートを降りて、左の小高いティーショットへ登っていく。こちらは、右折して、尾根筋に続く踏跡を登っていく。
すぐにゲートが現れる。(写真下)
ゲートには、「高取山尾根道」のカンバンが掛かっていた。また、よく見ると、ゲートの上には、高電圧の電線が張ってあり、動物進入を防いでいた。 |
|
[ゲートを開けて通過] |
|
尾根道を進んでいくと、男坂・女坂の分岐点に到着。(8:12)
ここで、GPSのスイッチを入れてなかったことに気がついた。最近、出発する時にGPSのスイッチを入れ忘れることが多く、再発防止策(何やら仕事で、よく出てくる言葉)を考える必要があるな〜と深く反省。
この先、女坂のルートは、明瞭だが、男坂は、よく分からない。ここは、女坂を選択した。 |
|
[男坂・女坂の分岐点] |
|
左側から尾根筋に登った後、男坂とルートと合流するが、男坂ルートを少しバックして、石祠に立ち寄る。
なんとなく、この石祠に引き寄せられてしまい、参拝してから登っていくのが、ルーチンとなってしまった。 |
|
[石祠に寄り道] |
|
登り始めて、今回、倒木が異常に多いことに気がつく。左手からの強風で、同じように倒されている。それも、根こそぎ倒れているのが多い。根が地面に深く張っていないということだろうか。 |
|
[倒木が目立つ] |
|
8:33、右手から作業経路が合流する。合流点で、振り返ると、木の幹に下山者に対し、今、登ってきた尾根筋を下っていくことを推奨する文言が書かれてあった。(写真下) |
|
[大沢へ下山するときの注意書き] |
|
荻野高取山への尾根を直線的に登っていくが、いくら登っても、紅葉した樹木は、見当たらない。今回、まだ紅葉には早かったかなと思えた。 |
|
[まだ緑の尾根を登っていく] |
|
9:04、荻野高取山頂上に到着。
ザックを下ろし、しばし小休止。 |
|
[荻野高取山頂上にて] |
|
大山方面を眺める。
手前には、紅葉した木立があり、アクセントとなっているが、今回は、紅葉の色が今一つ。 |
|
[大山の眺め:荻野高取山頂上にて] |
|
荻野高取山から華厳山へ向かう。
途中、紅(黄)葉した木がないかと、キョロキョロしながら歩くが、葉が今一つ、パッとしない。紅(黄)葉にならずに葉が枯れてしまったのではないかと思えるような木をよく見かけた。今年の夏が暑すぎたせいだろうか。
9:50、華厳山頂上に到着。
華厳山の樹林も、色変わりは、しているものの、やはりパッとしない色模様だった。 |
|
[華厳山頂上にて] |
|
華厳山から経ヶ岳へと向かう。
荻野越を通過した後、右手の植林帯が激しく崩壊している光景が目に入る。だが、斜面が崩れたのが先か、強風で植林が倒れたのが先か、よく分からなかった。 |
|
[倒木が散乱している東側斜面] |
|
経ヶ岳に向かうと、根こそぎ倒れた木が連続する。これらは、強風で倒れたものだ。
すべて登山道に対し、直角方向に倒れていた。跨ぐたびに同じアングルで撮影。
|
|
|
|
[1本目を跨ぐ] |
[2本目を跨ぐ] |
[3本目を跨ぐ] |
|
経ヶ岳への急登となるが、ここも根こそぎ倒れた植林の木が2本あった。登りやすいようにトラロープが張ってあったのだが、木が倒れたために、トラロープの先は土に埋まってしまい、いったいどこに繋がっているのかわからない状況となっていた。 |
|
[トラロープは、地中から出ていた] |
|
倒木地帯が続いている。
倒木を越えていくと、その先、樅の木地蔵を発見。どうやら、樅の木は、無事だったようだ。 |
|
[樅の木地蔵を発見] |
|
倒木地帯を通過し、ようやく経ヶ岳頂上に到着。(11:41) (写真下左)
登りにだいぶ時間がかかってしまった。頂上に他の人影はなく、ベンチを独占する。
荻野高取山で眺めた大山をここからも、眺める。(写真下右)
ススキの穂が1本だけ、伸びていた。
|
|
|
[経ヶ岳頂上にて] |
[大山とススキ1本] |
|
さて、頂上を出発しようとしたとき、南側(坂尻側)から何やら林の中を移動していくような音が聞こえてきた。それも1ヵ所といったレベルではなく、背後からも聞こえてきた。
何だろうと思っていると、サルが次から次へと現れた。子ザルを背中に乗せた母ザルも何匹が見かける。ざっと数えただけで20を超えた。(これ以外に背後を移動したサルもいた) サルの何匹かは、こっちを見ながら移動していたので、ちょっと緊張する。こんな数で襲撃されたら、こちらが無傷で済むとは思えない。この恐るべき集団は、南側から北側(半原側)へと尾根を越えていった。
北側に移動したサルが傍にいないかとカメラを向けると、一匹を発見。思わず望遠で撮影。(写真下)
こんな場所にサルがいるとは、意外だった。ガサガサといった音が聞こえなくなったところで、頂上を後にした。 |
|
[経ヶ岳にて猿を撮影] |
|
経ヶ岳頂上から、半僧坊方面に下山する途中、左に紅葉した木々を発見。この辺りでは、例年のように紅葉が始まったようだ。 |
|
[この辺りは紅葉していた] |
|
13:12、半僧坊前バス停に到着。
次の厚木バスセンター行きは、13:29。シャツを着替えたりして時間を潰す。
今日は、結局、一人も登山者と出会うことはなかった。 |
|
[半僧坊前バス停にて] |
|
荻野高取山から華厳山へ続く稜線の自然林の樹林は、葉が枯れたような色をした木が多かった気がします。今年の夏は、暑くて雨が少なく、秋になっても暑く、寒暖の差が出なかったせいでしょうか。こんなシーズンもあるのだということを教えてくれた山行でした。
|
※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。
|