トップページ山行リスト(日付)>浅間山・弘法山_記録20190309


浅間山・弘法山

 山行日
2019年3月9日(土)       晴れ         同行者:「山の会2」メンバー 17人
 コース
蓑毛(9:28)〜(10:22)蓑毛越(10:29)〜(10:32)浅間山(10:35)〜(11:18)浅間山林道横断点(11:23)〜(11:24)不動越〜(11:48)高取山(12:24)〜(13:15)念仏山(13:28)〜(13:55)善波峠(13:57)〜(14:17)弘法山(14:30)〜(14:44)権現山(15:00)〜(15:09)浅間山(15:11)〜(15:49)秦野
 春になり、「山の会2」メンバーで、蓑毛越から弘法山の方へと歩いてきました。何度も歩いているコースですが、季節が同じでも気温や、木々の様相などが、微妙に異なり、いつも新鮮な気分で歩くことが出来ます。今回は、天気が最高で、気分的にスカッとする山行でした。
 詳細は、以下をご覧下さい。


 今日は、「山の会2」での定例山行。何と参加者は、18人と、今までにない参加人数だった。
 秦野駅で、9:02発の蓑毛行きに乗車。メンバーの他事鉄さんから、「今日、早めに秦野駅に着いたので、バス乗り場を覗いたら、蓑毛行きは、ヤビツ峠行きと同じぐらい、長蛇の列でした。」と聞かされ、ビックリ。だが、今、乗っているバスの乗客は、我々だけだった。「そんなに蓑毛行きが混みます?」と、他事鉄さんの話は信じられなかった。
 9:17、蓑毛到着。
 トイレ前で、準備運動とミーティングを実施し、出発。(9:28)
[晴天の下、蓑毛バス停を出発]

 一直線の舗装路の坂道で、いきなりキツイ登りだ。
 ふと右手を見たら、ミツマタが満開だった。思わずデジカメ撮影する。(写真下)
[右手にミツマタが満開]

 途中の分岐点で、ヤビツ峠への道を左にながら、右の蓑毛越への登山道を進む。
 すると、林道を横断する前で、列が停止した。最後尾にいたのだが、我々の前に団体さんがいるようだ。(写真下左)
 さらに進んでいき、林道のY字路に出た。
 ここで、ビックリ。見たこともないほどの登山者が集まっていた。いったい何人いるのだろう。聞けば、100人ぐらいの団体さんらしい。
 「秦野駅のバス乗り場で見た蓑毛行きでの長蛇の列というのは、この人たちだったようですね。合点がいきました。」と他事鉄さんと話す。
[渋滞が発生] [大勢の登山者が休憩中]

 若い人から中高年まで男女を問わず、集まっていた、この100人規模の団体さんの横を通り、先に行かせてもらう。

 「しかし、すごい人数でしたね。」と、我々の中でも先程の団体さんの話ばかり。「大山に向かうのでしょうか。」と、団体さんの行先が気になる。
 蓑毛越に向かう途中、富士山の白い頭が見えた。
[富士山が見えた]

 10:22、蓑毛越に到着。ここで小休止。
 先程の団体さんについて話をしていたら、あの団体さんのルートを聞いたメンバーがいて、我々と同じように蓑毛越から大山南尾根を南下し、吾妻山まで行くということだった。ということで、団体さんがやって来る前に出発することになった。(10:29)
[蓑毛越にて小休止]

 蓑毛越を出発し、途中で登山道を外れ、左折し、浅間山に向かう。
 10:32、電波塔の裏手に回り、浅間山に到着。ここには、三角点がある。以前、手書きの山頂標識があったが、現時点では、ここが浅間山だと示す標識の類は、全くなかった。
 そんな折、他事鉄さんが持参した2004年版の山と高原地図「丹沢」(まだ縮尺が1/40000のもの)では、ここが浅間山ではなく、この南側の636m峰が浅間山と記載されてあった。
 帰宅後、調べてみたら、2004年版までの山と高原地図「丹沢」は、三角点の位置には、山名の記載がなく、636m峰が浅間山と記載されてあった。だが、縮尺1/50000となり、全面改訂となった2005年版以降の山と高原地図「丹沢」からは、三角点のある位置が浅間山となっていた。
[浅間山頂上にて]

 浅間山から下って、再度、登山道に出た。すると、ちょうど100人の団体さんの列にぶつかってしまった。そんな訳で、団体さんに交じった形で、登山道を進む。
 途中、浅間山で話題となった636m峰のピークの右下を通過する。
 今度、あの636m峰に行ってみようと思った。

 2基の電波塔が立っている所で、団体さんが整列して立ち止まっていた。どうやら、列が長いため、途中の分岐点にて林道を直進してくるグループと、電波塔西側の登山道を通って来るグループに分かれてしまったらしく、列を再調整しているようだった。(写真下)
 ここで、再度、団体さんを追い抜くことになった。
[電波塔前の林道にて]

 11:13、秦浜線の送電鉄塔に出た。右手には、富士山がクッキリと見えた。富士の頭は、まだ真っ白だ。今日は、箱根の山々まで、よく見渡せた。
[送電鉄塔から富士山]

 浅間山林道にぶつかった所で小休止。(11:18〜11:23)
 休憩していると、トレラン男女1組、単独女性などとすれ違う。今日は、ここまで、多くの登山者・トレラン男女とすれ違っている。
[林道横断点にて小休止]

 11:24、不動明王像を右に見る。
 以前は、割れた石碑しかなかったのだが、いつの間にか割れた石碑が復元され、その上に不動明王の石像が鎮座している。
[不動尊像(振り返って撮影)]

 蓑毛越からは、基本的に下りだけだったが、不動越を過ぎると、一転して登りとなる。一度、登りは、終了するのだが、高取山に近づいたところで、最後の登りとなる。
[高取山への最後の登り]

 登っているとき、ふと右手を見たら、樹林を伐採したようで、展望が開けていた。(写真下)
 手前のゴルフ場の先にちょうど裾野を広げた富士山が眺められた。こんなビューポイントがあることに今回、初めて気がついた。
[右手に富士山が見えた]

 11:48、高取山頂上に到着。ここでランチタイムとした。
 北側の植林帯が間伐され、大山の雄姿がよく見えるようになっているが、まだ4本程度、中途半端に植林が残っている。この際、これらも伐採してくれたら、大山がバッチリ眺められるのだが、どうだろう。

 ランチタイムを終えたところで、先ほどの100人団体さんが続々と到着してきた。どうやら、我々と同様、ここでランチタイムのようだ。ということで、100人全員が到着する前に出発した。
[高取山に到着]

 高取山をスタートし、その後、念仏山、善波峠を通り過ぎる。善波峠では、メンバーのうち3人が、吾妻山の方に下っていくこととなった。残り15人は、予定通り、弘法山へと向かう。
[弘法山に向かう]

 14:17、弘法山に到着。ここには、近くにトイレもあり、小休止とする。
 花見のシーズン前なので、訪問者は少ないと思っていたが、どうしてどうして、大勢のハイカーが訪れていた。
[弘法山頂上にて]

 さらに西へと進み、権現山の頂上に到着。
 この山頂広場は、桜の木に囲まれており、絶好の花見会場だが、まだ花見には早い。だが、ここも弘法山と同様、ハイカーがひっきりなしにやって来た。
[権現山に到着]

 権現山から浅間山を経由し、市街地に下ってきた。
 秦野駅に向かう途中、水無川を飛び石で渡る。(写真下)
 ここは、車道横を歩くより、川沿いの散歩道を歩く方が心地よい。
[水無川を渡る]

 秦野駅前で解散とした。
 その後、近くで、反省会に突入。やはり、生ビールが旨い!
 [秦野駅前で反省会]


 今日は、100人レベルの団体さんに遭遇という印象的な出来事がありました。また、浅間山って、どこ?という素朴な疑問が生じました。そのうち、636m峰に行ってみようと思っています。




※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。