トップページ山行リスト(日付)>大山_記録20190505


大山

 山行日
2019年5月5日(日)       晴れ         単独行
 コース
大山ケーブルバス停(8:01)〜<男坂>〜(8:52)下社(9:19)〜(9:59)16丁目〜(10:38)ヤビツ峠分岐点〜(10:49)大山(12:12)〜(13:24)見晴台(13:28)〜(14:26)日向ふれあい学習センター〜(14:56)日向薬師バス停
 元号が令和になって最初の山行は、10連休の終盤に大山へ行ってきました。
 いつものヤビツ峠から登頂するといったワンパターン・最短コースではなく、今回は、オーソドックスに大山ケーブルバス停からケーブルカーを使用せず、表参道登山を計画しました。
 詳細は、以下をご覧下さい。 


 小田急伊勢原駅に7:12着。すぐにバス乗り場に向かうが、既に20人ぐらいの列が出来ていた。
 朝早くから大山目当ての登山者が多いなと、列に並んでいると、7:25発の大山ケーブル行バスがやって来た。バスは、定刻通りに発車。

 大山ケーブルバス停には、7:45到着。天気は快晴で、全く問題なし。すぐに歩き始めるが、駐車場入り口まで来た時、GPSのスイッチを入れていないことに気がついた。令和になって早々、スタート地点からの軌跡がないルート図も嫌だなと思い、引き返す。
 トイレ前まで戻り、GPSのスイッチを入れてから再スタート。(8:01)
[大山ケーブルバス停を出発し、こま参道に向かう]

 まだ朝が早いせいか、店全部が開店状態では、なかったこま参道を一気に通り抜けていく。
 その後、大山ケーブル駅前を通ると、ケーブルカーの乗車券を買うために窓口に並んでいる観光客を見かける。ケーブルカーは、通常、9:00始発だが、窓口のカンバンをよく見ると、本日の営業時間は、8:00〜17:30となっていた。
 う〜む。そうであれば、ケーブルカーでもいいかな〜と一瞬、立ち止まったが、今日は、何と言っても令和最初の山行、やはり自力登山とした。

 ケーブルカーの窓口を過ぎてすぐ、男坂・女坂の分岐点に到着。(8:14)
 今日は、男坂経由とした。
[男坂・女坂分岐点]

 男坂の急な石段が始まると、歩行ペースが、すぐにスローダウン。後方から、若い男性4人組に追い抜かれる。追い抜かれると、こちらのペースがさらに遅くなり、男性4人組があっという間に視界から消えていった。

 左下から、カラカラと何か回転するような音が聞こえてきた。どうやら、ケーブルカーが走り出したようだ。ちょうど、左下に中間の大山寺駅の階段ホームが見え、そこにグリーンの車体が到着するのが分かった。(写真下左)
 やはり、ケーブルカーの方がよかったか...と思ったが、今日は、何と言っても令和最初の山行であることを思い出し、一歩ずつ足を進める。
 だが、石段は、まだまだ続く。(写真下右)
[大山寺駅を見下ろす] [長い石段]

 8:52、下社の前に到着。
 既にケーブルカーが運行しているせいか、登山姿の参拝者の他、観光客も目立つ。
 ザックを下ろして、小休止。令和最初の参拝をした後、拝殿横の授与所に向かう。
[下社にて]

 生まれて初めて御朱印帳を購入し、「御朱印」を申し込む。正確には、御朱印帳を購入すると、最初の頁に下社の御朱印が既に記されてあり、後は、日付を書き加えればOKの状態となっていた。
 得た御朱印が下記。
 ....今日は、何と言っても令和最初の山行である
[下社の御朱印]

 9:19、下社を出発。
 表参道を登っていく。前方に登山者が目立つ。やはり、皆、令和になっての初山行だろうか。
[登山者は、やはり多かった]

 16丁目(下社方面と蓑毛越方面との分岐点)に到着。
 ここで、蓑毛越方面のコース寄りに新規の道標を見る。(写真下)
 ケーブル駅に下るつもりが、蓑毛越の方に下ってしまう登山者が多いためだろうか。
(注:調べたら、この道標は、今年3/31に通った時、既に立っていたことが分かった)
[16丁目で、目立つ位置に立つ道標を見る]

 10:10、富士見台に到着。大勢の登山者が休憩中だった。
 下社から登ってきた場合、ここで初めて富士山の眺めが得られるのだが、今日は、まさに期待した通り、富士山を見ることが出来た。(少し雲があるが)
[富士見台からの富士山]

 前方に登山者が集まっている。何かと思ったら、右手斜面の上にシカが1頭、草を食べていた。このシカ、人間が近くにいても逃げようとしない。意外にも人慣れしてしまったシカのようだ。小さい子供たちは興味深く、シカを眺めている。野生のシカを見たのが初めてなのかもしれない。
 ....お父さんも興奮気味。(お父さんも初めてだったのか)
[登山道横の斜面にて一頭のシカを発見]

 ヤビツ峠からの道と合流し、ようやく頂上近くまでやってきた。
 鳥居付近の右手にマメザクラが満開だったので、ちょっと寄り道し、近づいて撮影。(写真下)
[マメザクラの向こうに鳥居]

 10:49、上の鳥居を越えて、ようやく本社境内に入る。
 10:50、本社を参拝後、御朱印帳を提出。すると、「30分から1時間かかります」の小さな立札が。
 ということで、御神木を撮影したりして時間を潰す。(写真下)
[頂上の御神木]

 結果的に25分ぐらい待った後、手元に御朱印帳が戻ってきた。下記が本社御朱印。
[本社での御朱印]

 山頂の裏手に回って、富士山方面を眺める。富士山は、残念ながら、かなり霞んでいた。
 ここでもマメザクラが咲き始めていた。
[大山頂上の裏手に回る]

 12:17、ランチタイム後、見晴台に向かって下っていく。このルートは、最近、通っていないルートなので、今回計画してみたのだ。山頂で昼食を計画しているのか、まだまだ登って来る登山者が多い。

 12:33、不動尻との分岐点を通過する。(写真下)
[不動尻への分岐点]

 途中、段差のあるクサリ場で、渋滞する。それほど、今日は、下山者が多い。
 その渋滞箇所を過ぎると、見晴台が見えてきた。

 13:24、見晴台に到着。
 数多く並んでいる左手のベンチ群は、満員状態だった。ここで、小休止とし、水分補給。
 この後、下社に戻るつもりでいたが、大勢の行楽客が予想され、こま参道あたりから人混みに巻き込まれそうなので、日向薬師に下山することとした。
[見晴台に到着]

 見晴台を過ぎて、日向薬師に向かう。
 歩き始めて5分もしないうちに、前後から人影が消えてしまった。この時、見晴台の訪問客は、殆ど下社に向かうことに初めて気がついた。
 そんな中、単独の若い女性とすれ違う。ようやく登山者と出会えたかと思ったら、見晴台で休んでいる時、近くで見かけた女性だった。あまりにも人がいないことで、引き返すことにしたのかなと勝手に推理。
 気味が悪いくらい、誰とも会わないので、ふれあいの森日向キャンプ場分岐点手前にて腰を下ろし、5分程度休憩する。背中に涼しい風が当たり、心地よい。
 すると、延べ12人の下山者が通過していったので、ちょっと一安心。

 13:52、お地蔵さんに参拝。(写真下)
[お地蔵さんに参拝]

 14:56、日向薬師バス停到着。バスの発車時刻を全く知らなかったのだが、ちょうどいいタイミングでバス停に到着。待ち行列ができていたが、やはり人数は、少ない。バスは15:05発で、十分余裕で座ることが出来た。
 [日向薬師バス停にて]

 令和元号初の山行は、無事終了しました。大山は、予想通り、10連休終盤の好天気で賑わっていました。今回は、御朱印を初めて入手したことに満足です。
 元号が変わっても、今まで同様、山遊びを楽しみたいと思っております。




※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。