トップページ山行リスト(日付)>三ノ塔_記録20190616


三ノ塔

 山行日
2019年6月16日(日)       快晴      単独行
 コース
ヤビツ峠(9:11)〜(9:28)富士見橋(9:31)〜(10:38)二ノ塔(10:46)〜(11:05)三ノ塔(12:30)〜(13:37)牛首(13:40)〜(14:28)大倉
 今日は、昨年も、この時季、訪れました三ノ塔を登ることにしました。昨年は、生まれて初めて極度の疲労感を山中に覚え、散々な目に遭いましたが、今回は、暑くなった場合、それがスピードや脚力に影響が出るかどうかチェックしながら歩きました。
 詳細は、以下をご覧下さい。


 昨日は、雨だったが、本日は、快晴となった。お蔭でバスを待つ登山者の列が出来ていた。今日は、ピークに立てば、周辺の山々が見渡すことが出来るだろう。
 8:24、ヤビツ峠行きバスは、大勢の登山者を乗せて秦野駅を出発。

 9:02、ヤビツ峠に到着。準備を終えた登山者が三々五々、出発していく。
 
9:11、準備を終えて、富士見橋へと向かう。
[ヤビツ峠に到着]

 9:28、富士見橋。
 出発した時間帯が遅かったので、登山者は、それほど多くない。塔ノ岳まで行く縦走者は、もっと早いバスに乗っている筈だ。でも、二ノ塔への登りに入ったら、結構、休憩している登山者を見かけた。どこまで行く登山者なのだろうか。
[富士見橋から二ノ塔へと登っていく]

 樹林帯を抜けると、ガレ場を登っていくようになる。
 振り返ってみると、青空の下、相模湾の奥に江ノ島や三浦半島が見えた。この眺めは、いつ見ても清々しい気分にさせてくれる。
[二ノ塔の登りで、振り返る]

 さらにガレ場を登っていく。ガレ場が終わる頃に振り返ると、どっしりとした重量感のある、緑一色の大山が目に入る。久々のせいか、何枚も撮ってしまった。
[二ノ塔の登りで、振り返る]

 10:38、二ノ塔頂上に到着。
 楽しみにしていた富士山は、残念ながら雲で見えなかった。
 既に20人ぐらいの若い登山者(学生?)が休憩中だった。
 昨年は、ここで、極度の疲労感を覚えたのだが、今回は、特にそんな症状は、でていない。やはり、昨年は、食事制限していたため、スタミナ不足だったのかなと思えた。但し、今回は、前回と違って水分補給も怠っていなかった。
[二ノ塔に到着]

 二ノ塔から少し下った後、登り返し、三ノ塔に到着。
 ここでも、20人程度の登山者が休憩中だった。(写真下左)
 早速、新しくなった三ノ塔休憩所の中に入ってみる。(写真下右)
 部屋の壁には、「禁煙」、「宿泊禁止」の貼り紙がしてあった。「えっ、宿泊禁止?」と、ちょっとビックリ。この環境であれば、宿泊してもいいと思うのだが、火事やゴミの増加を懸念しているのだろうか。
[三ノ塔の頂上にて] [新しい休憩所]

 三ノ塔休憩所から北側に進み、お地蔵さんのある下りの手前まで歩く。
 三ノ塔に到着した頃は、塔ノ岳ピーク付近に雲がかかっていて、撮影にはイマイチのアングルだったが、今は、その雲が上昇して、表尾根・塔ノ岳の光景は、稜線がクッキリ見えるようになった。おかげで、何枚も撮影。(写真下)
[表尾根・塔ノ岳の眺め]

 表尾根方面は、クッキリと眺められたのだが、富士山は、頂上手前に雲が浮かび、頂上付近の光景は、見えない状況だった。(写真下)
 12:30、三ノ塔を出発。
 結果として、頂上では、ランチタイム、中型カメラ撮影、デジカメ撮影などで、1時間半近くも滞在してしまった。
[富士山は、残念ながら雲に隠れる]

 植林帯の下りが続く。だが、以前よりは、整備され、歩き易くなっていた。ようやく急な下りが終わり、正面に直線状のシカ柵(壊れている)が現れる。
 ここまで足回りに疲労感を覚えず。これなら、この先も余裕で歩けると確信した。
[三ノ塔尾根を下っていく]

 ふと右手を見ると、新しい林道が出来ていた。また、手前の植林も間伐され、塔ノ岳や大倉尾根方面がよく見えるようになっていた。
[右手に大倉尾根を見る]

 やがて、富士山の山頂付近が雲の間から、一瞬現れた。
 それにしても雲の動きが速い。今がチャンスと、連続デジカメ撮影。
[富士山頂上が見えてきた]

 昨年の今頃も、この尾根筋を歩いたのだが、その時には、こんな光景は、見られなかった。(写真下)
 昨年無かった林道が、目の前に現れている。右の林道は、どのあたりまで続いているのだろうか。
[新しい林道を見る]

 尾根筋の左側の林道が、右側の林道に合流する。
 左側の林道自体は、だいぶ前からあったことを記憶しているが、昨年6月では、この左側の林道は、まだ右側に渡っていなかった。1年間で、ここまで林道だらけになったかと思うと、驚きを隠せない。
[左からの林道が右の林道に合流している]

 牛首に到着。
 ここからは、舗装路歩きとなる。
[牛首に出た]

 ようやく大倉バス停に到着。
 昨年は、一歩一歩、足を前に出すのが辛い下山だったが、今回は、それほど疲労感を感じることなく、暑さが厳しくても歩けたことが嬉しかった。
 [大倉バス停に到着]


 暑い一日となりましたが、無事体調を崩すことなく下山できました。やはり、昨年は、スタミナ不十分だったのが、原因だったのかなと思えました。

 それにしても、三ノ塔尾根付近の林道は、どんどん拡張されているのが分かりました。相当、距離が延びたと思います。特に下りの時、見た右手の林道が気になりました。




※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。