トップページ山行リスト(日付)>仏果山_記録20190713


仏果山

 山行日
2019年7月13日(日)       曇り         単独行
 コース
仏果山登山口(7:53)〜(9:01)宮ケ瀬越〜(9:29)仏果山(11:08)〜(11:29)388号送電鉄塔〜(12:08)宮沢大橋〜(12:30)半原神社界隈(12:53)〜(12:55)撚糸組合前〜(13:01)半原
 7月の暑い丹沢にて、単独行として仏果山に行ってきました。
 詳細は、以下をご覧下さい。


 7:36、仏果山登山口にて下車。
 自宅を出発する時は、曇り空だったが、結局、仏果山登山口でも、上空は、変わらなかった。
 宮ヶ瀬湖の向こうに鎮座している本間ノ頭が低い雲のため、山腹すら見えなかった。これでは、仏果山山頂で、丹沢の稜線を眺めることも無理だろうと思え、モチベーションが低下。
 また、バス停は、柵を越えて伸びている草に覆われ、隠れてしまっていた。(写真下)
 これだと、以前のように登山道入口の階段が草ボウボウになっていないかと思ってしまった。

 準備作業として、ガムテープを取り出し、ズボンの裾と靴をガムテープで巻き、その上にスパッツを装着。今日は、このようなヒル対策を施してから出発する。(7:53)
[仏果山登山口バス停にて]

 車道を渡り、登山道入口の階段を登る。
 予想していた以上に草は、刈り取られており、ヤブを掻き分けるようなことは無かった。
[仏果山登山口の階段]

 登山道を進むと、登山届のポストがあり、ここで登山届を投函する。また、いつものようにヒル忌避剤が設置されてあったが、今まで液が入っていた例がないので、さっさと行こうと思ったが、よく見ると2本とも、まだ中身が入っていた。ということで初めて使用させていただく。
[登山届のポスト]

 これで、ヒル対策は万全と、歩き始める。最初の植林帯が、そもそもヒルゾーンなので、注意深く足下を見ながら歩くが、ヒルを発見することはできなかった。
 その後、自然林の尾根筋を登っていき、結局、宮ヶ瀬越まで登ってしまったが、ここまでヒルを見かけることは無かった。
[宮ヶ瀬越にて]

 雨が降りそうで、降らない状況の下、仏果山頂上に到着。(9:29)
 他に登山者の姿は、見られない。早速、展望鉄塔に上がってみる。
[仏果山頂上にて]

 展望鉄塔の上に行ってみると、丹沢方面は、全く見えなかった。手前の高取山でさえ、ガスに隠れていたのだが、時間とともに高取山が見えてきた。(写真下)
 しかしながら、本間ノ頭をはじめとして、丹沢山方面は、全く見えなかった。
 そこで、少し粘ってみる。
 その間、単独男性が2人、その後男性3人組、単独男性と6人の登山者が鉄塔に上がってきた。
 粘った甲斐があり、徐々に高取山が見えてきた。(写真下)
 だが、遠景もここまでだった。本間ノ頭方面は、全く変わらなかった。
[展望鉄塔から高取山を望む]

 11:08、仏果山頂上から、撚糸組合前の方へ下ることにした。
 頂上から下ってきたら、雲の下に出てきたようで、盆地などがはっきり見えるようになった。
[佐久間東幹線388号送電鉄塔にて]

 12:08、宮沢大橋の下で、舗装路に出た。(写真下)
 ここから舗装路を下っていくのだが、この坂道、非常に滑りやすく、注意しながら一歩ずつ足を前に出す。
[宮沢大橋の下にて(振り返って撮影)]

 車道を下っていくと、左に説明板が立っていた。
 何の説明板かと思ったら、「半原撚糸」と「沢よりや」についてだった。
『この地の産業
 半原撚糸
 半原の撚糸業は、文化4年(1807年)、小島紋右衛門が桐生(群馬県)から八丁式撚糸機を導入したのが始まりといわれている。現在の製品品目としては、主力製品の絹・合繊縫糸をはじめ、各種繊維による織物・繊維製品・ニット用撚糸、産業資材用撚糸、ボディファッション縫製品などが生産されている。
 沢よりや
 この沢沿いの人家では、ほとんどが沢に水車をかけ、その動力で撚糸機を回し糸を撚っていた。半原ではこうした場所を「沢よりや」と呼び、ここには板橋沢、入の沢などの地名が残っている。町の郷土資料館(県立あいかわ公園内)には、古くから伝わる撚糸の工具などが、保存されている。
     環境省・神奈川県 自然環境保全センター自然保護公園部自然公園課』

 今まで何度となく歩いているはずだが、この説明板は初めて見た気がした。
[説明板を読む]

 半原神社の手前にて、ヒルチェック。靴とズボンの裾の間に巻いたガムテープの裏に2匹を発見。このガムテープの糊面に入ってくるなんて、結構、根性のあるヒルだなと思いつつ、駆除。その後、公衆トイレで着替える。狭いエリアなので、結構、時間がかかってしまった。
 
12:55、撚糸組合前のバス停に到着。
 次のバスまで結構時間があるため、半原まで歩くことにした。半原であれば、野外センター経由の厚木バスセンター行きバスもあるので、本数は、倍増するのだ。
 13:01、半原バス停に到着。
 バス時刻を見たら、野外センター経由厚木バスセンター行きは、13:11だった。
 [半原バス停に到着]


 今回は、雨が降りそうで降りませんでした。その点では、幸いでしたが、仏果山頂上で、ここまで大山・丹沢方面の眺めがなかったのは、ショックでした。
 やはり、展望鉄塔の上からは、スッキリとした関東平野や、丹沢山方面を眺めてみたいものです。




※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。