トップページ山行リスト(日付)>大野山_記録20190916


大野山

 山行日
2019年9月16日(月)       晴れ         単独行
 コース
大野山登山口(10:43)〜(11:24)深沢三差路(11:33)〜(12:04)まきば館(12:06)〜(12:29)大野山(13:27)〜(14:00)十字路〜(14:13)頼朝桜〜(14:24)嵐〜(14:44)谷峨
 約1年半ぶりに大野山に行ってきました。午後から天気は回復という天気予報を信じて、朝は遅めに出発しました。結果は、如何に。
 詳細は、以下をご覧下さい。


 自宅を7:56出発。雨が降っていたが、天気予報では、これから回復するという予報だった。本当に天気が回復するのか、非常に不安の中、東海道線に乗車。御殿場線に乗り換えるため、国府津で降りたら、雨は止んでいた。これは、予報通りになるかなと少し希望を持って、山北に向かう。
 10:15、山北到着。
 駅前で上空を見上げると、まだ雲が厚いが、一箇所だけ青空が見えていた。(写真下)
 目の前にタクシー2台が停車していたのを見たら、誘惑に負けて、タクシーに乗車してしまった。
[山北駅前にて]

 10:33、タクシーで、大野山登山口バス停まで来た。
 するとどうだろう。曇り空だったのが、いきなり日光が差し込んだと思ったら、どんどん明るくなってしまった。バス停を撮影する時は、完全に「晴れ」状態だった。改めて最近の天気予報は正確だな〜と思ってしまった。(こんな状況であれば、ワンタッチ式の大型のビニール傘を持ってこなくても良かったと後悔)
 10:43、出発。
[大野山登山口バス停(土休日1便しかない)]

 今日は、雨の中でも歩き易いということで、車道(舗装路)で大野山に行くつもりだった。青空が見えてきたのでルートを変えようかと思ったが、予定通り、車道経由とした。
 10:53、正面に巨大な鉄骨の構造物を見る。(写真下左)
 どうやら新東名高速の工事のようだ。しかし、この道路は、何だろうか。工事用の重機を通すための運搬路を造成しているように見える。(写真下右)
 この運搬路を造った後、高速道路の橋梁工事に取りかかるのかなと思えた。
[新東名高速工事その1] [新東名高速工事その2]

 車道を進み、深沢三差路にやってきた。ここで、左手の建屋を見る。(写真下左)
 ここは、以前、休憩所だったところで、食事ができた。もちろん、缶ビールも売っていた。だが、今では、完全に閉じられてしまったようだ。
 8年前には、「おにぎりセット」というメニューがあり、これが豪華で嬉しかった。(写真下右)
 ここに立ち寄りたいがために下山ルートをわざわざ車道にしたものだった。
[深沢三差路にある建屋] [かつての休憩所メニュー「おにぎりセット」]

 建屋の横でザックを下ろして、小休止。
 相模湾方面の光景が広がり、しばし眺め入る。
[建屋横から相模湾方面を眺める]

 11:33、三差路から頂上に向かう車道を進む。
 この道端には、6月頃になると、様々な色のアジサイの花が並び、個人的には、「アジサイ通り」と呼んでいる。県営牧場は、無くなったが、このアジサイ群は、残っていた。
[アジサイが並んでいた]

 11:54、右手に空き地を見る。(写真下左)
 おやっ、ここは、以前、神奈川県立大野山乳牛育成牧場の管理事務所だった所だ。(写真下右)
 建屋も全部取り壊してしまったらしい。
[空き地となっていた] [かつての事務所建屋]

 12:04、まきば館に到着。
 ここで、入口にあった自販機で、冷えた炭酸飲料を購入。やはり、冷えた飲料は、喉越しがいい。
一気に飲んでしまった。
 まきば館自体は、イベントが無いせいか、ひっそりとしていた。
[まきば館で小休止]

 さらに車道を登っていくと、目の前に放牧された牛の姿を発見。かつての白黒のホルスタインではなく、薄茶色の牛のようだ。7頭ぐらいの牛が座り込んでいた。県営牧場が終わり、牧場が県営から民間の手に移って、初めて見た牛だった。
 牛の放牧が見られるのは、正直言って、嬉しい。これで大野山に通う動機が増えた。
[再び牛が放牧されていた]

 一本木分岐(イヌクビリ)を通り、大野山頂上への坂道を登っていく。だが、この坂道からは、ほんの一瞬(3mぐらいの距離)しか、下の放牧地が見えないことが分かった。(写真下) それ以外では、手前のススキなどで隠れて見えなかった。これだと、車道以外の登山道でやって来る登山者には、放牧された牛の姿に気がつかないのでは?と思えた。せっかく牛の姿が復活したのにちょっと残念だ。
[先程、見た牛(一瞬、見える)]

 大野山頂上に近づく。
 その先に南側の裾野が広がる富士山を望む。天気は、すっかり様変わりし、「晴れ」となっている。もう雨の心配は不要だろう。
 東屋では、ちょうど7,8人の登山パーティが谷峨の方へ出発するところだった。このパーティが歩き始めた頃は、まだ雨か、曇りだった筈。頂上で、こんなに天気が回復したら、大満足だろう。
[大野山頂上付近]

 山頂から、丹沢湖、三保ダムを見下ろす。丹沢湖の湖面は、若葉色といった感じで、ちょっと違和感があった。
[三保ダムを見下ろす]

 下りは、谷峨に向かうことにした。
 正面奥に箱根の山が見渡せたが、明神ヶ岳や金時山のピークには、雲がかかっていた。
[箱根方面を眺める]

 斜面を下っていくとき、前方の富士山には、箱根の山々と同様、既に雲がかかっていた。
[愛鷹連峰(左)と富士山(右)]

 いつものように一気に下って、酒匂川を渡り、振り返って大野山頂上方面を眺める。
 手前の田圃は、これから稲刈りが始まるような状況だった。
[大野山頂上方面を望む]

 14:44、谷峨駅到着。
 ダイヤを見ると、電車が行ったばかりで、次の国府津行きは、15:38。なんと1時間近く待たなければならなかった。
 これは、失敗したな〜と思ったが、以前も、こんなことがあったことを思い出した。確か臨時電車があった筈だ。そこで、臨時ダイヤの貼り紙を探してみると、案の定、貼り紙があり、谷峨15:04という電車を見つけた。この電車は、本来、山北発なのだが、土休日は、御殿場発となっているのだ。
 ということで、20分の待ち時間で無事、臨時電車に乗ることが出来た。
 ....以前は、臨時電車の存在に気がつかず、見過ごしたことあり。
 [谷峨駅に到着]


 今回は、天気予報通り、午後は、晴れとなり、ラッキーな山行となりました。
 また、大野山に牛が戻って来たことは、嬉しい限りです。今後も、大野山に足を運んでみたいと思っています。




※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。