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大山

 山行日
2019年10月22日(火)       曇り後雨、時々曇り      単独行
 コース
大山ケーブルバス停(9:37)〜(9:50)大山ケーブル駅(10:00)=(ケーブルカー)=(10:05)阿夫利神社駅(10:14)〜(10:17)下社〜(11:06)16丁目〜(11:19)富士見台〜(11:56)大山(12:47)〜(13:11)富士見台〜(13:20)16丁目〜(14:06)下社(15:08)〜(14:12)茶店(14:48)〜(14:55)阿夫利神社駅(15:00)=(ケーブルカー)=(15:06)大山ケーブル駅(15:08)〜(15:19)大山ケーブルバス停
 週末が立て込んでいて、10月にまだ丹沢に行っておりませんでした。ということで、天気が余り宜しくなかったのですが、休日となった22日火曜日に急遽、大山に行ってきました。
 詳細は、以下をご覧下さい。


 天気予報では、前日までは、それほど悪くなかったのだが、当日の朝になって予報が悪化していた。今日の雨は、台風20号が温帯低気圧に変わったもので、まあ午前中は、雨でも仕方がないが、その後は、よくなることを期待して、自宅を出発。
 自宅を出た時は、雨が既に止んでいたのだが、大山ケーブルバス停では、まだ雨が降っていた。大きめのワンタッチビニール傘を広げるも、いきなりの突風で、オチョコ状態になってしまう。そんな訳で、傘を単純に差すのではなく、全開せず、すぐ畳めるようにして歩く。
[大山ケーブルバス停を出発]

 こま参道を歩くが、殆どの店がまだ閉まったままだった。肝心の観光客の姿は、全く見えない。
 山道が、アーケード状になっている箇所は、まだ歩き易いが、アーケードの無い箇所は、物凄い突風を受けた時、傘を持っていかれそうになった。
 右手に見えた竹林は、魚が掛かった釣り竿のように曲り、樹木を揺らす風の音も半端ない。
 温帯低気圧に変わったということだったが、周囲の光景は、台風そのものだった。 
[こま参道に人影無し]

 9:50、大山ケーブル駅に到着。
 こんなに風が強い状況なのだが、ケーブルカーは、定刻通り、運行中だった。ケーブルカーのルートは、左右が岩壁になっている箇所が多いので、風の影響を受けにくいのかなと思えた。
 乗客は、7人程度。登山姿は、自分以外にゼロ。発車間際にバス停付近で見かけた白衣の女性7人グループが乗り込んできて、車内は、いくらか賑やかになった。
[ケーブルカーに乗車] [ケーブルカー車内にて]

 阿夫利神社駅の改札を出たところで、雨具着用。
 10:14、駅を出発する。すでに周囲には、人影が無い。石段を上って、下社の前に立つものの、やはり、人を見かけない。
 参拝後、傘を差しながら歩き始める。
[下社に参拝]

 表参道を歩いて分かったのだが、あれほど、こま参道で煩かった風の音が、殆ど聞こえない。
 また、雨も小降りで、比較的、歩き易かった。
 だが、12丁目で、少し山の斜面に出たところで、モロに突風を受け、ビニール傘が再びオチョコ状態に。この後、風の音が再び大きくなってきた。だが、直接、風が当たることはない。そういえば、台風15号、19号の後だが、倒木は、ここまで見かけなかった。
[十二丁目で突風に当たる]

 11:06、16丁目合流点を通過。道標をよく見ると、蓑毛方面ルートには、「この先道崩壊 通行止」の貼り紙がしてあった。先日の台風の影響らしい。帰路は、蓑毛に下ろうかと思っていたが、これで、ダメだということが分かった。

 11:37、ヤビツ峠分岐点直前で、単独男性とすれ違う。今日初めてすれ違った登山者だ。こんな日でも登ってくるということは、大山登山が、ひょっとして日課になっているのだろうか。
 その後、ヤビツ峠分岐点を過ぎて、岩が混じった急登を過ぎると、少し緩やかな登りとなる。登山道をジャブジャブ流れてくる雨水が足下に当たる。(写真下) まだ、雨が弱いので、この程度で済んでいるが、この間の箱根のような降水量となったら、登山道も小沢状態になりそうだ。
[雨水が流れ落ちてくる]

 11:56、大山頂上に到着。案の定、誰もいなかった。
 この頂上左手の屋根のある所で、小休止する。すると、ひょっこり2人の若手男性がやってきたので、頂上での記念写真を撮ってもらう。
 その後、ザックから中型カメラを取り出し、御神木を撮影する。この時、雨が止んでいることに気がついた。これは、ラッキーと、撮影を進める。
 御神木撮影を終え、下り始めたときも、雨は止んでいた。今のうち、下ろうということで、帰路も表参道とした。
[山頂は、誰もいない]

 下り進めてすぐ、別の男性2人組とすれ違った。これで、5人の登山者とすれ違ったことになる。
 13:11、富士見台で、先ほど頂上で撮影してもらった2人組に追い越された。若い人は、本当に速い!(写真下)
[下りの途中で2人に追い抜かれる]

 不思議なことにガスガスの中だが、雨は止んでいて、突風もなかったので、下りは、リズムよく下っていけた。気がつけば、下社へ下る急な石段まで、休むことなく、一気に来てしまった。
[急な石段]

 14:06、下社到着。
 石段の前から相模湾の方を眺めると、平野の一部は、日が差しているように見えた。午前中のガスだらけの光景から見ると、天気は回復しそうな様子だ。
[下社前で江ノ島が見えた]

 石段を降りたところで、生ビールの誘惑に負けてしまい、茶店に入る。おでんを注文したりして、ゆったり過ごしていたら、少し明るくなって、背後の窓ガラスの奥に虹を見た。
 これから晴れるかなと思いながら、ケーブルカーに乗って下山する。
[茶店で生ビール]

 しかし、ケーブルカーから降りて、こま参道を歩くときは、再び、小雨が降っていた。相変わらず、店は、開かれておらず、今日は、店を休みとしたようだ。
[こま参道にて]

 15:19、大山ケーブルバス停に到着。
 ガラガラのバスに揺られて、伊勢原駅北口へと向かった。
 [大山ケーブルバス停にて]


 今日の午後は、天皇陛下の御即位を公に宣明される「即位礼正殿の儀」が行われていました。その頃は、ちょうど下山中で、雨と風が止んでいた時でした。タイミング的に、この儀式が、風雨をとめたような印象を受けました。



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。