トップページ山行リスト(日付)>シダンゴ山・タケ山_記録20191221


シダンゴ山・タケ山

 山行日
2019年12月21日(日)       曇り         単独行
 コース
寄(7:26)〜(9:11)シダンゴ山(9:35)〜(9:49)虫沢林道合流点〜<虫沢林道>〜(10:08)タケ山入口〜(10:32)タケ山〜(10:37)タケ山富士見台(10:40)〜(10:47)タケ山展望台(11:24)〜(12:25)田代向
 今回は、タケ山を再訪しました。前回、今年の2月に初めて登った時は、快晴の下、大山、表尾根方面などは、クッキリとした光景を眺めることが出来ました。その光景をもう一度見たくなり、今回、計画しました。
 詳細は、以下をご覧下さい。


 新松田駅の寄行きバス乗り場には、14、5人の登山者の姿が見られ、ちょっと意外だった。
 途中の田代向で、男性登山者が一人下車。寄で、残りの登山者が下車したが、シダンゴ山に向かう登山者は、ゼロ。皆、反対側の櫟山方面に向かったようだ。
 ということで、前後に全く登山者を見ることなく、住宅地の坂を上っていく。
[終点寄バス停にて下車]

 7:41、休憩所に到着。(ここには、椅子やトイレあり)
 ザックの中から朝食用のパンを取り出し、腰を下ろして食べる。
 しかし、今日の天気は、何だ〜。
 小田原の降水確率は、6時から24時まで0%で、天気は「晴れ」という予報だったので、展望を期待してきたのだが、上空は、完全な曇りで、陽が差してこない。完全に予報が外れている。
 ということで、歩き始めた時から、士気低下。
 7:58、ゆっくりと出発。
 すぐに通行注意のカンバンあり。(写真下)
 『台風19号の影響によりハイキングコースに危険な箇所がございますので十分注意して下さい。被害があった場合は自己責任となります。 松田町役場観光経済課』
[通行注意のカンバン有り]

 台風15号ではなく、19号の影響だったかと、細かいことを考えながら、シダンゴ山頂上を目指して登っていく。相変わらず、前後に登山者は、見えず、静かな山行である。
 9:11、シダンゴ山頂上に到着。誰もいないベンチで小休止。
 案の定、北側の丹沢は、稜線が完璧に雲に隠れていた。(写真下)
[シダンゴ山頂上にて]

 相模湾方面も、陽の当たっている陸地は、ない。相模湾の沖の方が一部、晴れているように見えた。そんな光景をデジカメで撮影していると、登ってきた方向から単独男性、ほぼ同時に反対方向から中年の男女1組が現れた。その数分後、やはり登ってきた方向から単独男性が到着し、5人となった。
 9:35、先に出発することにした。
[シダンゴ山頂上から伊勢原・秦野方面を眺める]

 シダンゴ山を下っている時、後方から単独男性に追い抜かれた。最後に到着した男性だ。結構、速い足取りだが、どこまで行かれるのだろう。そんな事を思いながら撮影する。(写真下)
[シダンゴ山の下り]

 シダンゴ山を下り切ると、左から林道が延びており、その林道に降り立つ。以前は、もっと道幅の狭い道だったと思う。だが、この林道、すぐ先で終わっていた。進路方向から見て、おそらく、この先の虫沢林道に合流するのだろう。
 林道終点から、昔の登山道を進んでいく。
 
9:49、虫沢林道に出たところで、左折し、林道を進む。

 虫沢林道を歩き始めて4、5分後、左手に視界が広がった。(写真下)
 松田山のゴルフ場が見え、その奥の相模湾に陽が差し込んでいた。こんな状況では、晴れるまで時間がかかりそうだ。
[虫沢林道から相模湾方面の眺め]

 10:08、タケ山分岐点に到着。
 ここで、林道を離れ、左折する。
[タケ山分岐点(振り返って撮影)]

 登山道を進み、送電鉄塔を通過すると、左手に先程、登ったシダンゴ山が見えた。(写真下)
 振り返ると、ダルマ沢ノ頭が大きい。
[送電鉄塔(新秦野線No.31)付近にてシダンゴ山を眺望(振り返って撮影)]

 タケ山への登り斜面をゆっくり進む。すると、木の幹に赤いキャップの小さな容器が付けられているのを幾度か見かける。
 10:32、タケ山山頂到着。(写真下) ここにも、赤いキャップの容器があった。どうやら、ヒル対策用の塩のようだ。だが、赤いキャップを開けてみると、中の塩が固まっており、使用には、スプーンのような道具が必要であることを知る。
 ....今度、用意しておこう。
[タケ山山頂標識]

 上空は、相変わらず曇っており、今一つ、士気は上がらないまま、富士見台に到着。
 ここからの富士山は、ちょっと手前の西ヶ尾北側の稜線が壁になり、それほど見た目はカッコよくないが、今日は、全く見えなかった。
[タケ山富士見台]

 アブラチャン林を下っていき、次の展望台に向かう。
[アブラチャン林]

 10:47、タケ山展望台に到着。
 う〜む。残念ながら、前回初訪問時の光景を凌ぐことはできなかった。今回は、相模湾の方も霞んでしまっていた。(表尾根方面の稜線は、ガスの中)
[タケ山展望台]

 田代向バス停に向かうルートで下っていく。
 アブラチャン林から、植林帯へ突入していく。
[田代向バス停に下っていく]

 途中の丁字路で、前回は、素直に右折し、車道に出たのだが、今回は、直進して、八坂神社という道標の方向板に進んでみた。
 すると、すぐ先に小さな祠を発見。どうやら、ここが八坂神社のようだ。(写真下)
[八坂神社に寄り道(振り返って撮影)]

 参拝後、細い道を下っていくことにした。
 だが、茶畑に出たところで、経路を見失ってしまった。そこで、左に曲がったのが失敗だった。結局、遠回りして、元の位置近くに戻ってしまった。細い経路を下っていくと、右手に道標があり、正面には車道が見えた。
 下ってきた方向には、「タケ山・虫沢林道近道」と書かれてある。こちらから登っていくならば、間違いないだろうが、下りの場合は、要注意だ。
[無事、メインルートに合流]

 田代向に着くころになると、ようやく陽が差してきた。これから天気予報通り、晴れてくるのかなと思えた。
 12:25、田代向バス停到着。次のバスは、12:45だ。ザックの中を整理したりしてバスを待つ。
 ....道路を渡る前に自販機があったのだが、消えていた。残念。
 [田代向バス停に到着]


 今日は、予想外の厚い雲にやられました。次回こそ、タケ山でのパノラマ光景を再度、味わいたいと思っています。




※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。