トップページ山行リスト(日付)>大山・屏風尾根_記録20200324


大山・屏風尾根

 山行日
2020年3月24日(火)     曇り時々晴れ    単独行
 コース
ヤビツ峠(9:23)〜(10:37)大山(12:03)〜(12:15)見晴台分岐点〜(12:36)989m地点〜<屏風尾根>〜(13:52)ふれあいの森日向キャンプ場入口(14:00)〜(14:08)日向ふれあい学習センター〜(14:38)薬師林道分岐点〜<薬師林道>〜(15:04)日向薬師(15:21)〜(15:38)日向薬師バス停
 なかなか丹沢に行けない状況が続いております。先月に続き、今月も平日に行ってきました。行先は、今年初めての大山です。
 詳細は、以下をご覧下さい。


 小田急秦野駅にて下車。
 前月に続いて、平日は、午前中1本しかない8:25発ヤビツ峠行きのバスを待つ。前回よりもバスを待つ登山者の列が長くなっていた。いつもの一回り小さいバスがやって来ると、座席が全部埋まり、立客が一人出てしまった。平日でこれだけの乗車率とは、ちょっと驚きだ。
 9:08、ヤビツ峠に到着。
 バスから降りると、意外にも風が冷たい。3月下旬ということで、あまり寒さ対策をとってこなかったことを反省。ネックウォーマーぐらい持参すべきだった。
 9:23、バス停を出発する。
[ヤビツ峠にて]

 歩き始めて、ふと右前方を見ると、植林帯の間から江ノ島を発見。
 ということで、デジカメを取り出し、撮影。(写真下)
[江ノ島を望む]

 このイタツミ尾根のルートは、今回、比較的楽に登れた。いつもは、汗だくになるのだが、気温が低かったせいか、汗がそれほど出ず、一気に登ることが出来た。
[ガレ場の上にて]

 10:39、大山頂上に到着。平日でも登山者の姿が多い。
 まだランチには早かったが、ベンチが空いていたので、腰を下ろし、パンを食べる。
 食事を終えて、トイレ裏手の展望地に向かう。トイレの右手には、ロープが張ってあったが、左手には、張られてなかったので、左から裏手に進む。
 すると、裏手には、ブルーシートで包まれた資材?が置かれてあった。これから電波塔の工事が始まるようだ。そういえば、来るとき、下の鳥居で左折して、この展望地に来れる道があるのだが、その入口にもロープが張ってあったのを思い出した。
[大山頂上にて]

 12:15、見晴台分岐点を通過。直前に高校生男子4人が、カンバンを見て、現在地を確認し、右手の見晴台の方へ下っていくところだった。
 今日は、不動尻の方へ進む。
[見晴台分岐点]

 分岐点から下っていくと、左側に大山三峰山が見えてきた。
 雲が移動し、陽が差したり、陰ったりしているので、スポットライトが動く。撮影時は、ちょうど大山三峰山手前にスポットライトが当たっていた。(写真下)
[大山三峰山]

 989m地点にて登山道から外れ、右手の尾根の先端に向かう。今回は、屏風尾根を下るつもりだ。
 尾根に向かっていくと、シカのフンが非常に目立つ。こんなに多くのシカが、このエリアにいるのかと思えるほどだ。
 大山頂上の電波塔用送電線沿いに進むと、急斜面に出る。(写真下)
[屏風尾根を下り始める]

 ふと、左を見ると、いつの間にかモノレールが尾根筋通りに続いている。(写真下)
 このモノレール沿いに下った方が楽かと思って近づいたが、逆にモノレールが邪魔で歩きにくい。やはり、送電線沿いに下ることにした。
 この後、ストック1本と、クマ鈴を取り出す。ひと気のない箇所は、クマ要注意だ。
[モノレールが続いていた]

 12:54、送電線下の斜面を下っていったら、この先、送電線が谷筋の上に続くようになった。
 このまま、下っていくと、急すぎるので、モノレールのある、左の尾根筋にシフトする。
[送電線の眺め]

 モノレールの右側を下っていく。このあたりは、スタスタと下っていける。
[モノレール沿いに下る]

 13:05、右手にシカ柵が現れ、モノレールとシカ柵の間を進む。
 13:09、何と、頭上に先程の送電線が現れ、右から左に走っていく。今まで、左:モノレール、右:送電線だったのが、逆になった。また、モノレールの右側が歩きにくくなったので、左側に移動する。(写真下)
[モノレールが続く(頭上に送電線)]

 13:15、再び、モノレールの右側を歩く。
 
13:20、尾根が急な下りとなり、モノレールの先が見えなくなる。(写真下)
[急な下りとなる]

 13:25、右手に見晴台から続く尾根を見る。
 だいぶ、こちらの方が低くなったのがわかる。
[右手、見晴台からの尾根を望む]

 モノレールの左だったり、右だったり、歩き易いルートを適当に判断しながら、下っていく。
 やがて、右下に林道が見え、モノレールが右下に下っていくのが見える。そちらに下ろうかと思ったが、前方に左へ下る経路が現れたので、そちらを選択。
 左下にも林道が見えたことで、以前、このルートを下ったことを思い出した。
[モノレールが右側に続く]

 だが、降りていった先にモノレール車庫が見えた時は、ビックリ。先程、右側にモノレールが離れていったので、もう見ることはないと思っていたのだ。
 13:45、林道に下り立った。
[モノレール車庫の前に降り立つ]

 冬季オフのふれあいの森日向キャンプ場を通り、駐車場に出た。
 ここで、満開の桜が目に入り、思わず、デジカメで何枚も撮影。
[駐車場で満開の桜]

 このまま車道を下っていけば、日向薬師バス停まで、一本道だが、まだ時間が早いので、日向薬師に寄り道することにした。途中の丁字路で左折し、薬師林道に入る。
 14:53、日向薬師の裏手の駐車場に到着。濃桃色のモクレンやコブシ(写真下)が満開だった。
 平日ということで、駐車場は、ガラガラだった。

 ところで、気になったことがあった。
 昔、この駐車場の裏手にて満開の桜を撮影した思い出があるのだが、その桜が見当たらなかった。記憶違いだったのだろうか。 
[コブシも満開]

 久々の日向薬師を訪問し、参拝。本堂の大修理が終わった後、訪問したのは、たぶん、今日が初めてだ。(新しい茅葺に記憶がないので)
 人影が殆どなく、静寂な境内を歩いた後、山門へと向かう。
[久々の日向薬師]

 石段を下っていき、山門で振り返り、金剛力士像を撮影。(写真下左、右)
 日向薬師に寄り道したのは、この力士像が見たかったのも理由の一つ。
 この力強いポーズをじっと見つめていると、なんだかパワーが湧いてくるようだ。
 近くの説明板(伊勢原教育委員会)から、一部抜粋。
     右:口を開いて左手に金剛杵をとる阿形像(像高:3.50m)
    左:口を閉じて右手を開いた吽形像(像高3.52m)
   ともに寄木造りで、朱漆により彩色されている。
[金剛力士像(吽形像)] [金剛力士像(阿形像)]

 15:38、日向薬師バス停に到着。
 平日のせいか、他の乗客は、男性1人。バスは、静かに発車していった。
 [日向薬師バス停に到着]


 帰宅後、日向薬師裏手の駐車場付近で撮影した満開の桜の画像を見つけました。
 やはり、裏手には、桜が咲いていたのは、間違いありませんでした。
 その後、ネットでいろいろ調べましたら、2014年4月には、駐車場と梅林の間に桜並木が存在していました。そして2015年12月には、伐採された後の光景がアップされてました。どうやら、この間に伐採されたようです。何故、伐採されたのか、その理由は、分かりませんが、ちょっと残念な気持ちです。 



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。