トップページ山行リスト(日付)>大山_記録20200609


大山
 山行日
2020年6月9日(火)     晴      単独行
 コース
ヤビツ峠(9:32)〜(11:09)大山(12:53)〜(13:11)不動尻分岐点〜(14:09)見晴台(14:22)〜(14:55)二重滝(14:58)〜(15:09)下社(15:21)〜<男坂>〜(15:58)大山ケーブル駅〜(16:10)大山ケーブルバス停
 前回、久々の登山だったため、歩き慣れしておらず、大山山頂を断念しました。ということで、今回は、登頂を目的として、ヤビツ峠から大山に行ってきました。前回同様、今回も暑い一日でした。
 詳細は、以下をご覧下さい。


 秦野駅8:25発、ヤビツ峠行きのバスに乗車。今日は、平日なので、ヤビツ峠行きは、この朝1便しかない。だが、天気がいいせいか、予想外の乗車率だ。平日だからバスは空いているという予想は、完全に外れてしまい、ヤビツ峠まで立ちっぱなしとなった。
 9:05、ヤビツ峠に到着。

 靴紐を締め直し、帽子やタオルを取り出し、GPSをセットしたり、日焼止めを塗ったり
(出発前は、いろいろと作業が多い)、ゆっくりと準備していたら、いつの間にか誰もいなくなってしまった。
 9:32、出発する。
[ヤビツ峠にて下車] [平日でも登山者が多い]

 登り出してすぐに顔から汗が噴出してきた。今日は、マスクを顎にかけていたので、マスクが顔の汗を吸収していた。下山者とすれ違う時、マスクを元に戻すが、汗を吸ったマスクは、ベッタリと口の周りに貼りついて、殆ど息が出来ない。そんな訳で、鼻を出した恰好で、すれ違う。
 だが、下山者は、そんなに多くなかったので、殆どマスクは、顎掛け状態だった。それにしても、新型コロナが憎たらしい。
[イタツミ尾根を登っていく]

 10:41、崩壊地の上に到着。
 ここは、表丹沢や丹沢山方面のビューポイントで、富士山も眺めることができる。
 だが、今日の富士山は、霞んでいて、肉眼でもよく見えない。(写真下)
[いつもの崩壊地の上にて]

 11:09、大山頂上に到着。
 頂上には、登山者が20人ぐらい、休憩中だった。(下記画像では、たまたま写っていなかった)
 ランチタイムには早かったが、腹が減っていたので、食事とした。
[大山頂上に到着]

 ランチタイム後、御神木を中型カメラで、じっくり撮影する。
 時々、風が吹き、葉や枝を揺らすので、シャッター押下を躊躇してしまうが、顔に当たる風は、心地よい。10枚撮影したところで、中型カメラをザックにしまい込む。
[御神木を撮影]

 12:53、大山頂上を出発。食事や撮影などで、2時間弱、頂上で過ごしてしまった。まあ、今日は、撮影目的が第一なので、こんなものだろう。
 今回は、見晴台に下ることにした。
 途中、ヤマツツジが咲いていることに気がついた。(写真下)
 新型コロナのために、今シーズンは、ツツジを撮影できていなかったので、じっくりと撮影。
[見晴台へ向かう]

 見晴台に向かって下っていく途中、ふと右下を見ると、下社を発見。
 今日は、ケーブルカーがメンテナンスで運休となっているせいか、そんなに観光客は、見られない。
[右下に下社を見る]

 さらに下っていくと、登山道の先で一面、白い花が咲いている斜面を見る。この花、不動尻との分岐点でも咲いていたのだが、ここに来て、全面開花ゾーンとなっていた。(写真下)
 何と言う花?と、帰宅後、調べてみると、カマツカのようだ。
 それにしても、辺り一面が、この白い花だらけというのが不思議だ。
[カマツカ?と思われる樹林帯]

 長い下りに飽きてきた頃、ようやく前方が登りになった。後方から、父親と男の子の親子連れに追い抜かれる。そんなに歩くのが遅いかなと、ちょっと気になっってしまった。
 ようやく前方に見晴台が見えてきた。
[見晴台が見えてきた]

 14:09、見晴台到着。頂上には、多くの登山者(下山開始時でも、20人ぐらい休憩中だった)を見掛けたが、ここでは、5人程度。その後、単独男性や親子連れが日向薬師の方に下っていった。
 東屋で小休止とする。

 東屋手前にある「山岳安全」の石碑の裏面には、平成4年11月1日午後2時20分に発生した落雷により、この地で、死亡された方の名がある。この日、私は、玄倉から歩き始め、弁当沢ノ頭から棚沢ノ頭頂上へ向かっていた。その辺りで、雨が降り始め、雷鳴が聞こえてきたのを覚えている。その時が、この事故発生の時だと、後日知った。それ以来、ここを通る時は、参拝するようになった。
 石碑の奥を見上げると、1本の木なのに赤と白の花を咲かせていた。ニシキウツギのようだ。
[見晴台の石碑]

 見晴台から下社へと向かう。
 このトラバースルートは、なかなか通る機会が少ない。見晴台に下りたら、日向薬師の方に下ってしまうからだ。
 このあたりは、アラカシ、アカガシだろうか?常緑広葉樹の巨木が目立つ。(写真下左)
 途中、右斜面に石段があったので、登ってみたら、杉の巨木が目に入った。(写真下右)
 帰宅後、ネットで調べたら、このスギの大木と隣の常緑広葉樹?は、根元がくっついており、「絆の木」と呼ばれているらしい。
[大山の原生林] [絆の木]

 14:57、二重滝を撮影。(写真下) 水量が少なくて、滝らしさが、今一つ。
 だいぶ前に、二重滝を水流左から登ったことがあるが、今では、『ここは神域です。沢登りはご遠慮下さい。大山阿夫利神社』の立札が立っていた。
[二重滝]

 15:06、二重滝から水平に進み、下社石段の下に到着。(写真下左)
 この後、石段を登り、下社を参拝する。(写真下右)
[下社の石段] [下社]

 本日、ケーブルカーは、運休中なので、下社を参拝後、男坂を下っていくことにした。(前回、女坂を登ったので)
 だが、老眼のため、距離感がよく分からない状況で、手摺の無い男坂を下るのは、非常に危険と悟った。
 ....正面向いて、下りられず。身体を90度曲げ、カニのように横歩きで下っていく。
[男坂を下っていく]

 15:58、大山ケーブル駅を左に見る。運休中なので、人影なし。
[今日は、ケーブルカーの運休日]

 16:10、大山ケーブルバス停に到着。
 バスの出発には、まだ時間があったので、少し戻って炭酸飲料の自販機へ。
 冷えた500mlのコーラを一気飲みする。今日も暑い一日だった。
 [大山ケーブルバス停]


 前回、登れなかった大山山頂を登ってきました。下山後、バス停手前で飲んだ、冷えたコーラの喉ごしの良さが、何とも言えません。今回も、たいして歩いていませんが、汗の量から見たら、十分でした。
 なお、今回、下社に立ち寄った理由の一つが、この新緑バージョンの御朱印を入手するためでした。(写真下)
[新緑バージョンの御朱印]



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。