トップページ山行リスト(日付)>権現山・弘法山_記録20200621


権現山・弘法山
 山行日
2020年6月21日(日)  晴       同行者:「山の会」メンバー3名
 コース
秦野(10:18)〜(10:26)弘法の清水(臼井戸)〜(10:38)命徳寺(10:40)〜(11:09)浅間山〜(11:23)権現山(11:49)〜<馬場道>〜(12:12)弘法山(12:51)〜(13:39)吾妻山(13:46)〜(14:08)弘法の里湯〜(14:10)鶴巻温泉
 新型コロナのために、4月から「山の会」山行を中止していましたが、この度、久々に山行を再開し、弘法山に行ってきました。
 詳細は、以下をご覧下さい。


 前日の天気予報では、朝6時ぐらいまでが雨、その後は、曇りという予報だった。だが、朝起きた時、雨は降っておらず、これは、予報が外れたかなと思ったのだが、自宅を出る頃になって雨が降り始め、傘を差して自宅を出た。
 だが、小田急線を乗っているうちに天気が回復し始め、秦野に着いた頃は、雨が降るような天気ではなく、むしろ晴れてくるのではないかと思えるような空となった。
 秦野駅改札口にてメンバー全員(オジサン4人)が集合し、予定通り、10:18出発する。
[秦野駅前から権現山を望む]

 弘法の清水に寄り道。先客である、水を汲んでいるオジサンと話す。
 オジサン曰く、丹沢の水で一番旨いのは、「護摩屋敷の水」との事。だが、TV放映されたとかで、護摩屋敷の水場は、来訪者が多くなり、行けなくなったらしい。
[弘法の清水に寄り道]

 命徳寺を経由して、弘法山公園入口から山道となる。ヤマビルが出てこないか不安で、常に足下ばかりを見て進む。
 約15分の登りを終えると、正面は、桜並木だ。春先であれば、花見ができるエリアだ。
 11:09、浅間山頂上の標識に到着。(写真下) ここも桜並木が続いている。
 今回のメンバーを記念撮影。
[浅間山にて]

 この先、権現山に向かうが、アジサイの花がちょうど見頃だった。
 権現山は、桜の名所だが、アジサイも結構、多いことに初めて気がついた。どうも、この時季に来たのは、自分にとって初めてだったようだ。
[アジサイが目につく]

 11:23、権現山の展望台に上がってみる。
 大山の頂上付近には、雲が湧いていた。(写真下)
 桜の季節であれば、花満開の光景が見られるのだが、今は、緑の樹林帯だ。
[権現山の展望台から大山方面を望む]

 残念ながら、富士山は、雲に隠れてしまい、裾野すら見ることが出来なかった。だが、その手前の松田山や、高松山は見えていた。富士山が見えたら、たぶん、あの辺りかなと思いながら、秦野市街地の景色を眺める。
 そんな折、南側の光景をじっと眺めていたら、何か動くものに気がついた。小田急の特急だった。(写真下)
[小田急線の特急を見る]

 権現山を出発する。(11:49)
 権現山から下っていくときに右手にアジサイ群を見る。(写真下)
[斜面には、アジサイが満開]

 下り終わって、馬場道を進むと、ここでもアジサイが咲いていた。
 こんなにアジサイだらけだったとは、全く知らなかった。
[馬場道でも同様]

 12:12、弘法山頂上に到着。この直前までアジサイの花が続いていた。
 桜の季節が終わっているので、閑散としていると思ったのだが、頂上にはハイカーが大勢、休憩中だった。ちょうど中央にあるベンチが一つ空いていたので、ここで腰掛け、ランチタイムとした。
[弘法山頂上にてランチ]

 弘法山から先、緑の雑木林を通り過ぎていく。
 今までの桜並木やアジサイの花は、見当たらなくなり、光景は、一変する。
[緑の樹林帯を進む]

 木の幹に何やらビニールが巻いてあった。
 よく見ると、「さわらないでください! ナラ枯れ被害から森林を守っています。」と書かれてあった。
 このビニール(正確には粘着シートだった)で、森林病害虫である「カシノナガキクイムシ」の捕獲をしているとの事。
 カシノナガキクイムシは、成虫の体長が5mm程度の円筒状で、大径木の内部に穿孔して棲息する。穿孔された樹木は、急速に衰える。夏場でも葉が真っ赤に枯れることから景観上の問題となることもあるとの事。(wikipedia)
 大昔、丹沢の里山で、紅葉シーズンでもないのに赤く紅葉しているような樹木を見た事を思い出した。今思うと、これが原因だったのかもしれない。
[ナラ枯れ対策のためのシート保護]

 13:39、吾妻山にて小休止。
 だいぶ登山者の数が減ってきた。
[吾妻山にて]

 東名高速の下をくぐった後、14:10、鶴巻温泉駅に到着。
[鶴巻温泉駅に到着]

 今回は、東海大学前まで足を伸ばし、「さざんか」に向かった。
 弘法の里湯の前を通ったのだが、メンバーの一人が他の日帰り入浴に行きたいという事だったので、こちらを選択。
 [東海大学前まで電車に乗って「さざんか」へ]


 今回は、コロナ禍後の再開山行ということで、ゆるゆるの弘法山としましたが、体重増加の身には、この弘法山でもキツく感じました。まだ体力は、コロナ前に戻っていない状況です。
 なんとかしなければ。



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。