トップページ山行リスト(日付)>権現山・高取山・大山桜_記録20210330


権現山・高取山・大山桜
 山行日
2021年3月30日(火)    晴      単独行
 コース
秦野(6:55)〜(7:38)浅間山〜(8:00)権現山(8:22)〜(8:46)弘法山(8:51)〜(9:20)善波峠〜(9:51)念仏山(9:54)〜(10:44)高取山(11:03)〜(11:24)不動越〜(11:27)林道合流点〜<大山古道>〜(12:14)社務局(12:21)〜(12:42)上部大山桜(13:02)〜(13:09)上大山桜(13:35)〜(13:45)下大山桜(13:47)〜(14:09)大山小学校〜(14:12)大山小学校前
 今回は、丹沢花見撮影山行の第二弾です。昨日の飯山観音周辺が満開だったので、弘法山周辺も満開と想定し、出かけてきました。
 詳細は、以下をご覧下さい。


 今日は、昨日以上に好天気が朝から予想され、気合十分。自宅最寄駅にて朝一番の電車に乗って秦野に向かい、6:30過ぎに到着。
 本日4:00AM発表の天気予報では、厚木市の天気は、晴。降水確率は、6:00-12:00で10%、12:00-18:00で0%となっている。撮影の条件として期待の持てる天気だ。
 だが、秦野駅前のロータリーに出て、空を見上げると、薄らとベールを覆ったような巻層雲が広がり、太陽光が弱められている。そんな訳で、撮影は大丈夫だろうかと、ちょっと不安が募る。
 まあ、午前中ぐらいは、大丈夫だろうと、歩き始める。(6:55)
[秦野駅を出発]

 水無川沿いの遊歩道を歩き、弘法山公園入口を目指す。途中の金目川を渡る時、左手に表尾根を見る。手前には、桜並木があった。(写真下)
 「まだ7時台なのに霞んでいるなぁ」
思わず、独り言が出てしまった。
[表尾根方面の眺め]

 今日も昨日同様、背中のザックが軽量なので、足取りは軽い。
 浅間山への登りもアッと言う間に過ぎていく。さて、浅間山の桜並木は、どうだろうか。満開だろうか。このワクワク感を最後まで維持するため、小田急線に乗っている時は、敢えて弘法山を眺めなかったのだ。

 登り切った時、嬉しい光景が広がった。
 まだ朝が早いせいか、誰もいない。歩きながら、目の前の桜並木をデジカメ撮影する。ただ、残念なことに遠くの富士山は、霞んでしまい、全く見えなかった。
[浅間山の桜並木]

 少し進んで、左手の光景を眺める。
 左にオオシマザクラ、右にソメイヨシノ、真ん中奥に大山。
[浅間山頂上付近から]

 権現山の頂上広場に到着。
 まだ人影を見ない。無風の下、静寂の世界に浸る。
[権現山頂上広場]

 展望台に上がってみると、やはり富士山は、全く見えず。
 大山方面を眺めると、山頂の手前に雲が発生し始めていた。
[展望台から大山を望む(望遠)]

 展望台を下りて、右手の弘法山方面を眺める。
[弘法山方面を望む]

 権現山を下っていく坂道にも、桜が満開。さらにツツジも咲いていた。
 坂道を下って、弘法山へ向かう。
[権現山からの下り]

 弘法山に到着。
 全く記憶が無かったのだが、この山頂にも桜があり、満開だった。休憩しているハイカーの姿が目立った。ここからさらに東へ。
[弘法山頂上]

 車道に合流する箇所で、少し寄り道。
 車道の方に進み、大山・表尾根の光景を撮影。
[大山・表尾根方面の眺め(車道から)]

 再び、山道ルートに戻る。
 左手は、芽吹き始めた自然林。右は、植林。今年は、新緑も早いようだ。
[樹林帯を行く]

 首のない石仏群を参拝した後、善波峠を出発。 
[善波峠]

 大山南尾根を北上していく。
 9:51、念仏山頂上到着。頂上から権現山頂上を望遠にして撮影。桜が満開なのが分かる。
[念仏山から権現山を見下ろす(望遠)]

 高取山の登りにかかる前にツバキの花が登山道に散乱していた。見上げると、まだツバキが咲いていたので、思わず撮影。
[ツバキも満開]

 いよいよ高取山の登りとなった。
 根が張り出している斜面を一歩一歩登っていく。
[高取山への登り]

 10:44、高取山頂上に到着。
 今まで、立ちっぱなしだったので、腰を下ろして、小休止。
 休んでいると、平日火曜日にもかかわらず、単独中高年男性、中高年夫婦や、女性パーティ等、次々と現れた。
[高取山]

 ちょっと高取山でゆっくりし過ぎたので、少しスピードアップ。
 不動越の後、浅間林道へ右折し、その後は、大山古道を歩く。
 12:01、禊の大滝に到着。
 鳥居をくぐって参拝。
[禊の大滝]

 大山古道を歩き終わり、バス通りを横断し、阿夫利神社の社務局に向かう。
 社務局前の広場は、幼い男の子が一人遊ぶだけで、ひっそりとしていた。(写真下左)
 ここの清岳殿(能楽殿)
の右奥に進むと、奥の方に大山桜の立看板を発見。(写真下右)
 この看板に従い、階段を登っていく。
[社務局] [奥に大山桜の立看板を発見]

 林道を横断後、急斜面の登りとなる。
 息を整えるために立ち止まって振り返ると、眼下に社務局の広場が見えた。
[振り返って社務局を見下ろす]

 前方左に大山桜の標柱を見る。 
 この大山桜は、前回(といっても10年前の2011年)の時も見上げた記憶があった。あまりにも樹高が高すぎて、咲いている花がよく見えなかったことを覚えている。
 今回も全く同様だった。
[途中にある大山桜]

 尾根の背に上がった。
 10年前は、このまま尾根の背の反対側に下って上大山桜、下大山桜を見物してしまい、この尾根筋の上方にある大山桜(上部大山桜:東丹沢登山詳細図では、このように記載)を見逃してしまった。ということで、今回は、左折し、尾根筋に登っていく。
 [尾根に乗った]

 ほんの1,2分で前方に満開の大山桜を発見。
 株立ちした大きな山桜だ。
 撮影を一旦終え、花見をしながら、遅めのランチタイムとする。
[上部大山桜]

 幸い、陽が照ってきたので、再度撮影。しかし、なかなかアングルが決まらない。
[上部大山桜]

 キリのいいタイミングで、上部大山桜の撮影を終え、先程の道標地点に戻る途中、左前方下に植林帯の奥に満開の桜が見えた。上大山桜だ。
 これは、楽しみと下っていく。
[植林帯の先に桜の花が見える]

 上大山桜の横に出てきた。
 あいにく、陽が弱い。それでも、桜は、まさに満開状態で、ベストタイミング。
 10年ぶりの再会に何枚も撮影。
 [上大山桜1]

 下側に進んで、見上げるようにして撮影。
 撮影していると、何人かのハイカーとすれ違う。
 [上大山桜2(振り返って撮影)]

 上大山桜の撮影を終え、少し下ると、上大山桜、下大桜の道標あり。
 ここで、下大山桜の方へと進んでいく。
 [上大山桜から下大山桜へ行く途中での道標(振り返って撮影)]

 下大山桜への道は、下大山桜の所で、行き止まりとなる。ここで、撮影開始とするが、ちょっと光線の具合が悪く、明るく写らない。
 ということで、道標地点に引き返し、さらに下っていく道を進む。
 左上の下大山桜を見上げながら撮影。
 [下大桜]

 撮影を終えて、山道を下っていき、大山小学校校門の前で校庭の桜を撮影。
 ここも見事な咲きっぷり。
[大山小学校]

 14:12、大山小学校前バス停に到着。
 バスは、30分間隔運行だったが、幸いにも7分後にやってきた。
 [大山小学校前バス停]


 丹沢花見撮影の第二弾として、弘法山公園、大山桜を見物してきました。
 10年振りの大山桜は、以前と全く変わっていない様子でしたが、今回の撮影は、正直なところ、光線状態が悪く、イマイチでした。そんな訳で、ベストショットを得るために、来年もチャレンジしたいと思っています。



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。