トップページ山行リスト(日付)>頭高山_記録20210409


頭高山
 山行日
2021年4月9日(金)  晴後曇     単独行
 コース
渋沢中学校入口(7:08)〜(7:45)雁音神社(かりがねの松)(7:47)〜(7:50)祈りの丘(8:06)〜(8:34)頭高山(9:00)〜(9:44)泉蔵寺(10:03)〜(10:37)沼代交差点〜(11:06)堀之郷正八幡宮(11:10)〜(11:24)大倉
 ソメイヨシノの花見は、シーズン終了となりましたが、秦野地区では、続いて八重桜等、別の花が満開となるシーズンを迎えました。ということで、丹沢花見撮影第三弾です。
 詳細は、以下をご覧下さい。


 自宅最寄駅にて朝一番の電車に乗り、6:39、渋沢に到着。
 本日4:00AM発表の天気予報では、厚木市の天気は、晴。降水確率は、6:00-12:00で0%、12:00-18:00で0%と、撮影としては、最高の状態。
 今回、頭高山に行く際、昨年9月に行った渋沢丘陵・八国見山の続きを歩こうと思い、渋沢駅から峠行きのバスに乗車し、渋沢中学校入口で下車。
 まずは、ここから昨年9月に下ってきた道を辿っていく。
[渋沢中学校前バス停で下車]

 途中、右手に大山や表尾根・鍋割山稜の展望が広がる。ここは、前回でも撮影した場所だ。
[霞んでいる三ノ塔と大山(望遠)]

 やがて、昨年9月の時、右折した地点にやってきた。(写真下)
 ここで、今回は、頭高山に続く左の直進路を進む。
[以前の渋沢丘陵・八国見山からの続きを歩く(振り返って撮影)]

 道なりに進んでいくと、目の前に一本の八重桜が目に映った。近づいて見ると、満開状態だ。
 これは、幸先良好ということで、見上げて撮影。
 今日は、光線の明るさが程よく、バックも青空となるので、撮影としては、最高の気分。
[1本の八重桜に遭遇]

 さらに西へと進む。
 すると、右手に大山から表尾根、鍋割山稜と連なる丹沢の山並みが見えてきた。だが、残念ながら、塔ノ岳頂上あたりには、雲がかかっていた。
[表尾根・大山方面を眺める]

 小さな祠と鳥居が建っている雁音神社を参拝。
 ここに設置されている「かりがねの松」の説明板は、経年変化が激しく、だいぶ文字が薄くなっていて、読み難い状態となっていた。
[雁音神社]

 帰宅後、調べたら、2006年12月24日に訪問した際は、まだ読める説明板だった。
 ということで、当時の説明板を参考までにアップ。(写真下)
[かりがねの松(雁音神社)]

 さらに西に進み、祈りの丘の前に到着。
 ここは、丁字路となっていて、道標があり、直進は、頭高山・トイレ。右は、渋沢駅となっている。
[頭高山に向かう]

 直進すると、八重桜の林が右手に広がる。
 よく見ると、1本の八重桜は、花が殆ど摘まれており、収穫が始まっていることがわかった。だが、まだ多数の八重桜が収穫される前だったので、これ幸いと、撮影し続ける。
 ここでも光線の具合が宜しく、何枚も撮影してしまった。
[八重桜林に到着]

 『頭高山周辺の千村地区は、八重桜の里としても有名で、江戸時代末期から地域の祭り費用を賄うために始められたと言われています。戦後、各農家が植樹を重ね、今では千村地区一帯で2500本ほどが栽培されています。八重桜は、ソメイヨシノよりも開花が半月ほど遅く、4月中旬になると花の摘み取り風景があちらこちらで見られます。千村の八重桜は食用として全国でも有数の生産地となっており、桜の塩漬けは、秦野駅、渋沢駅前の農協特産センターで販売しています。』
 ※秦野市観光協会サイトから引用
[八重桜アップ]

 今年の八重桜満開時期は、ソメイヨシノ同様、確かに早い。
 青空の下、何枚も撮影。
 写真下の八重桜は、少し開花が遅いようで、まだ蕾が数多く見られた。
[八重桜があちこちで満開]

 さらに西へと進むと、右手の光景が広がる。ここでは、単独女性(今朝、初めて出会った登山者)が撮影中だった。
 ここでも、飽きずに大山・表尾根を撮影。
[三ノ塔・大山を望む]

 トイレ付近には、八重桜の林が広がっていた。
 以前より、八重桜が増えたような感じ。
[八重桜の林1]

 そんな訳で、頭高山手前でウロチョロしながら八重桜を撮影し続ける。
[八重桜の林2]

 八重桜の撮影が一段落したところで、頭高山頂上を目指す。
 頂上に向かう経路には、モミジの新緑が鮮やかだった。
 頂上には、秋葉神社の鳥居と石祠があり、参拝する。その奥に東屋が建っている。ここでザックを下ろして小休止。
[頭高山頂上に向かう]

 頂上からは、南西方面の視界が広がる。遠くは、箱根の明神ヶ岳や金時山が望める。
 ここからの眺めだと、右手の松田山がなんだかとても大きく見える。
 この後、頭高山の山頂標識を探したのだが、見つけることができなかった。結局、東屋の傍にある頭高山の説明板「頭高山(ずっこうやま)」を山頂標識代わりに記念撮影。
[頭高山頂上から箱根を望む]

 頭高山から来た道を引き返すが、途中で渋沢丘陵には向かわず、北側の泉蔵寺方面へのルートを選択する。その途中、八重桜の奥に檜岳山稜が眺められた。(写真下)
 また、この時間帯になると、頭高山に向かうハイカーと数多くすれ違った。満開の八重桜が人を惹きつけているようだ。
[途中でも八重桜あり]

 泉蔵寺に向かう道路沿いにも八重桜が咲いていた。(写真下)
 その1本をよく眺めると、「秦野市制施行50周年記念植樹 平成17年2月末日 秦野市観光協会」という札がついていた。(写真下)
 こうやって、秦野市では、八重桜を増やしているようだ。
[道路沿いにも八重桜あり]

 9:44、泉蔵寺に到着。2005年4月以来という16年振りの訪問となった。
 階段を上がり、本堂の前に出た時の第一声。
 「あれっ、本堂が建て替わっている。」
 本堂は、新しく建て替わっていた。また、それだけではなく、以前、本堂の横にあったチューリップ花壇が無くなっているような気がした。(ちょっと16年振りなので記憶が曖昧)
 「以前とイメージが違うな〜」
と思いながら、寺の周囲を散策する。
[泉蔵寺に到着] [泉蔵寺]

 寺の入り口付近にチューリップ花壇があり、思わず撮影。(写真下左)
 さらにチューリップ畑が、寺の北側に広がっていた。(写真下右)
 チューリップも八重桜と同様、今が開花ピークを迎えていた。
 チューリップの種類って、意外に多いな〜と感心しながら、撮影していく。
[泉蔵寺内のチューリップ1] [泉蔵寺のチューリップ2]

 泉蔵寺を出ると、ここでも数多くのハイカーとすれ違う。どうやら泉蔵寺のチューリップを見物した後、頭高山に向かうようだ。
 スマホの地図を頼りに北上していく。
 沼代交差点にてR246を横断し、さらに北上していく。ここまで来ると、千村地区ではないのだが、相変わらず八重桜が目に入る。
 右手に八重桜の林があるなと思ったら、まさに花摘みの真っ最中だった。(写真下)
[八重桜に脚立あり]

 堀之郷正八幡宮を参拝する。
 例年、元日に渋沢駅からバスに乗って大倉へ行くが、その時、この神社に初詣している地元の人々を何度も見かけていた。そんな訳で、いつかは、参拝しようと思っていた神社だ。
 ....ようやく念願が叶った。

 神社の説明板のうち、由緒には、以下のように記載されてあった。
『 由緒   
 天安二年(西暦858年)九州宇佐八幡宮から分霊を勧請してこの地に祀り当初は金光山正八幡宮と号し武門では立身出世・氏族繁栄・行路安全・災難消除の神様として、他に民間では安産・子育ての神様として信仰された。何れも御祭神の歴史的事蹟によるものである。
 天正年間には小田原北條氏が堀四ヶ村(堀山下村・堀西村・堀川村・沼代村)の神宮として祭禮奉串の儀を受けている。また、堀山下村の領主米倉氏からは守護神として手厚い保護を受けた。明治維新後は、郷社に列せられ堀四ヶ村の鎮守として崇敬護持とされ今日に至っている。』
[堀之郷正八幡宮]

 もうすぐ大倉だと思ったら、急に道が良くなった。
 よく見たら、橋の下は、新東名の工事現場だった。
[新東名工事を通過]

 大倉バス停に到着。
 ここで、秦野戸川公園に入り、バックするように歩いていく。
[大倉バス停に到着]

 すぐ八重桜並木が満開だった。
 さらにそこを過ぎると、その先は、チューリップ花壇となっていた。思わず撮影。
[八重桜とチューリップ]

 さらに南へ進んでいくと、大規模なチューリップ花壇に出た。
 ちょうど満開で、見応えのある光景となっていた。
[チューリップ花壇1]

 小さな展望台の上から撮影。
 遠くに三ノ塔・二ノ塔が見える。しかし、その手前は、チューリップ花壇。
 大倉にこんな公園が出来ていることにビックリ!
[チューリップ花壇2]

 再び八重桜並木に戻ってきた。
 ちょっと上空が、完全な曇りとなってしまい、明るい陽の下での撮影とはならなかったが、開花タイミングがベストだったので、至って満足。
 だが、この後、蕎麦屋(さか間)に入りたかったのだが、店の前に行列が出来ていて、あっさり諦めてしまった。
 [最後にもう一度、八重桜を撮影して帰路につく]


 頭高山の八重桜を久々に訪問しました。頭高山手前では、以前よりも八重桜が増えていて、カメラ片手に楽しく動き回ることが出来ました。
 また、大倉(秦野戸川公園)でのチューリップには、ビックリしました。大倉での楽しみが増え、嬉しくなりました。



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。