トップページ>山行リスト(日付)>高取山・大山_記録20211006
鶴巻温泉(7:56)〜(8:17)吾妻山〜(8:45)善波峠〜(9:10)念仏山(9:16)〜(9:58)高取山(10:01)〜(10:21)不動越〜(11:17)浅間山(11:23)〜(11:29)蓑毛越(11:39)〜(12:27)16丁目(12:35)〜(12:59)ヤビツ峠分岐点〜(13:14)大山(13:47)〜(13:52)ヤビツ峠分岐点〜(14:13)16丁目〜(14:47)下社(15:35)〜(15:37)阿夫利神社駅(15:40)=(ケーブルカー)=(15:46)大山ケーブル駅(16:50)〜(16:05)大山ケーブルバス停 |
今回の山行対象は、相州大山です。今まで、いろいろな登山口から大山頂上を目指して登ってきましたが、小田急線の駅から北上して頂上まで行ったことが一度もないという事に気がつきました。ということで、今回は、鶴巻温泉駅から頂上を目指してみました。
詳細は、以下をご覧下さい。 |
約1年ぶりの大山訪問となった。
鶴巻温泉駅で改札口を出ると、上空は、雲一つない好天気。これならば、快適に歩けそうだ。
7:56、駅をスタート。 |
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[鶴巻温泉駅を出発] |
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弘法の里湯(まだ営業時間前)の横を通り、住宅街の中、東名高速に向かう。
東名高速と並行に走っている一般道路の交通量が多い。ちょうど通勤時間帯に当たったようだ。信号が無いので、なかなか渡ることが出来なかった。
東名高速の下をくぐれば、吾妻山への登山道は、すぐ先だ。
....但し、その前に急坂の登りあり。
登山道に入り、道なりに進んで、8:17、吾妻山に到着。
誰もいない山頂だった。
....登山道に入ってから、ここまですれ違ったのは、登山者とランナーの2人だけ。 |
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[吾妻山] |
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弘法山への道を左に見て、善波峠を通った後、北上していく。
送電鉄塔が確か、この先2ヶ所あったなと思い出しながら、登っていくと
(1)送電鉄塔 鶴巻線1
(2)送電鉄塔 東秦野線14
の2ヶ所を通過。
2つめの送電鉄塔を通過後、5分ぐらいで念仏山に到着。
休憩している登山者は、ここでも見かけなかった。
....吾妻山からここまで、2人の登山者しかすれ違っていない。 |
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[念仏山に到着] |
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念仏山で小休止し、水分補給。
南西側に秦野市街地と箱根の山々が望める。だが、ちょっと霞んでいて撮影には今一つ。 |
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[箱根の山々を望む(念仏山から)] |
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454m峰を左から巻いた後、高取山への登りとなる。
この辺りは、木の根っこが出ていて歩き難い。 |
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[木の根っこが出て歩き難い] |
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もうすぐ高取山の頂上だと、ハアハア言いながら、最後の急登を進むと、左右に白い花が咲いていた。マルバフジバカマだ。ちょっと近寄って撮影。 |
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[マルバフジバカマ] |
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9:58、高取山に到着。
すぐに山頂標識と大山を入れたアングルで撮影。まだまだ大山は、遠い。
ここでは、単独男性がベンチで食事中だった。話をすると、男性も、これから大山を目指すとの事。ペットボトルの水を一口飲み、男性より先に出発する。 |
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[高取山に到着] |
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高取山の下りで、左の踏跡に入り込み、寄り道する。
踏跡の先は、富士山のビューポイントだ。ここで、富士山を撮影。先程の箱根の山々と同様、少し霞んでいたが、それでも何枚も撮影してしまった。
視点を手前に移すと、新しく新東名高速のトンネルと道路が造られている事に気がついた。 |
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[富士山のビューポイント] |
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高取山の下りに入る。急な階段なので、膝を痛めそう。
下り終えたところで、単独登山者とすれ違う。今日は、平日のせいか、登山者が少ない。念仏山から初めてすれ違った登山者だった。 |
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[高取山からの急な下り階段] |
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不動越の分岐点の少し先で、不動明王に参拝。
ここは、長らく石柱部分が倒壊したままだったが、今では、立派に修復され、石柱の上に不動明王像が鎮座している。 |
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[不動明王] |
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10:24、浅間山林道を横断する。
右手の道標を見たら、大山2時間と書かれてあった。
ここから2時間で山頂?という事にちょっと驚いて、地図を取り出す。山と高原地図「丹沢」(2021年)では、ここから山頂までのコースタイムは、2時間50分だった。
やはり、いくらなんでも2時間は、早過ぎるなと思いながら、先を進む。
ここまで2時間半弱、歩いている。そろそろ疲れが出てきて、ペースが遅くなる頃だ。 |
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[林道横断地点の道標] |
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登山道の左右にマルバフジバカマの白い花が目立ってきた。
先程の高取山の比ではない。もっと過激に繁殖していた。
『マルバフジバカマ
北アメリカ原産のキク科アゲラティナ属の多年生植物。
日本には1896年に渡来した。1915年頃から神奈川県箱根町の強羅周辺に逸出品が見出されている。これは強羅公園に植栽されたものが広がったと考えられている。1935年頃には隣接する小湧谷まで広がった。1968年には横浜でも見出されている。』
(Wikipediaから抜粋) |
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[登山道横のマルバフジバカマ] |
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10:48、ふと左手を見ると、ここは、確か新しい林道(但し、道幅は狭い)だったと思ったが...
それが、白い花を咲かせたマルバフジバカマに占領されていた。
林道の土がマッチングしたのだろうか。林道上に繁殖している姿にしばし唖然。 |
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[林道上に続くマルバフジバカマの群落] |
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マルバフジバカマに侵食される前の林道の写真が無いか調べたら、2016年12月の写真が見つかった。新しい林道が出来ていたので、撮影したものだ。但し、林道を上の写真とは、逆の方向から撮影している。この時は、普通の林道だった。 |
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[5年前の林道(逆方向から撮影)] |
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電波塔2基(手前の1基は、白っぽい塗装)を通過したら、派手なマルバフジバカマの群落に遭遇。白い小さな花が延々と続いている。 |
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[道の左右にマルバフジバカマの群落] |
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植林帯の尾根筋を登っていった後、登山道を外れ、浅間山に寄り道する。
11:17、浅間山頂上に到着。 |
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[浅間山] |
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浅間山頂上の近くには、アップルグリーン色の電波塔が建っている。ちょっと色合いがユニークな電波塔だ。
何気なく今回、見上げたら、違和感が。(写真下左)
よく見たら、アンテナ部?が全くなかった。全くの素人なので、よく分からないのだが、これだと、単なる鉄塔か?と首を傾げる。2020年11月の時点では、アンテナ部?があった。(写真下右)
....もう電波を中継する必要がなくなったということ? アンテナ部?が超小型化したということ? |
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[浅間山での今回の電波塔] |
[以前の電波塔] |
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浅間山から登山道に戻ろうとすると、ススキのヤブで難儀する。来る時は、たいしたヤブでないと思ったのだが、帰りは、踏跡を見失っていた。 |
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[ススキのヤブを突進] |
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蓑毛越に11:29到着。ここで、ランチタイムとする。
南側ベンチには、単独男性が腰を下ろして休憩中だった。だが、その男性は、そのうち、下社の方に去っていった。何となく一人になると、休む気がしなくなり、食事後、すぐに出発する。
....まだ山慣れしていない。 |
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[蓑毛越] |
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11:59、再び左右がマルバフジバカマの群落となる。
いやはや、こんなに増えているとは。
『マルバフジバカマ (続き)
通常の帰化植物が定着できるような場所は、造成地や畑や河原などのように撹乱が多い場所だが、マルバフジバカマは、本来なら帰化植物が侵入できないと考えられる植生が、安定した林地にも侵入できるため、在来種との競合が懸念されている。
マルバフジバカマは、環境省の特定外来生物および要注意外来生物には指定あるいは選定されていない。環境省のリストとは別に、独自に外来種の現状や環境への影響評価を行っている県においても、北海道、青森県、千葉県などでは、帰化植物としての定着こそ確認されているものの、現状では、環境に影響を与える種とは認識されていない。』
(Wikipediaから抜粋)
ちょっと増え過ぎでは? 神奈川県。 |
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[ここにもマルバフジバカマ] |
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12:27、16丁目に到着。
ここで、高取山で追い越した単独男性を見かけた。どうやら、浅間山に寄り道している間に追い越されてしまったようだ。
ペットボトルで水分補給後、男性より先に出発。 |
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[16丁目] |
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13:14、大山頂上に到着。
今日は、平日だが、頂上には、多くの登山者が休憩中だった。
....写真には、何故か登山者が写っていない。 |
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[山頂標識] |
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大山本社前から南側を眺める。この時間帯になると、ますます霞んでしまい、遠方がハッキリしなかった。
ということで、デジカメ撮影は、あっさり終了。 |
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[頂上からの眺め] |
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14:47、下社に下りてきた。(写真下左)
参拝後、茶寮石尊に入ろうかと思ったのだが、升ティラミスがSOLD OUTなので、やめた。
....一度、食べてみたいと思っているが、下山後だと難しい。そうかと言って、登る前に食べたら、たぶん登らないで下山しそう。
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[下社] |
[升ティラミスは、SOLD OUT] |
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結局、石段下の茶店で生ビールを注文。
久々の大山登頂に乾杯! |
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[生ビールを注文] |
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やはり、飲酒下山は、危険だよね〜。....老眼も進んでいるし〜
男坂は、論外だし、女坂と言っても急な石段が連続しているし...
という安全下山の観点から、ケーブルカーを利用。 |
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[ケーブルカーで下山] |
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バス停の前に長い待ち行列が出来ていた。
そろそろバスが来るなと思い、小走りでバス停へ。案の定、すぐバスがやってきた。 |
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[大山ケーブルバス停にて] |
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久々の大山登山は、やはり、疲れました。近場の大丸山は、アップダウンが小さく、岩場がないので、影響が出てこなかったようですが、大山からの下山時は、足の裏が痛くなり、超スローペースでの歩行となりました。
ですが、これからボチボチと丹沢を歩き回る予定です。
....それにしても、マルバフジバカマの繁殖には、超ビックリ。
昨年同様、阿夫利神社の御朱印を2種(黄、橙)、手に入れました。
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[錦秋バージョンの御朱印] |
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※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。
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