トップページ山行リスト(日付)>宮地山・567.6m峰_記録20211113


宮地山・567.6m峰
 山行日
2021年11月13日(土)  晴       同行者:「山の会2」メンバー 10名
 コース
田代向(10:08)〜(10:59)宮地山(11:11)〜(11:49)寄(12:28)〜(13:07)中山峠〜(13:46)567.6m峰(13:56)〜(14:22)中山峠(14:28)〜(14:54)寄
 「山の会2」での山行で、今回は、宮地山&567.6m峰の計画が出され、参加してきました。
 中山峠北側に位置する567.6m峰(以前の地形図では、567.7m峰でした)は、過去2回、櫟山の方から下って訪問した記憶がありますが、今回は、中山峠からの往復で訪問しました。
 詳細は、以下をご覧下さい。


 10:01、田代向バス停にて下車。準備終了後、出発。(10:08)
 田代向は、下山時によく利用したが、出発時に利用するのは、久々だ。
[田代向で下車]

 見上げれば、いい天気。青空が広がっている。
 久々に会うメンバーと会話しながら、歩いていく。
 田代橋を渡り、トイレ休憩後、右折し、山の斜面を登っていく。
[田代橋を渡る]

 民家の中の坂道を進むと、いつの間にか民家が消えて、宮地山分岐点に到着。(写真下)
 直進の舗装路は、シダンゴ山への最短ルート。ここは、右折し、宮地山に向かう。
[右折して宮地山への道を行く]

 植林帯の登りから、自然林の登りに変わった。木漏れ日の下、なかなか雰囲気が良い。
 やがて、登りの先に植林帯が見えてきた。
 
10:59、宮地山山頂標識に到着。(写真下) 山頂標識は、植林帯と自然林の境界に立っていた。
 ここで、小休止とする。
 標識の奥は、密な植林帯で、実際の最高地点は、奥の植林帯の方が少し高いようだ。
 また、山頂といっても、薄暗い植林帯が270度/360度を占め、残りの90度/360度は、自然林(登ってきた方向)だが、そちらを振り返っても、木々が多く、山麓を見下ろせるような景色は、見られなかった。
 ....非常に地味な頂上では、ある。
[宮地山頂上]

 宮地山頂上からシダンゴ山方面に進む。歩くルートは、自然林の中だが、右手には山頂からの植林帯が続いている。
 途中のシダンゴ山・寄分岐点で、右折し、寄の方へ下っていく。(写真下)
[シダンゴ山への分岐点]

 意外や意外、寄方面の斜面は、植林帯ではなかった。明るい自然林が続いていた。
 このルートは、初めてではなかったが、すっかり忘れていた。
 緩斜面を斜めに下っていくので、とても歩き易い。また、路上は、落ち葉が積もって、とても軟らかく、足の裏にやさしい。
[自然林の斜面を下っていく]

 いつの間にか、樹林帯から、畑のような箇所に出て、視界が広がった。右手には、茶畑跡(茶の木があるものの、手入れが全くされていない)があり、正面には、これから向かう567.6m峰が見えていた。
[正面に次の目的地567.6m峰が見えていた]

 右手に道標を見つけた。(写真下)
 この先から車道となり、住宅街を歩くようになる。
[車道に出た]

 11:49、寄バス停に到着。
 今日は、ポカポカ陽気で暖かく、風が無いので、中津川の傍で、ランチタイムとした。
[寄にやってきた]

 12:28、567.6m峰に向けて寄を出発する。
 バス通りから、中山入口で左折し、中山峠への道に入る。道の横には、茶畑が目立つ。舗装路だが、道幅が狭く、それでいて、行き交う車は、多い。次から次へと自家用車がやってくる。
 「ここは、なんでこんなに車が多いのでしょうかね〜」
 と話しながら、坂道を登っていく。
[中山峠へと向かう]

 だいぶ寄から高度を上げたなと思い、振り向いたら、高松山と西ヶ尾の間の鞍部にちょうど富士山の頭が見えていた。絶妙な位置に感動しながら撮影。
[振り返ると富士山の頭が]

 13:07、中山峠到着。特に中山峠と言う標識は、見当たらない。目の前の石碑には、「土佐原林道記念碑」と書かれてあった。左手に未舗装の林道があり、その林道を歩いていく。
[中山峠に到着]

 林道は、最初、567.6m峰ピークに向かって延びていたが、途中から左に巻いていくように続いていたので、林道から外れ、567.6m峰の南側斜面に取り付く。(写真下)
 567.6m峰のイメージは、植林帯の中にアオキが繁っているような山だったと思ったが、なんと、ここは、自然林が続く、明るい斜面で、180度、過去のイメージと異なっていた。
 日光が入り込む中、この樹林帯の雰囲気を味わいながら、ゆっくりと登っていく。
[目の前に自然林が広がった]

 とにかく気持ちのいい斜面なので、上へ上へと登っていく。(写真下)
 だが、前方が急斜面になってきて、直進が難しくなると、左にシフトしていき、南西にのびている尾根筋に乗った。
[自然林の斜面を登っていく]

 13:46、567.6m峰ピークに到着。久々に、この頂上にある三角点と再会。
 帰宅後、調べたら、2009年1月以来の訪問だった。(今回で3回目)
 だが、こんなに明るいピークだったという記憶が無く、植林帯の中の三角点という印象しか持っていなかった。
 ここで、小休止とするが、宮地山と同様、残念ながら、ここも展望は、良くなかった。
[567.6m峰ピークに到着]

 13:56、567.6m峰を出発。
 帰路は、567.6m峰ピークから少し東に進み、南に続く尾根筋を下ることにした。
 すると、南に下り始める地点で、石祠を発見。参拝する。(前回2009年の時も参拝していた)
[石祠を発見(振り返って撮影)]

 この南へ下っていく尾根筋は、以前も通ったルートだ。
 下り易い斜面で、どんどん下っていける。
[南下していく]

 以前は、下り続けると 最後は、落葉だらけの林道に出て、そのまま右折して進めば、先ほどの林道に出た記憶があったのだが、今回は、違った。
 下り切った時に出た林道は、廃道になったようだ。右折して、その廃道のような道を進むと、ヤブにぶつかった。12年の月日で草木が繁り、完全にヤブ化してしまったようだ。そのヤブを一人ずつ突破していく。(写真下左)
 ヤブを突破すると、先ほどの林道に出た。(写真下右)
[ヤブに突入] [林道に合流]

 中山峠で、小休止後、来た道を引き返す。
 メンバーと話しながら下っていくと、時間が経つのが早い。
 14:54、寄バス停に戻ってきた。
 [寄に戻ってきた]


 宮地山といい、567.6m峰といい、植林帯の山だと思っていましたが、今回の山行で、全然違う事に気がつきました。ともに、自然林が残っている山でした。特に567.6m峰は、その登りが明るい自然林だったのがとても印象的でした。(但し、眺望の点では、両方とも残念な山頂ですが)

補足
 今回、中山峠に向かう途中、後方から見覚えのあるナンバーの自家用車がゆっくり追い越していきました。あれっ、と思い、手を振ると、車の方も気がついて停車。運転席を覗いたら、やはりイガイガさんでした。
 こんなところで、出会うなんて、何て奇遇!
 ちょっと会話をした後、ニコニコして別れました。
 ....ついこの間、街中で、会ったばかり。



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。