トップページ山行リスト(日付)>松茸山_記録20220108


松茸山
 山行日
2022年1月8日(土)   晴     「山の会2」 メンバー 7名
 コース
鳥屋(9:57)〜(10:36)奥野隧道出口(10:48)〜(10:58)水沢川口〜(11:48)松茸山山頂(スイリカンバノ頭)(12:34)〜(12:38)松茸山三角点(12:52)〜(13:23)早戸川口〜(13:27)早戸川橋入口(13:37)〜<早戸川林道>〜(14:48)宮ヶ瀬
 今回、自己未踏だった松茸山に行ってきました。この山は、いつでも登れるなと思っていたら、鐘ヶ嶽と同様、約30年の年月が過ぎていました。
 そんな折、「山の会2」で松茸山山行計画が浮上し、参加してきました。
 詳細は、以下をご覧下さい。


 橋本駅北口から9:05発バスに乗車し、9:49、鳥屋バス停にて下車。
 鳥屋は、一昨年の12月に柏原ノ頭に行って以来の訪問だ。
[鳥屋バス停を出発]

 集落を抜け、舗装路が日陰になると、路面が凍結していた。
 慎重に下っていく。
[凍結した舗装路を行く]

 昨年の柏原ノ頭への分岐路を右に見て、舗装路を直進していく。
 10:33、前方にトンネル(奥野隧道)が見えてきた。(写真下)

 トンネルを抜けると、正面に広場が目に入る。
 この広場で、小休止とした。ここは、今までの日陰道とは異なり、日が当たってポカポカ陽気だ。よく見たら、広場の右手に、電話ボックスのような簡易トイレを発見。中は、まだ新しくて、すごく清潔な環境だった。
 10:48、出発。八丁林道(舗装路)を下っていく。
[奥野隧道を通過する]

 10:56、右手に立っている松茸山自然の森公園の案内板を見て、ここが、松茸山の水沢口であることを知る。この後、右折し、水沢川へ下っていき、水沢ふれあいの橋を渡る。(写真下)

 対岸に渡ると右手に「歩道橋開通 水沢川ルートが開通」との看板が立っていた。地図で確認すると、開通したのは、ここから右折して水沢川上流沿いに進んだ後、松茸山の尾根筋に取り付くルートだった。だが、我々は、山頂への最短ルートである、左の登山道を選択する。
[水沢ふれあいの橋から松茸山へ向かう]

 最初は、植林帯に入るが、登っていくと、自然林の斜面となった。(写真下)
 登山道付近には、クロモジのような低木が目立つ。これは、人の手による植栽だろうか。
[自然林の斜面を登っていく]

 11:31、右手から雪がたっぷり着いた登山道が合流した。北側斜面なので、雪が解けないようだ。手書き道標から、このルートが先程の橋を渡った登山口に「開通」と書かれてあった水沢川ルートだと判明。まだ誰も歩いていないようで、雪上には、全く踏跡が無かった。
[右手から登山道が合流]

 その後、登山道に雪が現れたが、すぐに消えてしまった。
 やがて、尾根筋沿いの急登となる。足元には、ホウノキの大きな落葉が目立つ。
[右手は、植林帯となる]

 11:46、登りが終了し、ちょっとした広場のような平坦部に出た。
 正面に道標のようなものがあると近づいて見たら、道標ではなかった。(写真下)
  「未来へ 平成11年4月28日 津久井町立鳥屋小学校・中学校」
と記された木製看板?だった。(写真下)
 ここで右折し、もう少し高台の方へ進む。
[「未来へ」という文字あり]

 前方に東屋が見えてきた。(写真下左)
 11:48、東屋に到着。
 ここが、松茸山頂上のようだ。標識を発見する。(写真下右)
 時間的にちょうどよいので、ランチタイムとした。
[東屋が見えてきた] [東屋に松茸山の山頂標識あり]

 東屋付近から、焼山を望む。
 ここからだと、焼山が結構、スケールの大きい山に見える。
 ....但し、頂上のインパクトが、ちょっと弱いのが残念。
[東屋付近から焼山(中央)を望む]

 12:34、東屋を出発し、三角点のあるピークに向かう。
 先程のフラットな所まで一旦戻ると、今度は、そのまま直進していく。
[三角点へと進んでいく]

 12:38、三角点に到着。(写真下左)
 ここにも「松茸山」の標識があった。(写真下右)
 手元の東丹沢登山詳細図(1/16500)を見ると、この地図上では、ここが松茸山頂上となっていて、先ほどの東屋ピークは、スイリカンバノ頭となっていた。
 だが、先程、水沢口で撮影した松茸山自然の森公園の案内板をデジカメで再確認すると、松茸山の頂上は、スイリカンバノ頭を指していた。
 どうも、地図と現地案内図で、頂上の位置が異なるようだ。
[三角点] [ここにも松茸山の標識あり]

 三角点からは、北東側の光景が見渡せる。
 正面に尖がった三角形の山は、仙洞寺山だ。その右手のなだらかな山稜は、南山に続く権現平だと分かった。
[三角点からの眺め]

 三角点から早戸川口に下っていく。
 道は、悪くないが、雪と落葉が残っていて、滑りやすい。
[早戸川方面に下っていく]

 三角点から下り続けること、約30分。13:23、早戸川口が見えてきた。
[早戸川口が見えてきた]

 早戸川口にて、水沢口と同じような松茸山自然の森公園の案内板を見つけた。
 やはり、案内板では、東丹沢登山詳細図でスイリカンバノ頭と記載されている地点が、松茸山山頂となっていた。案内板の標高は、584mと書かれてあり、三角点の標高(570.6m)より高くなっていた。やはり、最高地点を松茸山としたいのだろう。
 ちなみに案内板には、三角点の表記が、なかった。(写真下)
[早戸川口での松茸山自然の森公園の案内板]

 早戸川口から早戸川橋、金沢橋と渡り、宮ヶ瀬を目指す。
 林道には、最初、雪が残っていたが、宮ヶ瀬に近づいていくにつれ、雪は、消えていった。
 単独行の林道歩きは、結構、退屈な時間となってしまう事が多いが、集団で歩いていると、いろいろな人と雑談が出来、アッと言う間に時が過ぎていく。
[金沢橋を渡る]

 14:48、宮ヶ瀬バス停に到着。
 次の発車時刻は、15:00ちょうどで、グッドタイミングでの乗車だった。
 [宮ヶ瀬バス停に到着]


 このユニークな山名を調べてみましたら、下記URLを発見しました。
  松茸山の登山道を地元住民が整備中...(2010年5月11日)
 やはり、マツタケが大量に採れた訳では、なさそうです。

 今回の松茸山に対し、夏は、ヒルが出るということでしたが、このシーズンは、快適に歩けました。なお、松茸山のピークは、2ヶ所あることがわかり、現地の山頂と、地図上の山頂と、どちらを頂上とするか、悩ましい所です。



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。