トップページ山行リスト(日付)>南山・富士居山_記録20220212


南山・富士居山
 山行日
2022年2月12日(土)  晴  同行者:「山の会2」メンバー 9名
 コース
鳥居原ふれあいの館(9:08)〜(10:40)権現平(10:49)〜(11:17)南山(11:35)〜<あいかわ公園>〜(13:22)日向橋手前〜(13:59)大峰(14:07)〜(14:34)向山(14:46)〜(15:38)富士居山(15:54)〜(16:21)愛川中学校〜(16:29)馬渡
 当初、権現平・南山だけのハイキングコースが計画されたのですが、ちょっと距離が短いということで、大峰・富士居山の稜線を追加し、少々ボリュームのあるコースとなりました。
 詳細は、以下をご覧下さい。


 橋本駅北口から7:55発の鳥居原ふれあいの館行きのバスに乗車。
 しかし、発車してすぐ、車内にアラーム音が鳴り響く。運転手が車外に出て確認すると、冷却水エラーとの事で、代替バスを用意しますとのアナウンスあり。ということで、途中の東原宿バス停にて代替バスに乗り換える。今まで幾度となく神奈中バスに乗車したが、こんな事は、初めてだった。
 ということで、8:54鳥居原ふれあいの館に到着。定刻から9分遅れとなった。
 だが、屋外トイレが冬季閉鎖されており、トイレは、ふれあいの館建屋内のみとなっていて、建屋は、9:00からの営業のため、結局、バスの遅れは、行程に関係なかった。
 9:08、出発する。
[鳥居原ふれあいの館にて]

 車道を歩いた後、9:14、左手に権現平登山口を見る。 ここから山道となった。
 少し上がった所で、雪が多いことが分かり、チェーンスパイクを装着する。ついでに宮ヶ瀬湖方面を撮影。(写真下)
[本間ノ頭、蛭ヶ岳、黍殻山方面の光景]

 尾根筋沿いに登山道が続いている。小ピークが多く、それらを通る度に新しい道標を見かける。
 この辺りは、まだ雪が多く、チェーンスパイクが重宝する。
[雪が結構、残っていた]

 植林帯が切れたと思ったら、前方に送電鉄塔が現れた。
 右手には、宮ヶ瀬湖が見下ろせ、その奥には、半原高取山方面の山々が見渡せる。宮ヶ瀬湖の水位は、高く、満水レベルのようだ。
[送電鉄塔が現れた]

 ひと登りした後、10:40、権現平に出た。あたり一面が雪景色となっていた。(写真下)
[権現平道標]

 権現平展望台から宮ヶ瀬湖方面を眺める。(写真下)
 手前の低木が繁っていて、湖がよく見えない。
 正面の高取山の奥には、仏果山のピークがチョコンと見えていた。
[権現平展望台からの眺め]

 権現平から南山へ向かう。
 植林帯の中でも、雪が多く、滑りやすい状況だ。
[南山へ向かう]

 11:17、南山頂上に到着。
 ここも雪がまだ豊富だった。小休止とする。こんなに雪があるのに小さな子供を連れたファミリーがベンチで休憩していて、ちょっとビックリ。
[南山頂上にて]

 南山頂上から宮ヶ瀬湖方面を眺める。
 奥に大山や三ノ塔も見える。ここからでもやはり本間ノ頭が目立つ。奥には蛭ヶ岳。
 白馬尾根の白い馬模様は、残念ながら、馬の頭部分ぐらいしか、はっきりしなかった。
[南山頂上からの眺め]

 南山から、あいかわ公園の方に下っていく。下っていくと、雪は、徐々に消えていった。
[あいかわ公園方面に下っていく]

 12:17、あいかわ公園の車道に出た。(写真下)
 ここまで下ると、雪は、完全に消えていたので、チェーンスパイクを外す。
[舗装路に出た]

 あいかわ公園内にあるトイレを過ぎ、森のわたり橋付近で、ランチタイムとした。
 その後、中央広場に出て、子供広場の横から下っていく。(写真下)

 あいかわ公園に関しては、ロードトレインをダム下で見かけたり、宮ヶ瀬ダムから服部牧場への道を通ったぐらいで、公園の中心部を通ったのは、今回が初めてだった。こんなに行楽客の多いエリアだとは、全く知らなかった。特に幼児を連れた家族を多数、見かけたのが印象的だった。
 ....あいかわ公園のイメージが180度、変わってしまった。
[あいかわ公園の中を通過]

 あいかわ公園を下り切って、中津川沿いに進み、半原バス停の方へ歩いていく。この辺りは、いつもダム下から歩いているルートと同じだ。
 途中のバス通りを渡る時、右手に日向橋を見る。この橋を渡れば、すぐ先が半原バス停だ。
 だが、我々は、橋を渡らず、正面の住宅地を進んでいく。
 分岐点の多い道を進み、無事、大峰への登山口に到着。(写真下)
 ここには、手書きの道標があるのだが、「登山道」と「大峰」いう文字だけが読める程度で、他の文字は、もう判読不能の状態だった。
[大峰への登山口]

 急登を終えて、大峰頂上に到着。(13:59)
 ここは、日当たりがいいのか、雪が殆どなかった。
[大峰頂上]

 次のピークである向山に行く途中、登山道左手にチラッと見える石祠みたいなエリアに立ち寄る。
 「七面大天女」の石碑?を参拝。(写真下)
 ここは、2020年12月に初めて気がつき、訪問したエリアで、現在の「清正光」(志田山朝日寺)が以前、日蓮宗の寺であった時代の名残かと思われた。
[七面大天女]

 植林帯の登りとなると、雪が目立ってきた。
 雪で滑りやすい斜面を一歩一歩進んでいく。
[雪のある斜面]

 前方にアンテナやキュービクルのような人工物が現れる。(写真下)
 ここが、向山頂上だ。(14:34) 大峰や富士居山よりも標高が高く、標高375.2m。この山は、半僧坊前バス停付近から眺めると、近くの山と比べてボリューム感があり、目立つ山だ。
 だが、樹林に囲まれた頂上なので、ゆっくり腰を下ろして時間を費やす気には、なれなかった。
[向山頂上付近]

 向山から下っていき、隠川、志田峠方面との十字路の鞍部を通過すると、緩い登りになる。
 256m地点を通過すると、再び下りとなり、鞍部の老人センター分岐点に到着。(写真下)
 ここまで来ると、雪は、全く見なくなった。
[老人センター分岐点]

 緩い登りが終了すると、そこが富士居山頂上だ。(15:38)
 山頂から仏果山の南東側にある八州ヶ峰あたりの稜線を望む。(写真下)
 大峰、向山と展望のないピークが続いたが、ここは、わずかながら、南西側の光景が見えた。
[富士居山から八州ヶ峰あたりの稜線を望む]

 16:29、馬渡バス停に到着。
 次の厚木バスセンター行きバスは、17:07。ここには、トイレや飲料自販機があり、ゆっくり過ごす。
 ....富士居山から車道に下った後が、意外にも長く感じてしまった。
 [馬渡バス停に到着]


 上記のように今回は、南山から富士居山まで歩いてきました。前半は、雪の多い山行、後半は、快適な縦走といった山行で、メンバーと共に楽しく歩けました。
 また、文中にも書きましたが、あいかわ公園の印象が変わりました。再び歩くチャンスがあれば、ゆっくりと回ってみたいと思っています。 



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。