トップページ山行リスト(日付)>ミツバ岳_記録20220327


ミツバ岳
 山行日
2022年3月27日(日)   曇  同行者:「山の会」メンバー 4名
 コース
丹沢湖(9:24)〜(9:26)丹沢湖記念館(9:47)〜(9:52)落合隧道入口〜(10:27)ミツバ岳入口(10:29)〜(12:03)ミツバ岳(12:46)〜(13:51)ミツバ岳入口〜(13:55)駐車場(14:07)〜(14:32)落合隧道出口〜(14:37)丹沢湖記念館(14:48)〜(14:50)丹沢湖
 今回、「山の会」で、ミツバ岳を訪問しました。調べてみましたら、個人的には、4年ぶりの訪問でした。ここは、ミツマタで有名な山ですが、今年の開花状況は、如何に。
 詳細は、以下をご覧下さい。


 小田急新松田駅1番バス乗り場8:15集合ということだったが、8時過ぎに私が来た時には、他メンバーは、既に到着していて、バス行列に並んでいた。行列の最後に並んでいると、バスが到着。幸いにも、座ることが出来た。
 8:25、西丹沢行きバスが発車。

 9:19、丹沢湖バス停にて下車。(写真下)
 我々以外のパーティも下車したが、ここから大野山を目指すとの事。
[丹沢湖バス停にて下車]

 バス停から丹沢湖記念館まで歩いていく。9:00開館ということで、すでにオープン中。考えてみたら、ここには、今まで入館した記憶がなかった。そんな訳で、中に入り、ダムが出来る前の世附の古い写真パネルなどを見学する。興味深かったのは、丹沢湖が完成する頃の模型で、水没する世附地区、落合地区、大仏地区、焼津地区の位置や、ダム完成前の川の流れやダム完成後の周辺道路等がよく理解できた。
 その後、トイレを借り、建屋前で、スパッツを装着する。
 9:47、丹沢湖記念館を出発。
[丹沢湖記念館前で準備]

 すぐに永歳橋を渡る。先程の記念館での模型では、ダム完成前にあった初代永才橋(模型では「才」の文字)は、物凄く小さな橋だったことを思い出した。
[永歳橋を渡る]

 9:52、落合隧道入口に到着。
 ここから、500mちょっとの長いトンネルとなる。
[落合隧道に向かう]

 車道横の歩道を歩いているが、前方に登山者らしき姿が見えない。
 今日は、この天候なので空いているかなと思いながら、滝壷橋に到着。
 ここで、滝壷沢の多段滝を撮影する。
[滝壷沢での多段滝]

 滝壷橋を渡り、右手にあるミツバ岳入口のルートに入る。(10:27)
 入口には、小さな道標[←ミツバ岳]があった。
[ミツバ岳入口]

 登り始めの植林帯は、以前と比べて、間伐されていることに気がついた。
 このため、だいぶ明るい植林帯となっていた。
 
 左手のシカ柵が終わると、ジグザグの植林帯登りが始まる。
 10:54、植林帯の中にミツマタの花が目立ち始めた。(写真下)
[ミツマタが目立ってきた]

 11:02、ミツマタの群落が現れ、ここで撮影タイム。
 ミツマタの花とともに記念撮影に興じる。 
[ミツマタ群落が現れる]

 それにしても、この植林帯は、急斜面だ。
 登山道の先が、結構、急登なのがわかる。メンバーの一人は、見上げたくないと言っていた。
[植林帯の急登]

 11:36、ミツバ岳入口から1時間7分経って、ようやく植林帯を抜ける。ここからは、林相がガラリと変わった。斜度が若干緩くなるが、雨上がりのため、滑りやすい。
[自然林となる]

 11:50、尾根筋に上がった。
 その後は、緩やかな斜面を登っていく。
 11:59、頂上直前にて、ミツマタ群落と出合う。このため、ミツマタ撮影タイムとなる。(写真下)
 あいにくと、ガスが濃く、ミツマタの黄色が弱く見えていたが、甘い香りが漂っていた。
[ガスとミツマタ群落]

 12:03、ミツバ岳頂上到着。
 ザックを置いて、本格的なミツマタ撮影タイムとする。
[ミツバ岳到着]

 まず西側のミツマタ群落に行ってみる。(写真下)
 以前と比べて、ミツマタ群落が縮小しているように見えた。また、ビックリしたのは、西側奥の植林の樹高だ。こんなに伸びてしまっては、富士山がそのうち隠れてしまうのではないかと思えた。(今日は、ガスのため富士山他、遠景の山々は、全く見えず)
[ガスとミツマタ]

 頂上でランチタイムを過ごしていたら、そのうち、ガスが切れ始めた。
 ということで、今度は、東側(丹沢湖)のミツマタ群落を集中的に撮影。(写真下)
[ミツマタと丹沢湖]

 もう少し晴れてくれれば、というのが残念な点。
[満開のミツマタ]

 撮影が一段落したところで下山開始。(12:46)
 来た道を引き返すことにした。
[山頂を出発]

 左下に丹沢湖を眺めながら、下山する。だが、経路が滑りやすく、要注意。
[来た道を引き返す]

 再び、植林帯に突入。
 ジグザグ下りは、意外と速く感じられた。
[植林帯の下り]

 植林帯の最後は、急斜面の核心部。(写真下)
 ロープが設置してある。登りの時は、そんなに緊張感はないが、下りは、やはり緊張する。右手の斜面に転落したら、滝壷沢まで一気に落ちてしまう。
 核心部を過ぎて、13:51、無事、ミツバ岳入口に到着。
[最後の核心部]

 途中の駐車場で、小休止。ここで、スパッツを外し、ヒルチェック。
 このミツバ岳で、ヒルに遭遇した記憶はなかったと思うが、一応チェック。
 靴を脱いで念入りに確認したが、ヒルは幸い見つからなかった。他のメンバーも同様だったので、今回、ヒル遭遇はなかったと言えるだろう。

 その後、来た道を戻っていく。(写真下)
[湖岸道路を進む]

 14:37、丹沢湖記念館に再び訪問。
 ここの自販機で、ペットボトルのコーラを買って飲む。やはり、冷えた炭酸水の喉ごしが何とも言えない。
[丹沢湖記念館に戻ってきた]

 14:50、丹沢湖バス停に到着。
 15:01発のバスを待つ。バスは、定刻通りにやってきたが、満席で座れなかったのは、予想外。
 結局、新松田駅まで立ちっぱなしで、最後に疲労感が溜まってしまった。
 [丹沢湖バス停に到着]


 今回は、バリルートであるミツバ岳を「山の会」で行ってきました。参加の皆さんは、ミツマタの開花ピークに出合えたのは最高だったが、あの植林帯の急登には驚いたというのが率直な感想でした。でも、昔は、あの植林帯の経路がなかったので、自然林と植林帯の境を直登で登った記憶があります。そう思うと、今は、急登でも、登りやすくなったと個人的には、感じています。



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。