トップページ山行リスト(日付)>弘法山_記録20220520


弘法山
 山行日
2022年5月20日(金) 晴       単独行
 コース
秦野(8:32)〜(9:07)浅間山〜(9:20)権現山(9:24)〜<馬場道>〜(9:47)弘法山(9:54)〜(10:32)吾妻山(10:36)〜(10:56)弘法の里湯(12:25)〜(12:29)鶴巻温泉
 天気がよさそうでしたので、ぶらっと弘法山に行ってきました。その結果、いくつか新しい発見がありました。
 詳細は、以下をご覧下さい。


 秦野駅を8:32、出発。
 駅前にビルが建ち始め、気がつけば、権現山が隠れてしまうようになっていた。(写真下) 権現山が、そのうち見えなくなるのは、時間の問題かもしれない。
[秦野駅から権現山方面を望む]

 水無川沿いは、車道ではなく、河原沿いの散歩道を歩いていく。
 その後は、県道71号線を北上。弘法橋にて金目川を渡る時、表尾根方面をいつものように撮影。(写真下)
 目を凝らして見ると、塔ノ岳頂上の尊仏山荘が確認できた。
[弘法橋から表尾根方面を眺める]

 弘法山公園口から、いよいよ登山開始。
 細いジグザグの登山道を登っていく。ここの歩行ペースがまずまずだと、本日の体調は、良好と判断できる。
 最後の階段を登り切って、広場に出る。息は乱れていない。体調は、良さそうだ。
 だが、この時、違和感が。
 登り切った所に立っていた「浅間山」の標識が消えていたことに気がついた。
 ここが、浅間山の頂上でないため、撤去されてしまったのだろうか。
[浅間山の標識が消えていた] [以前、立っていた道標]

 さらに進むと、最高地点に浅間山の標識がある。(写真下)
 周囲の桜並木は、既に緑一色となり、散った花びらも見られず、花見の頃の面影は全くない。
 奥に東屋があるが、誰もいない。
 そういえば、ここまで誰にも会っていない。
[浅間山頂上付近]

 権現山展望台に上がると、誰もいないので、自由に歩き回って撮影。
 だが、残念ながら富士山は全く見えない。
 北側の大山方面をいつものように撮影。(写真下)
 見下ろすと、頂上広場には、男性1名だけがベンチで休憩中だった。本日、弘法山公園口から初めて見かけた人だった。
[権現山展望台にて]

 展望台のパノラマ写真パネルを見て、利島の東側に鵜渡根島が見えることを初めて知った。
 新島の西側には、式根島が見えることは、以前、調べたことがあり、分かっていたが、式根島の標高が余りにも低いため、肉眼では、水平線との区別がつかなかったことを思い出した。
 秋冬の頃、利島、新島は見えても、神津島は、見えないことが多い。そんな訳で、神津島が見えた時は、思わず「おお〜」と、小さな声を出して感動している。
[権現山展望台での写真パネルにて]

 馬場道に向かって下っていく。
 あじさいの開花時期には、まだ早かったようで、頂上広場から坂道を下っていく時点では、花を見かけなかった。だが、馬場道に入るあたりで、1本だけ咲いているのを発見。
[馬場道に入るあたり]

 馬場道を進む。
 トイレを掃除されている男性2人を見かけたが、ハイカーの姿は、見えない。
 平日であることと、天気がイマイチのためか、静寂過ぎて、気味が悪いぐらいだ。
[馬場道にて]

 馬場道が終わり、弘法山への登りに向かう時、弘法山の石碑の所で、散歩姿の単独男性を左の車道に見る。本日、2人目だ。こんなにハイカーが少ないものだろうかと弘法山へと登っていく。
[かながわの景勝50選 弘法山の石碑]

 9:47、弘法山頂上に到着。
 奥のベンチにてハイカーの姿を見かけた。5人ぐらいが休憩中だった。やはり、全くハイカーがいないという訳では、なさそうだ。
[弘法山頂上]

 弘法山頂上で、こんな樹木があったのかと、ヒマラヤスギを見上げる。枝振りが力強い。思わず何枚も撮影してしまった。
[頂上のヒマラヤスギ]

 吾妻山に向かっていると、徐々にすれ違うハイカーが増えてきた。
 どうやら、こちらの出発時刻が単に早かったようだ。
 だが、カメラを取り出して撮影する時には、まだ他のハイカーを気にする必要はない。(写真下)
[吾妻山へ向かう]

 10:32、吾妻山に到着。
 到着時は、女性1人だけが休憩中だった。
[吾妻山頂上]

 吾妻山の南側光景。(写真下)
 吾妻山の南側斜面が伐採されたという情報を得ていたので、ちょっと興味があったのだ。
 だが、南側斜面は、緩い下りとなっており、手前の広葉樹を伐採しても、遠景の市街地前に広葉樹林が続いていた。ちょっと中途半端な感じがしないでもない。また、伐採された手前のエリアが、ちょっと殺風景な印象を受ける。
 近くには、吾妻山の説明板が立っており、
 『(前略)...征伐後、帰る途中相模湾・三浦半島が望めるところに立ち今はなき弟橘比売(おとたちばなひめ)を偲ばれ「あずまや・はや」と詠まれた場所がこの吾妻山だと伝えられています。』
 と書かれてある。このための伐採だったのだろうか。
[南側が伐採されてあった]

 10:56、弘法の里湯に寄り道。
 今日は平日なので、空いているだろうということで、久々に立ち寄った。
 最近、日帰り温泉に入ると、風呂上りに自動マッサージ機の誘惑に負けてしまう。今回は、2種類の機器にお世話になってしまった。
[弘法の里湯に立ち寄る]

 ゆっくりと弘法の湯で過ごし、12:29、鶴巻温泉駅に到着。
 今日は、早めの帰宅だ。
 [鶴巻温泉駅に到着]


 弘法山は、桜の咲く頃と、紫陽花の咲く頃が歩いていて楽しめる時ですが、今回は、その間の時期に訪問したため、特段、花での印象はありませんでした。それでも、花や富士山などを撮影するために春夏秋冬、通い続けたいと思っています。



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。