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塔ノ岳 〜トレーニング登山〜
 山行日
2022年7月13日(水) 曇一時雨      同行者:「山の会」メンバー 1名
 コース
大倉(8:17)〜(8:45)観音茶屋(8:48)〜(9:08)見晴茶屋(9:13)〜(10:10)駒止茶屋〜(10:31)堀山の家(10:44)〜(12:00)花立山荘〜(12:12)花立〜(12:43)塔ノ岳(13:12)〜(13:32)花立〜(13:47)花立山荘(13:50)〜(14:31)堀山の家〜(14:48)駒止茶屋(14:53)〜(16:04)自販機(16:33)〜(16:40)大倉
 今回は、大倉尾根トレーニング登山3回目となります。自宅を出る時、雨が降っていて、果たしてどうなるかと思いつつ、渋沢駅前に到着しました。
 詳細は、以下をご覧下さい。


 前日の天気予報では、雨の予報が出ていなかったので、今朝、自宅を出た時の雨は、完全に予想外だった。
 渋沢駅改札口にて、いつものように同じ時刻にて、AKFさんと合流。
 天気が怪しいのは、お互いの共通認識。AKFさんも自宅を出た時、雨が降っていたとの事。だが、今、渋沢駅前では、雨は降っておらず、雲の間から青空が見えている。(写真下)
 また、ここで、「てんきとくらす」を見ると、本日の塔ノ岳は、9:00 A、12:00 A、15:00 B、18:00 Bとの予報。ということで、今回、弘法山に変更しようかと小田急線の車中、思っていたが、予定通り、大倉尾根に向かう事にした。
[渋沢駅から塔ノ岳・表尾根方面]

 7:40、渋沢駅北口から大倉行きのバスに乗車。車内の登山姿は、我々以外、単独男性が2人のみ。今朝の雨のせいか、さすがに今日の大倉尾根は、空いてそうだ。
 7:53、大倉到着。
 見上げると、青空が見えていた。(写真下)
 ヒル対策のためにズボンの裾と靴の間にガムテープを巻く。そんな時、隣でAKFさんがスパッツと靴に何かを塗っている。聞けば、タイガーバームとの事。最近、自宅で30年前のタイガーバームが見つかり、廃棄しようと思ったが、今回のヒル対策に使えるのではないかとチャレンジ。さて効果の程は、どうだろう? ....強烈な湿布薬の匂い。
 8:17、大倉を出発する。 
[大倉でも、青空が見えた]

 8:25、いつものように大倉尾根への道を進む。(写真下)
 前後に他の登山者の姿は、見当たらない。
[大倉尾根に向かう]

 10:05、駒止茶屋手前の階段にて、どうも今日は、ペースが上がらないと感じる。(写真下)
 結果的に駒止茶屋にて前回よりも20分近く、遅れていた。どうも、この暑さと高湿度に原因があるようだ。
[駒止茶屋手前の階段登り]

 登っていくと、ガスがどんどん濃くなっていく。風は、殆どない。
 この調子だと、塔ノ岳山頂でもガスの中のような気がしてきた。
[ガスが濃くなる]

 11:59、花立山荘直下の階段登り。(写真下)
 振り返っても、秦野盆地方面は、全くガスで見えない。真っ白なスクリーン状態。
[花立山荘手前の階段登り(振り返って撮影)]

 12:00、花立山荘(平日なので休み)に到着するが、山荘直下の階段スタート地点で、既に休んでいたので、山荘ベンチで休憩することなく通過。(写真下)
[花立山荘を通過]

 12:43、ヘロヘロの状態で塔ノ岳頂上に到着。前回よりも、約50分オーバーという大遅延。
 だが、AKFさん、このコンディションの中、登頂できたことで、大いに感動。(写真下左)
 ここで、ランチタイムとし、尊仏山荘でペットボトルのコーラを購入。(写真下右)
 やはり、喉ごしスッキリで、大満足。
 ....もう完全にコーラ中毒を自覚。
 案の定、ガスで四方の山々は、全く見えない。また、他の登山者は、尊仏山荘内に一人見かけた程度だった。山頂標識の温度計は、20℃を指していて、風が無く、全然、涼しさが感じられない状況だった。
 13:12、ガスの動きに変化がないので、景色を諦めて山頂を出発する。
[塔ノ岳頂上にて] [コーラが旨い]

 13:32、花立を通過。ここも相変わらずガスの中。
[ガスの中の花立]

 13:47、花立山荘前のベンチで小休止。ペットボトルで水分補給していると、なんと雨が降ってきた。前回も下山時は、雨(雷鳴あり)だったことを思い出す。どうも、午後から天気が崩れるパターンが多いようだ。
 13:53、花立山荘直下の階段を下っていくと、前方に一瞬、秦野盆地が見えた。(写真下)
[一瞬、秦野盆地が見えた]

 14:09、フラットな木道歩きの際、雨が止んでいることに気がつく。
 だが、堀山の家を過ぎ、フラットな尾根歩きとなった所で、再び雨が降ってきた。だが、その雨も長続きせず、駒止茶屋を過ぎると止んでしまった。
 15:22、見晴茶屋の前で小休止。ようやくガスの下に出てきたようで、視界が広がった。平塚市北部あたりでは、陽が差し込んでいるのが分かった。(写真下) これならば、この先、雨は降らないだろう。
[見晴茶屋からの光景]

 16:04、車道に出た先にある飲料自販機の前にて小休止。
 大倉尾根からの下りで、最近、楽しみとなったのが、この格安飲料自販機での、冷えたコーラの一気飲み。今回は、500ccとした。(写真下)
 ....コーラならば、コカでもペプシでもOK。
[自販機でコーラ購入]

 コーラを飲み、一息ついた所で、ふとズボンを見ると左膝下に血がにじんでいた。(写真下)
 「やられた〜!!」と、思わず声が出る。
 ガムテープを解き、ズボンの裾をめくると、ソックスの上に丸々と太ったヒルを発見。どうも、脛の上部で血を吸った後、ソックスまで落ちてきたようだ。
 AKFさんにソックスの上にいたヒルを見せると
 「....」
 一瞬、会話が止まる。その後、
 「ナメクジ? 初めて見ました。」
との感想。確かにヒルは、血を吸っていなければ、ミミズのような細さだが、目の前のヒルは、そんな体型ではなかった。幅1.5cm以上、長さ5cmぐらい膨らんでいて、相当、血を吸われたことが判明。
 その場で、ヒルを小石で押し潰すと、大量の出血。
 1匹のヒルにこんなに吸われたのは、初めてではないかと思えた。
 ....完全に油断。今回、ズボンの裾と靴の間に巻いたガムテープの巻き方が弱かった。

 一方、AKFさんの足元には、スパッツの外側にヒルが2匹発見されたが、血は吸われていない。タイガーバーム効果が、見事発揮されたようだ。
[出血事件発生]

 16:40、大倉バス停に到着。
 今日は、長々と雨に降られず、ラッキーだったと思ったのだが、最後にショッキングな結果が待っていた。さすがにヒルによる出血ショックは、隠せなかった。
 [大倉バス停に到着]


 今回は、とにかく暑くて湿度が高いため、汗ダクダクとなり、登山のコンディションとしては、過去2回とは比較にならない程、辛いものでした。それでも登頂できたのは、幸いでした。
 ですが、下山したら、派手な出血。
 大倉尾根でのヒルの棲息場所は、だいたい経験上、分かっていましたので、そこを避けて通ったつもりでしたが、完全に油断していました。

 ご同行戴きましたAKFさん、お疲れ様でした。



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。